SSブログ

ふれなばおちん 7話 ネタバレ [ふれなばおちん]

ふれなばおちん 第7話 「恋の代償」 ネタバレ(あらすじ感想含む)
夏(長谷川京子)は龍(成田凌)に「オレはあなたの世界を壊さない」と告げられる
でもそれは責任は取らず遊びたいとも解釈できるわけで「都合のいい発言」であることに自己嫌悪する龍
龍は「嘘つき」であるはずの自分が夏の前だと正直になってしまうと明かす
だからこそ夏にこれだけ惹かれたのかもしれない
しかし夏も「リスク」を取れない自分を認め「私も一緒」と返す


そこに義行(鶴見辰吾)から着信が入る
ただでさえパート先の店長・伊丹(山本浩司)に龍との関係を見られてしまい困惑している時に、一番関係を知られてはいけない相手からの着信でさらに表情が硬くなる夏


義行は莉絵(戸田菜穂)が車で去っていくのを見ていたことから「今どこ?」と問いただす
夏は「外よ。別の場所で会おうということになったの」と上手い嘘か苦しい嘘か微妙な感じで取り繕うが、やはり義行は根本的に鈍いのか「そうか、わかった」とあっさり納得して電話を切る


いや、でもやっぱり義行もバカじゃあない
夏の帰りを心配して部屋の外でウロウロして待ちながらも、龍の部屋のベルを鳴らして龍が在宅しているか確認し、龍の不在を知る


夏も龍とは結局「キスまで」で帰ることに
大抵の不倫ドラマならとっくに一線を越えているだろうけど、やはり夏の性格では一線を越えるなどそう簡単にできるわけがない
ただでさえ「他人の前では裸になれない」と言ってるほどなのに、今は家族がある身なのだから


翌日、パート先で店長の伊丹からシフト表を渡されると夏は週5勤務にされていて「こんな希望出してない」と告げるが店長に「(仕事に)入れない理由が急にできたんじゃないんですか~?」と早くも龍との密会現場を見たことで足元を見てくる伊丹に何も反論できず週5勤務を受け入れることに・・・
とりあえずちゃんと名前で呼ぶようにはなっているが・・・


そして上がりの時間になっても追加の仕事を押し付けてくる伊丹
「もう上がる時間なんです」と夏が答えると「あ~、この後彼と約束ですか?」と嫌味ったらしくチクチク突いてくるクソ店長
つーかめっちゃブン殴りたいわ~コイツ(笑)


夏は結局断れず追加の仕事をこなして帰宅する
既に外は暗くなっているから数時間は「サービス残業」させられたんだろう
暗い中自転車を急いでこいでいるとすれ違ったチンピラみたいな男が妙に振り返ってジロジロ見るが特に何もなく無事に自宅に戻るが真樹夫(篠田涼也)が怪我をしていてその連絡の電話さえ受けられなかったことを知る


翌日、龍が社宅に戻って来ると莉絵と良(下田翔大)が大喧嘩していた
莉絵はやはり良を引き取りたくなったようで
莉絵自身も駆け落ち以後かなり迷走しているし言ってる事もブレてきている
そもそもなんども自宅に戻って来てる時点でやっぱりどこか後ろ髪引かれる思いだったんだろう


それにしても龍というか成田凌くんのワイシャツとネクタイ姿はめちゃくちゃカッコいい
若いころの窪塚洋介に似てるなぁ
窪塚洋介と鈴木一真を足して2で割ってミックスド・シェイクしたような感じだね


龍は外で激しくヤりあってる2人に「オレの部屋で話したら?誰もいないし」と提案する
いやそれもおかしいでしょ(笑)
なんで赤の他人の部屋で家庭のデリケートな会話をするんだ
夏が倒れた時になぜか龍が呼び出されたりもそうだが龍の立ち位置がいろいろおかしいことになってる(笑)


しかしなぜか莉絵は拒まず龍の部屋でそんなデリケートな話をすることに
莉絵は莉絵で夏の不倫相手ということで興味もあったんだろうけど
しかし良は感情的になるばかりで、莉絵も莉絵で自分の考えを押し付けるだけで話は平行線
当然分かり合えるわけもなく良は「二度と来んな」と吐き捨てて出ていってしまう
しかし莉絵は「後悔なんてしていない」と自分に言い聞かすように絞り出す
「好きだったから」となんだかもう不倫相手と破局したような言い方が気になったけど気のせいかな?


