結婚しない 3話 感想 [結婚しない]
「結婚しない」第3話「不器用すぎる私達!?話題沸騰!!恋の行方は!!今夜WEBと生連動!!」の感想（あらすじネタバレ含む）です
まずは玉木宏の交際＆結婚報道が出ていますね
交際発覚は事実のようで比嘉愛未似の美人で24才の一般女性とか
玉木宏がその稼ぎで建設した都内の2億円の豪邸に玉木の母・妹と既に半同棲状態だとか
早くも姑・小姑ともうまくいってるということなのかな？
交際までは各所で報じられてますが、来春結婚とまでフライング気味に報道してるとこもあります
そんな玉木宏にとってあまりにもタイムリーなこのドラマも3話目です
千春（菅野美穂）と春子（天海祐希）の奇妙な同棲生活も板についてきたようで、
おそらく家賃的名ものは一切払っていないというVIP待遇の千春はせめてメシでも作ろうと奮闘
しかし春子は朝は食事をせずコーヒー飲むだけという極めて不健康な生活実態が明らかに
千春は意外に（？）料理の腕は確かなもののようで、無理矢理食わされた春子も「おいしい」と
千春はノリノリでH.I.S.に出勤
しかし職場で真里子（福田彩乃）の後輩か同期くらいの年代の女性が結婚する事を知る
「千春さん私よりずっと先輩なのに」とか「先越してしまってゴメンナサイ」とか、
無駄に千春を刺激する表現で結婚を報告するその後輩の美帆（松岡恵望子）
マリコは千春を励まそうと23才の森田（入江甚儀）がセッティングする合コンに無理矢理誘う
23才の森田がセッティングという時点で危険なものを感じなければいけないが参加する千春
案の定合コンで流行のゲームを知らず完全に浮いてしまう千春
つーかオレもパムパムゲーム知らなかった（笑）
今年32歳になります、はい（笑）
それとキラーウインクって「ウインクキラー」のこと？
真理子の説明が途中で終っちゃったけど多分ウインクキラーで間違いないと思うけど・・・
それとも今は「ウインクキラー」を「キラーウインク」って言うのかな
そして逆に山の手線ゲームを知らない森田だが山手線ゲームって世代関係ないと思うが・・・
つーかマリコは合コンの場でこそモノマネやってほしかった（笑）
その方が盛り上がっただろうに
上からマリコ
で、合コンから完全に浮いてしまい着信が入ってもいないのに電話に出るフリをして逃亡する千春
2次会のカラオケは当然パスして1人帰る途中に見つけた野菜チップスのあるバーに入る
するとそこで自棄酒で泥酔していた元カレの圭介（中村俊介）と驚異的な遭遇率でバッタリ
しかも冒頭の後輩の結婚報告シーンでその圭介の事を蒸し返されしっかり伏線も張っていた状態
そして「たまたま入った」バーでその圭介と遭遇する奇遇
世間は狭い
ドラマ登場人物の世間はさらに狭い
さっそく2人は合流して自棄酒を乾杯する
「カラオケは行かなくて正解だったな。一番世代が出るから」と語る圭介
確かにこれは言える
3歳違うとモロに世代の違いを感じる事多々あったから
そして千春世代の定番だったのかTRFのサバイバルダンスでノリノリの2人
つーか千春世代って安室と同学年の世代だよね？
アムラー世代はその安室より年下になるわけで寧ろ3つ下のオレの世代が直撃だけど
そんなTRFでの盛り上がりも一瞬で、すぐに現実に戻り凹み始める圭介
「結婚・・・ダメになっちまった」と泣きそうな情けない顔で語る俊介・・・じゃなくて圭介
彼女から「やっぱり結婚は考えられない」と逃げられちまったようで・・・
帰宅するとその事を春子に告げる千春
はるちゃんは千春が圭介にまた絡み始めると予感しまた「お説教」をしようとするが、
さすがに過去2回での千春の情緒不安定さというかキレやすさを理解したのか、
今回は極めてソフトに諭す程度で深く千春を制したりせずケンカにならず
家賃も払わず部屋に置いてもらっておきながらケンカ吹っかける千春もすごすぎるが
ドラマじゃなかったら追い出されても文句言えないし共同生活なんて続くわけがない
それ以前にドラマじゃなかったらほぼ「赤の他人」でしかなく、
さらに人間関係に壁を隔てる性格の春子では同棲自体を断られて終わりだろうが（笑）
