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リーガルハイ 1話 あらすじ [リーガル・ハイ]

リーガル・ハイ 第1話「最高だけどサイテーの弁護士 愛も法も嘘をつく!?」 あらすじ(ネタバレ感想含む)
とあるガソリンスタンド
そこで何らかの失敗をしでかした店員の坪倉が店長に窓拭きの雑巾を頭部に叩きつけられボロクソに叱責
「クビだクビ!やめちまえ」と解雇までされている様子
しかも周りの店員も「またアイツ失敗したのかよ・・・」的に冷たい視線を投げているだけ・・・


怒りと屈辱に打ち震えた坪倉は「ぶっ殺してやる」と呟く
後日その店長が暑い真夏の密室で包丁でわき腹をエグられて遺体で発見さる
坪倉は当然のように逮捕され取調べを担当した刑事・白井(中原丈雄)に厳しい尋問を受ける
白井はイスを蹴飛ばし坪倉を転倒させ後ろから優しく抱きしめるも「何日でも拘留してやる、つ・ぼ・く・らぁ~!」と耳元でキツく囁き坪倉はついに「自白強要」され懲役10年を言い渡される・・・


この坪倉を演じるのは中村蒼
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを獲得し、
近年では「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」で佐野泉役を演じた俳優である
そんな坪倉は判決を言い渡されると力が抜けてへたり込んでしまう
いかにも「無実の罪」を自白強要で認めさせられた冤罪事件のような描写である


この坪倉の弁護を担当したのは駆け出し弁護士の黛真知子
「正義の弁護士」に燃える真知子はどうにかして坪倉を無実の罪から救おうと必死だ
そんなある日、真知子は移動の電車内で無罪判例集の本を読んでいた
お年寄りが来たから空いた席を譲ろうとするが、そこに謎の怪しい人物が横から割り込んで座ってしまった
「正義」に燃える真知子は憤慨する


席に座りそこなった事が辛いのかしんどうそうなため息を漏らすお年寄り
真知子は「若いんだからお年寄りに席を譲ってあげては?」とその人物に進言する
するとその人物は「若いからって健康だとなぜわかる。もし重度の心臓病を患ってたらどうする?それに彼は見た目は60代だがスポーツクラブに通っている。そのクラブのバッグの年季からもかなり年月通っていることがわかる。服の上からもその発達した筋肉がわかる健康体だ。そしてそのスポーツクラブは次の駅の駅前にある。たった1駅区間の移動に座る意味もないし、無駄にタちすわりの動作を強いるだけと思い申し出なかったまで。何か反論ありますか?」と完全に真知子を「論破」


その人物の言う通り、そのお年寄は電車が止まると降りてしまった
思わせぶりなため息なんかつきやがって・・・
でもこのご時勢60代くらいじゃ「お年寄り」でもないし寧ろ席を譲っても「老人扱いするな」と言われそうですね
とにかく論破された上に性格の悪さが滲み出ているその人物にムカついた真知子は別の車両に移動しちまう
その人物こそこのドラマの主人公である古美門研介であった


真知子は拘置所の面会室で坪倉と話す
坪倉は「僕の人生いつもこうなんです。ついてないというか・・・。今まで何一ついいことなんてなかった。こういう星の元に生まれついたんですよ「」と諦め顔
しかし真知子は「お金を貯めて大学にに行き大好きな植物の学者になる夢はどうする」と叱咤
心を取戻した坪倉は仕切られたガラス越に真知子と手を合わせるまるで恋人同士みたいな描写


真知子は所属する業界最大手の法律事務所「三木法律事務所」に戻り、代表のヤメ検弁護士・三木長一郎に控訴する方針を挙げる
三木は真知子に企業法務担当になってもらって海外取引のエキスパートになってほしかったとのこと
そんな国選案件にいつまでもズルズル関わるなと突っぱねる
会議室から出て行く真知子を意味ありげに見つめる三木


真知子の後を三木が寵愛する秘書の沢地がやってくる
この件に力を貸してくれる超実力派弁護士の存在を教えてくれる
真知子はその弁護士に会いに行く
そこは閑静な住宅街に位置する豪華な邸宅
出迎えたのは身の回りの世話をしている事務員の服部