夏は夏で依然として伊丹の陰湿な嫌がらせに苦しめられ続けてきた
仕事であれこれ理不尽なイチャモンばかりつけられる夏
ちょっと伊丹もここまで執拗に夏を恨む理由が弱すぎる気がする
1回ちょっと反論されただけでここまで憎めるもんか?
どうしたらここまで屈折した性格になれるんだか
よほど悲惨な人生を歩んできたのだけは確実だろう


そしてそんな夏が働く店に龍と若林(古畑星夏)が劇団の備品を買いにやって来るというまさにドラマならではの「世間は狭い」状況に
執拗にネチネチ夏をイビり続ける伊丹にブチ切れて殴り掛かろうとする龍を制止する若林
このシーンの若林はかなり聡明


しかしそれでも我慢できず殴り刈ろうとする龍の前に義行がやってきて伊丹の肩を叩く
そして伊丹にパートに八つ当たりせず本部に劣悪な労働状況を申告すべきだと告げ暴力なしで説得する
そもそもこの店で働き続けることにそこまでこだわらなくても他にパート先なんていくらでもありそうなものだけどなぜ夏や義行はここで働くことにそこまでこだわるのか・・・


と、思っていたが、義行は「お前、今日でこの店辞めろ」と告げ夏を連れて帰ろうとする
そりゃそうだ
こんなとこで働き続ける意味がない


すると伊丹が突然他に客もいるってのに「いいダンナなのにねぇ~!」と絶叫する
「カッコ良すぎて涙が出ますよ。こんないいダンナなのに奥さん男と浮気してますよ。こないだ会いましたもんね。あの男、俺より若いんじゃないですかぁ~?あんなの相手にしてるんでしょ?そりゃダンナじゃ満足できないわ~」と洗いざらい全てブチまけちまった!


夏は「違う・・・」と否定するが・・・半分は事実だけに・・・
義行はまだ冷静さをキープして取り乱しもせず「(夏は)そういうことができる性格じゃない」と伊丹に返す
そう、夏のようなタイプは絶対不倫に踏み切れないはずなんだ
だからこそこのドラマは面白いのかもしれない
「不倫ウェルカム」な恋愛体質女の不倫ドラマなんて今更見たって面白くもなんともない
そして現実は夏のようなタイプの主婦の方が多いだろうということだ


義行はその話が真実かどうかはどうでもいいと返す
上条家は夏で回っているわけで、夏にはいてもらわなくては困るとも加える
だからこそ家族としてこのような職場で働かせるのは心配で仕方ないと夏を極めて紳士的に事を荒立てずに連れ帰る器の大きさを見せる


このシーンの鶴見辰吾は本当にカッコいい
大人の魅力にあふれている
やっぱり心に余裕があるって本当にカッコいい
心に余裕がないとすぐピリピリして怒りっぽくなるけど義行にはそんなところが全然ない
伊丹はまさにその真逆
「心に余裕がない大人」の典型例みたいな感じで言動や行動にそれがモロに出てる


龍は義行の器の大きさを見せつけられて苛立つ
自分が夏を好きな気持ちなんてちっぽけなものなんだと自棄気味に
義行は義行で帰り道も伊丹が行ったことを問いただそうともせずどこまでも懐が広い姿を見せつける
本当にこんな「理想の夫」がいれば不倫なんてしようとも思わないのにね
まして夏の性格もある
二重の意味で「なんで不倫するのか」わからないドラマでもある


結局「好きだから」ということに尽きるのか
家族は大事だし夫にも何の不満もないけど「好き」という感情は別だと
そしてスキンシップに弱い「ふれなばおちん」な夏の不器用な性格もね


夏の不倫はパートの職場で噂になってしまったようで、職場の噂からなぜか真樹夫の耳にも入って来た
パート仲間の息子に真樹夫の同級生でもいたのかな?
そして真樹夫は優美香や良の前でそのことを明かす
しかし優美香は「お母さんはそんなことしない」と信じようとしない
そりゃ自分の親が不倫してるなんて知ったら子供はたまらないだろうな
気持ちはわかる


だが良は夏と龍のキスを目撃していることからそのことを知っている
あやうく口を滑らしそうになるが、とにかく「女なんてみんな同じだ。他に好きな男ができればすぐそっちに行く」と吐き捨てる