一方工藤（交際発覚した玉木宏）は明らかに惚れられている河野（伊藤歩）の個展準備へ
個展のチケットももらうが複雑な気持ちの工藤ちゃん
春子が最後に庭園デザインを手がけたグランドヒルズ庭園の完成披露パーティーが迫る
春子は「最後の仕事を見届けたい」と工藤の制止を振り切って重労働の造花出荷を志願する
グランドヒルズ庭園で無事完成を見届け「もう思い残すことはない」と感じる春子
樋口（石橋凌）がやってきて「必ず本社に戻す」と語るがもう春子は「何か」を決心している様子
その夜はるちゃんはやはり辞表を書いていた
気持ちが折れてしまったんだろう
だが仕事辞めてしまったら千春をどうやって養うんだろうか？？
春子は実家に戻る
母の陽子（梶芽衣子）は祖母の房江（市川千恵子）に「長生きしてゴメン」と言われたと凹んでいる
重度の認知症を患っている房江は春子が花を持ってきても「見ず知らずの方に気を使ってもらって」と語る
正直春子の実家のシーンは重くてあまり好きじゃない
ドラマ上そこまで必要な設定なのかもわからないが・・・
河野の個展の日、花（レンテンローズ）を出荷しそのまま作品を鑑賞し褒め称える工藤
すると河野はその画廊のオーナーである沢井（山中聡）を工藤に引き合わせる
工藤が好きで好きでたまらない河野は工藤を画廊で働かせたいのだ
そうすることで絵に対するモチベーションを高めたいという狙いもある
河野も戸惑う工藤を無視して無理矢理自分の名刺をポケットに捻じ込みやがる
そんな様子をたまたま画廊で見ていた千春は帰り道工藤を励まそうとする
しかし絵のことも良くわからない上に工藤の作品も見たことない千春の知ったようなセリフに工藤は不快感を覚えて帰ってしまう・・・
やるせない千春は春子が実家に泊まっている為鍵がないから部屋にも入れない
「鍵のかかった部屋」だ
仕方ないから千春は居心地の悪い実家に戻ろうとする
しかし先週浅井（池内万作）との良縁（見合い話）を断ったことで実家も親戚も激怒している
妹にそのことを叱責され「あ、キャッチ入った」と合コンの時みたいに着信もないのに嘘をつき逃げる千春
結局行き場のない千春ははるちゃんの部屋の入り口に座り込んで夜を明かすことに
そこまでするなら友達の部屋に泊まるとかホテル行くとかすればいいと思うけど・・・
35歳の女性が寒い夜にこんな体に悪そうなことするんだろうか
千春は結婚に悩み
工藤ちゃんは絵を続けるかどうかに悩み
春子は仕事を続けるかどうかに悩み
三者それぞれ葛藤を抱えている状況になった
春子はある日、母の陽子から「おばあちゃんが花をほしがってる」と電話が入る
その言葉に嬉しくなり、工藤ちゃんにどの花が良いか助言を求める
工藤は河野の個展にも出荷したレンテンローズを勧める
それを覚えたてのフラワーアレンジメントでおばあちゃんに持参するはるちゃん
おばあちゃんは感激して春子に逆にプレゼントとそのレンテンローズを返す
「昨日プレゼントしてくれたお礼」と昨日の事をしっかり覚えていたおばあちゃん
「何かをプレゼントできる相手に出会えて幸せ」と続ける
春子はそれが嬉しくてたまらない
店に戻り工藤にその事を告げる春子
嬉しい事があった時誰かに聞いてほしくなるのは春子の性格でも同じようだ
心に壁を作るタイプの春子でさえ
工藤ちゃんは「誰かを大切に出来る人は、誰かに大切にされる人なんだよ」と仙人みたいに諭す
妙に人生に達観している工藤に春子は感激した様子
そして春子は辞表を破いちまう
勇気をもらった満足そうな表情と共に
そして今回は春子のお相手になるかもしれない相手が登場
登場と言うかもう毎回冒頭に出てた人物だが
毎回「現代の結婚観」講義を実施している大学教授の谷川（小市慢太郎）だ
この人物との縁が描かれ始めた
谷川は結婚に対する講義を担当しているほどの｢結婚のプロ」
春子の氷の心を溶かすことができるならこの人物しかいないだろう
まるでタイタニック号を沈没させた氷塊ほどの春子の「氷の心」ではあるが
春子が氷の心を持つようになったのは樋口との長年の「報われない不倫」の後遺症だろう
そんな春子の心を氷解させることができそうな人物との出会いである