邸内に通される真知子
奥でバイオリンを弾いている怪しげな人物がいる
その人物は以前電車で完全にコケにされた古美門だった
古美門は真知子を覚えていないようで「誰ですか?」と対応
どうやら別の来客がある日のようでその来客と真知子は間違えられた様子


ついに本来の来客者である美人の中国人がやってくる
演じる福本幸子は母に台湾人を持ち中国語ペラペラの沖縄アクターズスクール出身の女優
鈴木砂羽に似てる・・・
古美門はその中国人に盲目的に惚れてしまっている
真知子のことなど目に入らず


真知子は必死にすがりつく
古美門は「そのがに股で思い出した」と真知子をぼろくそにコキ降ろして館から追い出してしまいます
依頼したければ3000万円持ってこいと無理難題を突きつけて


戻った真知子は沢地に古美門について詳しい情報を聞く
遊ぶ為に三流大学に入り遊びほうけながら司法試験に一発合格し、金になる案件と感じたら無理矢理訴訟に持ち込み、法律スレスレ、時には違法(イリーガルハイ)な手法で裁判は連戦連勝で三木法律事務所エースに


やがて三木の手に負えなくなった
3年前ある事をきっかけに三木は古美門を追い出す
しかし財界には古美門の支持者が多数いて、
その支持者の高額な依頼で金満三昧悠々自適な日々を過ごしているとのこと


どこぞの高級鉄板焼き店舗でどこぞの会社のクーデター問題の対応に当たっている古美門
クーデターの張本人の専務を不倫現場の写真を突きつけ退却させた古美門
その強引な手法の片鱗が描かれる・・・


翌日、真知子が3000万円を抱えてやってくる
なんと父の畑や田んぼを担保に手に入れた金とのこと!
たかが1つの案件の為に3000万も用意するなんてあまりにも非現実過ぎる・・・


古美門は三木が自分を嫌っているはずだと真知子に告げる
真知子は「事務所の日和見主義には私はうんざりしている」と「正義の味方」らしい発言
古美門は坪倉の弁護を引き受けることに
坪倉は事件当日は公園でコーヒーを飲み1日中草花を見ていたということでアリバイがあるとのこと
それだけを確認すると古美門は坪倉に「残り少ない拘置所生活を楽しみたまえ」と告げる


まずは坪倉の美談を集める
次は取り調べ担当刑事・白井の悪評を集める
次はその白井の悪評をマスコミに流させる
次は人権団体を炊き付ける
これら「4本の矢」の方針を古美門は提案する


まずは真知子が坪倉の実家の田舎に行き坪倉の評判を聞く
「虫も殺せない」「心臓にいいからのひまわりの種をおばあちゃんにくれた」「少ないバイト代から仕送りをしてくれてもいた」など人情に弱い裁判官や裁判員がグラつきそうなネタを次々仕込む真知子


次は古美門子飼いの「何でも屋」スパイである加賀蘭丸がチンピラに扮して白井と接触
その白井の酷い取調べぶりを体感
これを「実体験者」としてマスコミに登場しあれこれ暴露する
「あれじゃ誰でもやりました」と言っちゃうでしょうね」と自白の強要が状態化していることを示す


そして若者や子供に対しては腰が軽い人権団体もすぐに動く
欄丸も一緒になって「無実の罪で苦しんでいる」坪倉を救う署名活動を展開する
かなり大事になった展開・・・


古美門は坪倉のアリバイ成立の鍵を握る公園内のかしわ茶屋オーナーの斎藤博也を攻めることに
演じる六角慎司は伝説のコントグループ「ジョビジョバ」のメンバーの1人である
坪倉が当日コーヒーを買ったかどうかを「何度も聞かれてるけど覚えていない」と斎藤
古美門は世界で今坪倉を救えるのは斎藤だけだと告げる
そして「人を救うということは自分を救うということにもなるんだよ?」と優しく諭す
別居中の妻子が坪倉を助けようと証言する斎藤の姿を見たら惚れ直すだろうと
坪倉は露骨に篭絡される


「そんな人がいたのを見た気はする」と斎藤
しかし警察に「お前の記憶違いだろう」ともみ消された事実を明かす
古美門は「これで決まりだ」と確信を得る


いよいよ裁判当日
担当検事の杉浦(正名僕蔵)は過去に古美門苦渋を舐めさせられ続けている「カモ」とのこと
服部が始めて真知子に作った料理も「カモ」のローストのオレンジソース煮だった・・・


