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戦力外捜査官 最終回 感想 [戦力外捜査官]

戦力外捜査官 最終回 感想(あらすじネタバレ含む)
最終回は視聴率の割には破格対応とも言える2時間スペシャルと豪華版
かなり期待して見てしまいました
コメディとシリアスの間で揺れる刑事ドラマでしたが、
まぁまぁ面白かったドラマではないでしょうか
好き嫌い別れるというよりはあまり強く印象に残りにくいドラマという感じですよねこれ


この武井咲という女優はルックスは素晴らしいと思うものの、
なぜか出演したドラマとその演じる役がなかなか印象に残りにくい部分があり、
このドラマも眼鏡とあの髪型のせいで本来の美しさや可愛さが出ず、
さらにこの海月千波というキャラクターもそれほど強い個性や魅力があるとも思えず、
その意味では「相変わらず」な印象も抱いてしまいました

多分、素材としては「武井咲」という素材は極上の素材だと思うんです
それを生かす演出や役に恵まれていないような気がします
若いのに大河ドラマ「平清盛」含め実年齢よりかなり上の役ばかりやってるイメージもありますし、
それでいて等身大の「東京全力少女」は弾けすぎてこれはこれでまた違和感があり、
「しっくりくる」ハマり役というものにめぐり合えていないような気がして見ていて切ない気持ちにさせられる女優です

この最終回は結構壮絶な展開になるかとも思いましたが、ロシアンマフィア(?)が思ったよりショボくこれで一気に緊迫感がなくなっちゃったなぁという印象
「我が子を思う母の思い」がテーマでもあるストーリーで、
我が子の為に罪を被る母もいれば、
我が子の為に殺人を犯す母もいて、
それに向き合う刑事の辛さはすごく感じることができました

刑事物ドラマでは良く描かれる「組織VS現場」という構図も色濃いドラマでしたが、
これまでのテレビドラマ史の中で刑事物ドラマなど星の数ほど創られてきた中で、
とにかく新感覚を出そうとする姿勢も感じられるドラマではありました

警視総監が手錠をかけられるというある意味衝撃的なシーンもあり、
本職の警察官がこのドラマを見れば現実離れしすぎて共感できない部分も多々あるでしょうが、
それはそれとしてドラマの集大成としては意義あるシーンだったと個人的には思えます

格闘シーンで十八係の面々が皆不自然なほど強かったり、
敵の銃弾が不自然なほど当たらなかったりとかこの部分は現実離れどうこうより「ファンタジー」の部分ですよね
刑事ドラマの中の刑事は格闘で犯人に絶対負けない「最強の格闘家」でなければならないわけですから(笑)

なんとなく続編も十分ありそうな感じですが、
安易な恋愛モノにもっていかなかったのは良かったのか悪かったのか判断が難しいところですね
海月と設楽や大友と斗志美など・・・
大友と斗志美は何となくその後をほのめかすような描写でしたが
少なくとも斗志美は設楽をあきらめたような感じではありましたね
もし続編やるなら恋愛要素も避けて通れないような気はしますが無理にそうしなくても・・・とも思います

「愛とガスは隠せない」ということでしたが・・・
つまり・・・愛も??

続編の目安となる視聴率
1話 13.3%
2話 13.1%
3話 11.1%
4話 11.7%
5話 11.6%
6話 10.5%
7話 12.1%
8話 9.1%
9話 9.1%

平均11.3%と、低迷が続く日テレ土曜21時枠では貢献の部類だと思いますが、
完全な「尻すぼみ」型になってしまっているのがマイナスポイントにも思えます
中盤以降でもう少し刺激があればもっと伸びたような気もしますし惜しい気もします

続きがあればもっと深く印象に残るようなドラマになることを期待します
それにしてもこのドラマが「スポーツ行進曲」をなんであれだけ推してたのかだけがよくわからないですが
日テレだから?


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