すると優美香は良の手を握って「私は違うよ」と告げる
幼馴染の思いに勝るものはない
そんな優美香の思いは良の心に響いた様子
なんとなく矢野聖人に似てるな彼


優美香はその足で夏に直接「お母さん、不倫とかしてないよね?」と問いただす
露骨なまでに動揺している夏の顔をじーっと見つめる優美香
夏は嘘をついてごまかすと優美香は安心したように自分の部屋へ消えてゆく
しかし夏も嘘ばかりつくようになってきたな
これじゃ龍より「嘘つき」だ
ウソなんてつけない性格にも思えるけど結構ポンポン口から出まかせがその場の機転で飛び出してしまう夏


龍は秋からの地方帯番組の制作会社から来た制作本部長・信田桐次(田中要次)と会う
10年前に龍が取り立て屋の「青柳」として出演していた昼ドラの時に東京の制作会社にいた縁で顔見知りだ
しかし信田は龍が「要領よくなった(丸くなった)」と指摘する
「10年ぶりに会う奴にどうこう言われたくない」と龍にしては珍しく乱暴な口調で反論する
しかし信田は10年前のまだ10代だった頃の龍は自分のセリフがない時ももっとグイグイ前に来ていたと指摘
そしてそんな「オレだけを見ろ」という熱さが龍の魅力だったと語る


それが今じゃ小さな劇団の看板役者で満足して、昼は派遣社員をやって小さくまとまって「安全志向」になってしまったことに信田は幻滅しているのである
さらに、本気で売れようと思ったら今の安全志向な生活はないだろうと核心を突く


「いつから逃げるようになったの?」と問いかける信田
「逃げ癖がつくと欲しい物、本気で取りに行けなくなりますよ。勝負しなさいよ。じゃないと、そういう男の顔になる」と熱く龍の背中を押す


龍は職場で義行に「今度の日曜日に劇団のオーディションがあるので見にきてほしいと奥さんにお伝えください」と上申する
義行は「いいけど・・・直接言えば?家隣なんだし」と軽くあしらうが、龍は思いつめた表情で「課長から奥さんに伝えてほしいんです」と義行の進む方向を絶ち塞いで再度繰り返す


さすがに義行も龍の真意を察したらしく「あぁ、わかった」とキリッとした表情で返す
そんな光景を眺めていた若林
「男の顔」になったカッコいい龍にまた惚れてしまった様子
そうでなくてもカッコいいんだけど
つーか古畑星夏も相当可愛いな
いつも見てて思うけどあの大きな大きな瞳に飲み込まれそうな気分になってくる・・・


そして翌朝
ゴミ出しで一緒になった夏と龍
龍はついに「すいません、オレやっぱ・・・あなたの世界壊します」と宣言
「あなたを課長から奪います」とさらに具体的に告げる
「勝負」がこんな形で現れた龍
ただ夏のようなタイプに手を出した以上それくらいの覚悟がなければダメだろう


そして「オレ来月福岡に行くんです」と告げる龍
さらに社宅の敷地内であちこちにご近所さんの目がある仲で夏の手を握り「一緒に行こう」とまで言い切る龍
すぐ近くにホウキで敷地内を清掃していたおばちゃんいるはずだしこれ確実に見られてるんじゃないの?
とにかくこれで完全に「略奪愛」モードになった龍
結局平和な不倫なんてないということか
義行も夏には「いてくれないと困る」存在と語っていることからそう簡単に「決着」はつきそうもない


次回はいよいよ最終回
予告を見るとついにここまで一貫して冷静だった義行が激昂して龍を殴っている「修羅場」まで描かれる
義行だって夏は必要な存在だしあっさり引き下がるわけがない
ただ龍殴るくらいなら伊丹もブン殴ってほしかったけど
とにかくあと1話で決着がつきそうな話ではなさそうだけど・・・
どう落とすのかとても興味が尽きないのである


このドラマの楽曲はkōkua(コクア)の主題歌「黒い靴」も、信近エリの挿入歌「君の声を」もどっちも素晴らしい
近年のドラマでこれほど楽曲が光っているドラマもかなり稀じゃないだろうか
そして夏が「家族を捨てる」ことなど天地を逆にしても無理に思えるがどうなるんだろうか・・・



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。