裁判では杉浦がまず坪倉が言った「ぶっ殺す」という発言を強調
しかし古美門は人間は様々な場面で軽々しく「殺す」という言葉を発する事を庶民からの聞き取りから明かす
そして本当に殺そうとする人間は「殺してやる」とは言わないと語る
本当に死ぬ気がある人間が「死んでやる」なんて言わないのと同じだ
これは納得


坪倉は店長に解雇を宣告されていたが、過去にも何度かあったことでその度に数日すると「早く店に出てこい」とフォローの電話があったとのこと
その度に坪倉は「ありがたいことだ」と思い店長を尊敬していたとのこと


次は自白の強要疑惑が濃厚な白井が登場
しかし白井は取調室のドアを開けたまま取り調べはやるから恫喝や暴力があれば皆気づくはずだと主張
古美門は「坪倉さんはドアは閉まっていたと言っていますが?」と指摘
すると白井は警察側の常套句「記憶違いでしょう」と主張
挙句に同僚刑事たちもことごとく口裏を合わせていて白井の潔白を主張(捏造)


翌日の法廷
ついに「切り札」の斎藤が登場
もう斎藤はめちゃくちゃ気合入りまくって坪倉を見たと主張


すると杉浦はこの件の重要証人として芸大の学生で喜怒哀楽の「楽」の感情しかないような謎の女・島村智子(波瑠)を連れ出す
なんと島村は事件当日その公園でコーヒーを買ってベンチで1日中デッサンをしていたと主張
当日売れたコーヒーはデータ上1つだけということはわかっている
つまりその日コーヒーを買ったのは1人だけであり坪倉か島村のどちらかが嘘をついていることになる


島倉がその日コーヒーを飲んでいた「証明」は彼女のブログだった
彼女は5年間1日も欠かさずブログを日記代わりに更新をしていた
そして更新日の偽造などが行われていないことも調査済みとのこと
事件当日のブログ記事にしっかりそのことが記載されている
これで坪倉のアリバイも斎藤の証言もすっかり信憑性がなくなった


完全に動揺してろれつが回らなくなる斎藤
ここで坪倉が「あの日ベンチに座っていたのは僕だ」と取り乱して暴れる
退席させられる坪倉・・・
傍聴席で一連の流れを見つめほくそえむ三木
古美門は「ボク負けた?」と発狂


自宅に戻り荒れながらダーツを楽しむ古美門
真知子は三木のスパイか真知子自信も利用されたんだろうと言う古美門
杉浦は最初からあの女とブログの存在を隠し持っていた
最初から勝てる裁判と知って三木が「使えない」真知子を古美門の元に送り込ませたとのこと
古美門の裁判無敗記録をストップさせ「差し戻し審で負ける」という屈辱を古美門に与えるために・・・


真知子はツボクラとシマムラの「嘘吐きはどっちだ?」で頭を痛める
ここで服部が「毎日ブログを更新するというのは相当大変なんでしょうな」とヒントめいたことを呟く
すると真知子は思い立ったようにノートPCを開いて何やら探し始める・・・


その頃、古美門は悪酔いして城西署に乗り込み白井刑事に会わせてくれと暴れて叩き出される
そこに真知子から「突破口を見つけた」と電話が
その場で古美門も建ったばかりのガラス張りビルを見上げてその定礎を確認し「奇遇だね、僕も見つけたよ突破口」とまた人を食ったような「古美門スマイル」が復活する
たまりません


坪倉が暴れたことで停止していた裁判が再開する
真知子はまず島村のブログの「穴」を付く
過去5年の全ての更新を調べた真知子
おそらく徹夜の作業だっただろうがその中で日記の欠陥を発見した真知子
島村の「日記」は更新された日付と事実が必ずしも一致しない事実があった・・・


定休日のはずのラーメン屋でラーメンを食べて「おいしかった」
1週間前のはずである幼稚園の運動会で「かわいかった」
1年365日全ての日に日記のネタなどあるわけがない
島村は日記のネタとして過去に体験した事を「ストック」してネタがない日にそれを「当日」の出来事として更新していたわけである