これなければ樋口とまたくっつくのかそれとも工藤と千春と三角関係になるのかと思ったが
ただ谷川は独身だったのだろうか
結婚の講義を担当する人間が結婚できないんじゃ高所恐怖症のパイロットみたいな矛盾を感じるぜ？
この谷川を演じる小市慢太郎
いろんなドラマに出てて結構「お茶の間におなじみ」な顔ではある
オレの大好きな社会派ドラマ「ハゲタカ」にも出てた
この俳優さんは若白髪体質で30代のときから頭はかなり白かった
だから年齢よりかなり老けて見えるが実は天海祐希より年下なんですよね
今はもう頭が真っ白だから50代以上に見えてしまう
でもドラマ内の年齢設定では春子より2つ年上の設定のようですね
そして千春
俊介・・・じゃなくて圭介にまた呼び出される
飲茶を食おうとする千春の手を制して握りして「やっぱり・・・お前だったのかな」とホテルに誘う圭介
どう見てもラブホテルのような安ホテルじゃない高そうな部屋に千春を連れて行く圭介
1話の袴田（久保）の高級レストラン等、千春の同期は皆しっかり稼いでいるようで
当の千春自身は実家を出て1人暮らしする生活力も、
行くトコなくなったら外泊する金さえないようだが・・・
さっそくコトを始めようと後ろから優しく抱きしめる「いかにも～」なスタートを切る圭介
そして振り向かせてちゅうをしようとするが千春はテンパッて「シャワー浴びてくるね」とバスルームへ
ここでそのままやっちまってれば千春は結婚できたかもしれないが・・・
バスルームで6年ぶりの圭介とのアレに緊張しまくる千春
6年もたてばラインが崩れてるだろうと鏡の前であれこれチェックするめっちゃスレンダーな菅野・・・じゃなくて千春
そんな心配全くないと思うが・・・
とにかく「でも、このチャンスを逃したら次は・・・（ない？）」と「これから始める行為」に将来を託そうとする千春
そんなことをしていると、圭介の怒鳴り声が聞こえてきた
どうやら電話で婚約者の菊池（長谷部瞳）と喋ってるようだ
「マリッヂブルーだったって？結婚断っといて何だよ！」と絶叫する圭介
「オレがどんなに傷ついたか・・・わかるか？」と続ける
そして最後に決定的な「オレにはお前が必要なんだよ」というセリフを吐いちまう圭介
ここで間奏が流れ千春はまた結婚がダメになったと放心状態に
そして開き直ってシャワーを浴びてサッパリ
部屋から出てきて「マリッジブルーならゆるしてあげなよ」と圭介を諭す千春
千春と圭介はケンカを一回もしたことがなかった関係だった
別れる時でさえケンカもなく「円満破局」だった
でもそれは相性が良いわけでなく本音でぶつかり合っていなかったんだと千春は続ける
しかし圭介は菊池に対しては怒鳴ったり結婚を断られたりその為に荒れたりと本音でぶつかってる
「圭介にはケンカできる相手がお似合いだよ」と諭す千春
ケンカもできないカップルや夫婦じゃ長続きしない
ケンカしないようにビクビクしながら付き合ってるようじゃね
そんな関係では1度ケンカしたら二度と関係修復できず別れるしかなくなってしまう
ケンカできるかどうかってとても大事だと思う
ケンカしても3日後にはすぐに仲直りできるような相手となら一生うまくいくと思う
とは言うもののいくらマリッジブルーだからって結婚をやめるとまで言い出す相手とはどうなのか
あまりこの夫婦（になるかどうかもわからないけど）はうまくいかないような気もする
とにかく千春は圭介を「早く会いに行ってあげな」と暖かく送り出す
そしてテレビをつけて何かのお笑い番組を見て「アハハーバカみたい」と空笑いをする千春
そしてすぐにテレビを消して「ホント・・・バカみたい・・・」と結婚のチャンスを逃した自分を見つめる千春
体のラインなんて気にしてないでそのまま突っ走っちゃえば圭介も電話に出なかっただろうし、
そのまま結婚できたかも・・・いや、どっちみち無理だな
そして番組ラストは毎回お約束の「公園チップス」パーティー
そして毎回毎回超人的遭遇率で出会う千春と工藤
昨日は励まそうとしてくれたのにゴメンと謝る工藤
そして2人はビールをかっくらう
するとここにもレンテンローズがあることに気がついた
