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刑事110キロ 1話 感想 [刑事110キロ]

刑事110キロ 第1話「殺人の過去を持つ女!!新人刑事の型破り捜査」の感想(あらすじネタバレ含む)です
あの石塚英彦演じる新人警官の「花沢太郎」が超人的洞察力と超人的体重で難事件を次々解決していく新感覚刑事ドラマのようです
刑事ドラマはヒットするか丸コケするかのオール・オワ・ナッスウィングな部分があるので、かなり実験的な作品かもしれません


いまやすっかり刑事ドラマの顔みたいになってきた中村俊介が石ちゃんとコンビを組むことで長身(185cm)スマートイケメンの俊介と、実際は110キロ以上の体重があると思われる石ちゃんとの良いコントラストになっていて画面的にも鮮やかでしたね

花沢太郎というなんとも心地よいネーミングのこのキャラクターは、主役特権とも言える特殊能力があり、それが常人離れした洞察力です
細部まで見落とさないその洞察眼で相手の状況・心情を全て汲み取ってしまうのは得難い能力です

一方、相棒の木内光義は「可もなく不可もなく」と言った感じの刑事でこの意味でも「コントラスト」が際立っています
上司の錦織玲子(高畑淳子)に「残念な人生送ってるのね」と皮肉られるほど刑事としての面白味に欠けるキャラクターのようです
でも、イケメンです(笑)

また錦織課長付き特別班の最後の一人、権田千夏(星野真里)は情報収集能力に長けているようで、膨大な監視カメラの記録データを一人で全て見るというある意味超人的な根気の持ち主でもあるようです

こんな愉快な仲間達が描かれる刑事ドラマとなればおもしろくないわけがないということで見ていました
市原悦子演じる「三宅悠里子」
竹下景子演じる謎の女・あかね
石井トミコ演じる謎のインチキ占い師・鈴春
いろいろ興味深いメンバーではあります

今回の事件は一見、息子が恋人を殺した容疑で息子を守ろうとする悠里子という構図のように思わせ、
結果的には息子が殺され悠里子がその復讐で「黒幕」にあだ討ちした形のものでした

思えば最初に木内ちゃんが三宅悠輔を捕まえられていれば悠輔は死なずに済んだかもしれない
そう思うとやるせないですが仕方ないですよね・・・

それにしてもいくら金積まれたからってそんなに多くの人間が虚偽の証言をしたり、
口封じの殺人を犯したりするもんなんでしょうか
実質裏社会の人間みたいな犯人側でしたね

そして昨今問題になっている警察の自白の強要・冤罪問題にも一石を投じるようなテーマでもありました
証拠はとにかく後付で「犯人」を逮捕されすれば良いという警察の姿勢を叱責する悠里子が印象的でしたね

あとは「ボス」の錦織玲子も魅力的なキャラクターだと思います
高畑淳子って最近はどのドラマ出てもカッコいい役ばかりですよね

この1話は甘く切なくホロ苦いストーリーでした
次回はどうなるんでしょう?
謎の女・あかねが暴れてましたね

110キロの肥満型刑事がどのような活躍を演じるのか
こんな刑事ドラマは今までなかったからちょっと期待してしまいます
昨今はいろいろユニークな刑事が誕生していますが、
このドラマの花沢太郎はどこまで伸びるのか、
それとも「相棒」みたいに木内ちゃんとのコンビで伸びるのかいつまでもぼくは見守っていきたいなと思いました

以上、刑事110キロ 第1話「殺人の過去を持つ女!!新人刑事の型破り捜査」の感想(あらすじネタバレ含む)でした
第1話の視聴率は14.1%でした
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