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さよなら私 2話 感想 [さよなら私]

さよなら私 第2話 「認めたくない喜び」(視聴率5.1%) 感想(あらすじネタバレ含む)
人格が入れ替わってしまうという、現実では絶対ありえないけどドラマでは割とありがちな状態になっちまった友美(永作博美)と薫(石田ゆり子)
外見が薫になった友美は自宅まで来て自分の姿になった薫を呼び出す
友美は1日のタイムスケジュールや食品の購入や食事の事、親や近所付き合いの事までノートにまとめたものを手渡す


友美は薫に「何で私は夫を奪われた上に“1人ぼっち”にならなきゃいけないの」と薫の境遇を「1人ぼっち」と表現してしまう
「悪かったわね、1人ぼっちで」と言い返す薫
逆に薫は「洋介と久しぶりにしたんでしょ?どうだった?」と友美に問う
薫は「認めたくない喜び」を打ち消すように否定する
ただ、体が違ってしまえば感覚も異なるわけだからやっぱり自分が抱かれるのとは違うと思うんだけど・・・


逆に友美は薫として映画プロデューサーの仕事に出なければならなくなる
「仕事しなきゃ生きていけないのよ。専業主婦じゃないんだから」と薫
「やな感じ」と返す友美
「このポジションに就くまで必死にやってきた。失えない」と薫
「わかった」と返す友美
逆に薫も健人(髙橋來)のことを「命がけで守る」と友美に約束する


友美と薫がそんな状況の中、呑気な春子(佐藤仁美)はソファーに寝っ転がってまどろみながらサンドウィッチマンの「結婚式のスピーチ」の漫才ネタを見てヘラヘラ笑って夫・光雄(尾美としのり)の帰りを待つ
光雄は社宅の自室から漏れてくるサンドイッチマンの声とそれを笑う春子の声を見て刺激のない平凡な人生に絶望したような表情を見せる
そして、カパッとガラケーを開いて不倫相手の冬子(谷村美月)の画像を見てニヤニヤと笑顔になる光雄・・・


すると社宅のすぐ近くの公園のベンチに冬子が座っていた
感動の再会みたいに冬子を抱きしめる光雄だが、自宅の近くまで来られてしまうなんて危険だとは思わないんだろうか
しかし感情が突っ走った光雄は冬子を連れてどこぞのホテルに消えてしまう
春子に「仕事で泊まりになる」と嘘のメールを送る光雄・・・


翌日、いよいよ友美が薫としての「初仕事」
薫の指示で不機嫌な雰囲気をかもしだしておけばいいと説明されていたように「演じて」、スタッフの企画も罵倒してなんだかんだであっさり薫になり切ってしまっている
もっとここは薫になりきれず苦労したほうが面白いと思うのに
逆に友美になった薫は薫で料理なんてできなそうなイメージだけどちゃんと手の込んだ料理を朝から作っていてこれも意外


薫は友美とし友美の母の弘子(りりィ)に会いに行く
薫は友美を通して自分の事どう思っていたか聞く
弘子は薫のことが嫌いだったと答えるが、そのことを友美に行った時にそれまで反抗したこともなかった友美が激しく怒って、それから関係がギクシャクしてしまったことをつらつらと明かす
薫は友美の熱い友情(愛情?)を知る


ここで春子から召集がかかる
何がきっかけかは明かされていないが春子は昨夜の光雄の外泊が仕事ではないと気付き、光雄の不倫を疑って友美と薫に相談を持ち掛けたわけである


一方で、光雄と洋介はとあるバーで席が隣り合わせになるというドラマじゃなきゃありえないような遭遇を果たす
お互いの妻が親友同士とは知らず話始める光雄
露骨にニヤニヤして、そして誰かに今のめりこんでいる不倫の話をしたくてしたくてしょうがない光雄は洋介にノロケまくる
こんなに顔に出るタイプじゃ春子にバレるのも当然だ
そして洋介も洋介で自分が不倫をしていることを明かし、不倫野郎同士で盛り上がってしまう


友美と薫も春子の相談が不倫の話だったことで、春子の相談そっちのけでお互いの不倫関係についてのケンカが始まってしまう
春子も「アンタたちいいかげんにして!なんか2人の性格が変わっちゃったみたいだし」と憤慨してお開き


帰り道、友美はずっとこのままなのかと心配してしまう
薫は友美を抱きしめて「戻れるよ、絶対」と言い切る
やっぱりこの2人は薫が友美を支えてリードしてあげる関係なんだろう
そんな薫に友美は友情を超えた愛情を感じてしまったのかもしれない
いや・・・無理に同性愛ネタに持ってくつもりはないけどさ
でも友美の薫に対する感情って友情をちょっとだけ超えてる気はする


薫は友美として洋介と健人と3人で縁日に行く
「母親」として楽しい時間を過ごす薫
一方で薫として友美も洋介との不倫関係を受け入れてしまう
それどころか部屋を訪れた洋介に「おかえり」と言って自分から抱き付いてキスまでしてしまうほど
友美としてはずっと抱いてもらえなかったから薫としてでも愛する洋介に抱かれたいということなのか


しかし、それは薫と洋介の不倫関係を認めることになる
もし元に戻った時また苦しむことになる
寧ろ友美は薫として洋介を拒むと思っていたからこの展開も意外だった
別の体であっても洋介に抱かれたかったということなんだろうか
感覚も神経も自分とは違うだろうに・・・


薫は薫で縁日のスーパーボールを眺めながら自身の中で湧き上がる母性を感じている
友美も薫も「認めたくない喜び」を感じている状況
美しく幻想的なシーンで今回は終わり


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