今回は河野の個展におばあちゃんへの贈り物に噴水公園の装飾用にレンテンローズを推しまくりだった
花言葉は「大切な人、固い友情」
レンテンローズと野菜チップスで元気が出たのか、圭介を失った悲しみからすぐ立ち直った千春
思えば千春はかなり立ち直り早いキャラだということもわかってきた
凹むのも早いが（笑）
逆に春子は一度落ち込んだら長引きそうなタイプ
現に樋口との不倫をいつまでも引きずっている様子があるし
そんな春子はついに赤の他人の千春に合鍵をプレゼント
もう千春が帰る場所がなくなっても困らないようにとの温かい心使いである
辞表を破り捨てた事で千春を養い続ける決心がついたのかリボンまでつけてプレゼント
どこまでもお人よしさん・・・と、言うよりやっぱり本音はどこかで1人暮らしの寂しさが辛かったのかと
だから天真爛漫な千春みたいなキャラが側にいてほしいのかもしれない
表向き強がってるけど、本当は千春の存在に救われている部分もあるのかもしれない
とは言っても、嬉しくて抱きつこうとする千春を引き離すなどまだまだ「壁」を作る性格のはるちゃんではあった
-----------------------------------------------------------------------------------------
視聴者はわかっている
3話の段階でそう簡単に元カレと復縁して結婚に発展するなんてないことを
「どうせ何か問題が生じて別れるんだろ」と思いながらも見つづけてしまうドラマ好きの性
結局オチは「マリッジブルー」でしたね
でもやっぱりマリッジブルーだからって結婚を辞めたいと一度でも思われたらそれはもう厳しいと思う
一度芽生えたマイナスの気持ちって絶対に消えないどころかどんどん大きくなるものだし
まして圭介の包容力じゃとても8歳も年下の相手を満足させられるものではなさそうだし
肝心の千春と工藤の関係はどうなんだろう
千春は工藤の事を好意的には思っているものの、
今回あっさり元カレの圭介との結婚を意識したように、
まだそこまで「本命」というほどの恋愛感情は抱いていないよう
最後までずっとこの2人は微妙な距離感のまま進むのかな
まして工藤は千春にまだ全然興味も抱いていないような状態だし、
絵に対する葛藤でいっぱいいっぱいだろうから・・・
思わぬ玉木宏の熱愛報道や某媒体のフライング結婚報道でスタートしたこの3話でしたが、
それなりに楽しめましたね
以上、「結婚しない」第3話「不器用すぎる私達!?話題沸騰!!恋の行方は!!今夜WEBと生連動!!」の感想（あらすじネタバレ含む）でした
第3話の視聴率は10.3％でございました
まずは玉木宏の交際＆結婚報道が出ていますね
交際発覚は事実のようで比嘉愛未似の美人で24才の一般女性とか
玉木宏がその稼ぎで建設した都内の2億円の豪邸に玉木の母・妹と既に半同棲状態だとか
早くも姑・小姑ともうまくいってるということなのかな？
交際までは各所で報じられてますが、来春結婚とまでフライング気味に報道してるとこもあります
そんな玉木宏にとってあまりにもタイムリーなこのドラマも3話目です
千春（菅野美穂）と春子（天海祐希）の奇妙な同棲生活も板についてきたようで、
おそらく家賃的名ものは一切払っていないというVIP待遇の千春はせめてメシでも作ろうと奮闘
しかし春子は朝は食事をせずコーヒー飲むだけという極めて不健康な生活実態が明らかに
千春は意外に（？）料理の腕は確かなもののようで、無理矢理食わされた春子も「おいしい」と
千春はノリノリでH.I.S.に出勤
しかし職場で真里子（福田彩乃）の後輩か同期くらいの年代の女性が結婚する事を知る
「千春さん私よりずっと先輩なのに」とか「先越してしまってゴメンナサイ」とか、
無駄に千春を刺激する表現で結婚を報告するその後輩の美帆（松岡恵望子）
マリコは千春を励まそうと23才の森田（入江甚儀）がセッティングする合コンに無理矢理誘う
23才の森田がセッティングという時点で危険なものを感じなければいけないが参加する千春
案の定合コンで流行のゲームを知らず完全に浮いてしまう千春