真知子は「毎日更新する事は素晴らしい事だ」と決して島村を攻めず
しかし「こと日付に関してはあなたのブログは信憑性が薄いです」と告げる
そして再度「コーヒーを買って公園にいたのは事件当日か」を問う
それまで「喜怒哀楽」の「楽」の感情しかないようだった島村はここで始めて「哀」を出し「わかりません」と回答
とんだ「今日の出来事」である


次は古美門が白井や同僚刑事の虚偽証言を暴く
「取り調べの最中、ドアは開けられ“非常に静かだった”」と3人が揃って口を合わせていた城西署刑事課面々
「物音1つしかなった」と
しかし当日は隣のビルの建設でうるさくて仕方なかったはずだと主張
昨年2011年は震災の影響で節電の夏だった
警察署などの公共機関はエアコンなどを控えて窓を空けて涼を取っていた
「物音1つしかなった」のはおかしいと古美門


これ・・・古美門の喋り方が説得力あるから流されがちだけど・・・
“取調室からは”物音1つしかなったという主張じゃないの?
まーでも外がそれだけ騒がしければ取調室の物音など聞こえないはずであり、
まして締め切っていたなら尚更
つまり「物音1つしなかった」という虚偽の証言を法廷で現職警官がしたことになるわけで・・・


これにより再度白井が法廷に呼び出される
白井は検挙率の悪い城西署を強化する為に警視庁捜査1課から移動してきた立場である
輝かしい実績とキャリアを誇る白井は所轄の若い刑事からすれば神のような存在
取調べに対する口裏を合わせることなど指示しなくても暗黙の了解で現場の刑事たちは従うだろうと古美門
さらに白井が来ても検挙率が上がっていないことを指摘する古美門


取り調べの全面可視化が実現したらますます白井は犯人を「オトす」ことができなくなるだろう
白井はもう終わったと白井だけに白い目で見られるようになることはプライドの塊の白井には耐えられない
だからどうしても検挙率を挙げなければならず坪倉を恫喝・脅迫まがいのやり方で自白を強要したと古美門


触れられたくない事実を次々突かれた白井は理性を失う
「お前に何がわかるんだよ。可視化だの(被害者の)権利なんだのヌルい事言ってたらホシなんて落とせないんだよ!」と白井
杉浦は白井を制止する
しかし古美門に挑発され白井はもう「スイッチ」が入ってしまっている状態


「オレには長年の経験がある。最初からピンと来た。ああいう奴は少しくらい脅さないとダメなんだ」とさらに不味い事を言う白井
杉浦は再度必死の形相で制止
「ああいう女の腐ったような奴はやってるに決まってるんだ!」とさらに血圧が上がる白井
「根拠を示してください」と古美門
「目見りゃわかるんだよ!」と全く信憑性のない判断材料を絶叫する白井
ドン引きして静まり返る法廷・・・


ガックリするスギちゃん
もっとガッカリしてる傍聴席のミキティ
勝ち誇ったような笑顔で「以上です」と古美門


坪倉は無罪を勝ち取る
拘置所から出て真知子に感謝をする坪倉
ほのぼのしたシーン・・・
その様子を白井が面白くなさそうに見ている
咥えタバコで長淵剛みたいな目をして不快そうに肩をすぼめて去って行く白井・・・


すると坪倉は初めて見せる口の悪さで「なんだよあの(長渕みたいな)目・・・」とつぶやく
そして表情は見せずに後姿だけになるが「“次は”お前をぶっ殺すぞ」と続ける坪倉・・・
ガッキーの表情と画面が凍りつく戦慄かつ衝撃の展開・・・
すぐに振り返り「冗談すよ」と坪倉
真知子の左手を無理矢理リフトアップして拘置所でやった手を合わせる「片手ハイタッチ」をして去る坪倉・・・


その触れられた左手を汚らわしそうにする真知子・・・
そこに全てを知っていたような雰囲気の古美門がやってくる
「怖くなったか?自分は殺人犯を野に放ってしまったのではないかと」と真知子に問う古美門
「先生は彼がやったと思っていたんですか?」と問う真知子
古美門が一瞬の間のあと「どっちでもいい」と返す


「そんなことに興味はない。検察の証拠は不十分だった。だから彼は無罪になった。」と続ける古美門
「でも、だとしたら真実は・・・」と真知子
「うぬぼれるな。我々は神ではない。ただの弁護士だ。真実が何かなどわかるはずがない。」と古美門
「だったら・・・私達は何を信じればいいんですか?」と真知子
「自分で探せ」と言い放って三木の元に戻るよう告げて去る古美門


