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遺産相続弁護士 柿崎真一 1話 「入れ歯」 感想 [遺産相続弁護士 柿崎真一]

遺産相続弁護士 柿崎真一 1話 「入れ歯」(視聴率 2.7%) 感想(あらすじネタバレ含む)
三上博史と豊原功補
日本を代表する二大演技派俳優が出演するドラマということで見てみたが想像以上に面白かった
三上博史が演じる柿崎真一は一見拝金主義者で女好きな最低男のようだが実は情が深い
依頼人の「本音」を大事にして金の為だけに動くわけではない
まだ弁護士としてどの程度の実力なのかわかりかねるが結構奥が深そうな人物である


豊原功補演じる河原井正はヤミ金会社の社長であるが相当な調査力と洞察力
ちょっとした一流刑事や探偵のような側面もある
最初に拳銃持って颯爽と登場した時の雰囲気はまるで刑事でありとても裏社会の人間には見えず
頭もそうとうキレそうだ
カッコいい
たまらない


新人弁護士・丸井 華を演じる森川葵
つい2年前は「ごめんね青春」で恋愛体質な女子高生を演じていたのを見ていたが随分大人びた
この丸井華自体はこの1話の時点ではまだキャラが固まり切ってないのを感じた
とにかく金の為ならどんな汚いことでもやるタイプのようで
とりあえず可愛い


初回のゲストは奥菜恵
かつての大人気アイドルがタバコの煙吐き出しながらセリフをしゃべるチーママ役とは・・・
アイドル時代の奥菜恵の超絶な可愛さを知っている身としては複雑
今の森川葵くらい・・・いやもしかしたらそれ以上に可愛かったかもしれない
10代の頃の奥菜恵と10代の頃の堂本剛(奥菜恵と同い年)は史上最高の美少女・美少年だった


元宝塚トップジェンヌの紫吹淳
奥菜恵との壮絶な殴り合いのシーンは素晴らしかった
森川葵とのやりとりも良い
地味に光ってたこのキャスト
やっぱり舞台度胸の良さが生きている
オキメグとの喧嘩から随分時間経過してるのに灰を被ったままで柿崎達を自宅で応対してた(笑)


久保晶と須永慶が一緒にいると「ショムニ」を思い出してしまうオレは90年代で思考停止か(笑)
この連中はそれほど生きていたようにも思えなかったけど今回のストーリーはかなりご都合主義的展開だったから仕方ない
現実はそんなに甘くない


立花淳子(奥菜恵)の金をFXによって3億まで膨らました山岸秀雄(螢雪次朗)も「おとぎ話」なストーリーだが、淳子が「(億という)金より愛」を求めたのも「おとぎ話」すぎた気もする
でも三上博史って悪人を演じてもどこかでその情のもろさや性格の良さが出てしまう
だからこんな「おとぎ話」な展開もしっくりきてしまうんだろう


それにしても河原井は今回ボロ儲けだ
逆に柿崎は河原井にどんだけ借金があるんだか
ソックスに隠した小切手まで見つけちまうなんてスゴいね


ただ柿崎自身もまだ凄腕ぶりはそれほど描かれていない
本当に面白くなるのはこれからだと思う
キャスティングの魅力ありきで入ったドラマだが今後はさらに面白くなるんじゃないかと
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