つーかオレもパムパムゲーム知らなかった（笑）
今年32歳になります、はい（笑）
それとキラーウインクって「ウインクキラー」のこと？
真理子の説明が途中で終っちゃったけど多分ウインクキラーで間違いないと思うけど・・・
それとも今は「ウインクキラー」を「キラーウインク」って言うのかな
そして逆に山の手線ゲームを知らない森田だが山手線ゲームって世代関係ないと思うが・・・
つーかマリコは合コンの場でこそモノマネやってほしかった（笑）
その方が盛り上がっただろうに
上からマリコ
で、合コンから完全に浮いてしまい着信が入ってもいないのに電話に出るフリをして逃亡する千春
2次会のカラオケは当然パスして1人帰る途中に見つけた野菜チップスのあるバーに入る
するとそこで自棄酒で泥酔していた元カレの圭介（中村俊介）と驚異的な遭遇率でバッタリ
しかも冒頭の後輩の結婚報告シーンでその圭介の事を蒸し返されしっかり伏線も張っていた状態
そして「たまたま入った」バーでその圭介と遭遇する奇遇
世間は狭い
ドラマ登場人物の世間はさらに狭い
さっそく2人は合流して自棄酒を乾杯する
「カラオケは行かなくて正解だったな。一番世代が出るから」と語る圭介
確かにこれは言える
3歳違うとモロに世代の違いを感じる事多々あったから
そして千春世代の定番だったのかTRFのサバイバルダンスでノリノリの2人
つーか千春世代って安室と同学年の世代だよね？
アムラー世代はその安室より年下になるわけで寧ろ3つ下のオレの世代が直撃だけど
そんなTRFでの盛り上がりも一瞬で、すぐに現実に戻り凹み始める圭介
「結婚・・・ダメになっちまった」と泣きそうな情けない顔で語る俊介・・・じゃなくて圭介
彼女から「やっぱり結婚は考えられない」と逃げられちまったようで・・・
帰宅するとその事を春子に告げる千春
はるちゃんは千春が圭介にまた絡み始めると予感しまた「お説教」をしようとするが、
さすがに過去2回での千春の情緒不安定さというかキレやすさを理解したのか、
今回は極めてソフトに諭す程度で深く千春を制したりせずケンカにならず
家賃も払わず部屋に置いてもらっておきながらケンカ吹っかける千春もすごすぎるが
ドラマじゃなかったら追い出されても文句言えないし共同生活なんて続くわけがない
それ以前にドラマじゃなかったらほぼ「赤の他人」でしかなく、
さらに人間関係に壁を隔てる性格の春子では同棲自体を断られて終わりだろうが（笑）
一方工藤（交際発覚した玉木宏）は明らかに惚れられている河野（伊藤歩）の個展準備へ
個展のチケットももらうが複雑な気持ちの工藤ちゃん
春子が最後に庭園デザインを手がけたグランドヒルズ庭園の完成披露パーティーが迫る
春子は「最後の仕事を見届けたい」と工藤の制止を振り切って重労働の造花出荷を志願する
グランドヒルズ庭園で無事完成を見届け「もう思い残すことはない」と感じる春子
樋口（石橋凌）がやってきて「必ず本社に戻す」と語るがもう春子は「何か」を決心している様子
その夜はるちゃんはやはり辞表を書いていた
気持ちが折れてしまったんだろう
だが仕事辞めてしまったら千春をどうやって養うんだろうか？？
春子は実家に戻る
母の陽子（梶芽衣子）は祖母の房江（市川千恵子）に「長生きしてゴメン」と言われたと凹んでいる
重度の認知症を患っている房江は春子が花を持ってきても「見ず知らずの方に気を使ってもらって」と語る
正直春子の実家のシーンは重くてあまり好きじゃない
ドラマ上そこまで必要な設定なのかもわからないが・・・
河野の個展の日、花（レンテンローズ）を出荷しそのまま作品を鑑賞し褒め称える工藤
すると河野はその画廊のオーナーである沢井（山中聡）を工藤に引き合わせる
工藤が好きで好きでたまらない河野は工藤を画廊で働かせたいのだ
そうすることで絵に対するモチベーションを高めたいという狙いもある
河野も戸惑う工藤を無視して無理矢理自分の名刺をポケットに捻じ込みやがる
そんな様子をたまたま画廊で見ていた千春は帰り道工藤を励まそうとする