しかし真知子は三木法律事務所に辞表を出す
「これからどうするんだ?」と問う三木
「わかりません。お世話になりました」と一方的に去る真知子


一方、古美門は例のクーデター会社の社長から会社を追放された事を告げられる
例の専務が家庭を壊されてもいいとまで腹をくくってクーデターを決行したとの事
「まだ次の手があります」と古美門
しかし「いや、彼に会社を任せてみてもいい気がしてきたんだ。私の時代も終わりだ」と社長
結局先方及びグループ企業の契約は全て打ち切りになると告げて去って行く社長


最大の収入源を失い放心状態の古美門の所に真知子がやってくる
「今までの殿様商売は終わりですね。今後は小さなな訴訟も受けて、地道な営業も必要ですね」と呟く真知子
古美門は「なにしにきた?」と真知子に問う
「私この事務所で働いてもいいですよ?3000万の借金を肩代わりして下さい」とめちゃくちゃな要望の真知子
当然突っぱねる古美門


「何をたくらんでる?」と問う古美門
「探したいんです。何を信じるべきか・・・ここで」と古美門
結局服部の仲介で前の事務所の70%の給与でそのうちの25%を借金の返済に充てるという契約になる
「事務所の名に傷をつけたらすぐ解雇する」と古美門
「不当解雇には断固闘います」と真知子


そしてワインで乾杯する3人
スイスのホテルで料理長・書の心得がある・珠算の力もかなりのものな多彩な服部の得たいの知れなさ
一気飲みして顔をあおる真知子
そして真知子は帰り際、最初の出会いでの老人の一件を蒸し返す
あの時やはり席を譲るべきだったと主張する真知子
いくらスポーツクラブのバッグを持っていても次の駅で降りる確証はない
それは古美門の根拠薄弱な推測に過ぎないと
やはり席を譲るかと聞くべきだったと一方的に主張する真知子


「合格だ」と古美門
しかしすぐに「あの場で言えていたらなぁ~!」とコケにする
頭に来て館を飛び出す真知子
お互いに「最悪」と呟く
相性最悪なコンビ誕生で今回は終わり

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扱ったテーマとしては社会問題になっていた取り調べの自白強要、そして取り調べの全面可視化を扱ったものでしたね
白井の発言は検挙側の主張でもあったように思えますしこれは本当に難しい問題ですね
それほど犯人逮捕・自供させることは困難なものなんでしょう
かといって「やった」と言わせれば犯人かどうかなどどうでもいいというのはさすがに考え物です


そして何よりラストの衝撃のどんでん返しですね
そこまでにも逆転また逆転があり、最後の最後で話を根底から覆す展開です
結局真犯人は誰なのかという問題に行き着きます


坪倉は犯人なのか?
やはり「“次は”お前をぶっ殺す」と言った「次は」というセリフですね
「次は」ということは既に殺人をやった人間でなければ言えないセリフでしょう
そう考えるとやはり坪倉が犯人だったのか
そう考えるのが自然かもしれません


しかし島村が現れた時「あの日あの場に座っていたのは僕だ」と主張して暴れる坪倉の様子
あれも「事実が捻じ曲げられようとしている」からこその人間の足掻きにも見えます
あれが罪を逃れるための演技だとすれば坪倉は出所後ハリウッドに渡りアカデミー賞を目指すべきです
それくらいあの様子は「真実味」があった
また実家や周辺での評判の良さもある


ただ普段は穏やかで虫も殺さぬ人間でも意外と「沸点」が低くてカッとなってしまうと理性が崩壊してしまうようなタイプの人間もいます
坪倉はもしかしたらそのようなタイプかもしれません


どちらにしても真実は古美門が言う通り「神のみぞ知る」ということで帰結させられてしまうわけです
ただそれを言った古美門がなんとなく「真相」をわかっているような雰囲気を纏ってもいるんですよね・・・
実は古美門が真実を知っていてそれでも敢て口にしないだけということならどこまで深いドラマなんでしょう



以上、リーガル・ハイ 第1話「最高だけどサイテーの弁護士 愛も法も嘘をつく!?」 あらすじ(ネタバレ感想含む)でした
第1話の視聴率は12.2%でした

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