しかし絵のことも良くわからない上に工藤の作品も見たことない千春の知ったようなセリフに工藤は不快感を覚えて帰ってしまう・・・
やるせない千春は春子が実家に泊まっている為鍵がないから部屋にも入れない
「鍵のかかった部屋」だ
仕方ないから千春は居心地の悪い実家に戻ろうとする
しかし先週浅井（池内万作）との良縁（見合い話）を断ったことで実家も親戚も激怒している
妹にそのことを叱責され「あ、キャッチ入った」と合コンの時みたいに着信もないのに嘘をつき逃げる千春
結局行き場のない千春ははるちゃんの部屋の入り口に座り込んで夜を明かすことに
そこまでするなら友達の部屋に泊まるとかホテル行くとかすればいいと思うけど・・・
35歳の女性が寒い夜にこんな体に悪そうなことするんだろうか
千春は結婚に悩み
工藤ちゃんは絵を続けるかどうかに悩み
春子は仕事を続けるかどうかに悩み
三者それぞれ葛藤を抱えている状況になった
春子はある日、母の陽子から「おばあちゃんが花をほしがってる」と電話が入る
その言葉に嬉しくなり、工藤ちゃんにどの花が良いか助言を求める
工藤は河野の個展にも出荷したレンテンローズを勧める
それを覚えたてのフラワーアレンジメントでおばあちゃんに持参するはるちゃん
おばあちゃんは感激して春子に逆にプレゼントとそのレンテンローズを返す
「昨日プレゼントしてくれたお礼」と昨日の事をしっかり覚えていたおばあちゃん
「何かをプレゼントできる相手に出会えて幸せ」と続ける
春子はそれが嬉しくてたまらない
店に戻り工藤にその事を告げる春子
嬉しい事があった時誰かに聞いてほしくなるのは春子の性格でも同じようだ
心に壁を作るタイプの春子でさえ
工藤ちゃんは「誰かを大切に出来る人は、誰かに大切にされる人なんだよ」と仙人みたいに諭す
妙に人生に達観している工藤に春子は感激した様子
そして春子は辞表を破いちまう
勇気をもらった満足そうな表情と共に
そして今回は春子のお相手になるかもしれない相手が登場
登場と言うかもう毎回冒頭に出てた人物だが
毎回「現代の結婚観」講義を実施している大学教授の谷川（小市慢太郎）だ
この人物との縁が描かれ始めた
谷川は結婚に対する講義を担当しているほどの｢結婚のプロ」
春子の氷の心を溶かすことができるならこの人物しかいないだろう
まるでタイタニック号を沈没させた氷塊ほどの春子の「氷の心」ではあるが
春子が氷の心を持つようになったのは樋口との長年の「報われない不倫」の後遺症だろう
そんな春子の心を氷解させることができそうな人物との出会いである
これなければ樋口とまたくっつくのかそれとも工藤と千春と三角関係になるのかと思ったが
ただ谷川は独身だったのだろうか
結婚の講義を担当する人間が結婚できないんじゃ高所恐怖症のパイロットみたいな矛盾を感じるぜ？
この谷川を演じる小市慢太郎
いろんなドラマに出てて結構「お茶の間におなじみ」な顔ではある
オレの大好きな社会派ドラマ「ハゲタカ」にも出てた
この俳優さんは若白髪体質で30代のときから頭はかなり白かった
だから年齢よりかなり老けて見えるが実は天海祐希より年下なんですよね
今はもう頭が真っ白だから50代以上に見えてしまう
でもドラマ内の年齢設定では春子より2つ年上の設定のようですね
そして千春
俊介・・・じゃなくて圭介にまた呼び出される
飲茶を食おうとする千春の手を制して握りして「やっぱり・・・お前だったのかな」とホテルに誘う圭介
どう見てもラブホテルのような安ホテルじゃない高そうな部屋に千春を連れて行く圭介
1話の袴田（久保）の高級レストラン等、千春の同期は皆しっかり稼いでいるようで
当の千春自身は実家を出て1人暮らしする生活力も、
行くトコなくなったら外泊する金さえないようだが・・・
さっそくコトを始めようと後ろから優しく抱きしめる「いかにも～」なスタートを切る圭介
そして振り向かせてちゅうをしようとするが千春はテンパッて「シャワー浴びてくるね」とバスルームへ
ここでそのままやっちまってれば千春は結婚できたかもしれないが・・・
バスルームで6年ぶりの圭介とのアレに緊張しまくる千春
6年もたてばラインが崩れてるだろうと鏡の前であれこれチェックするめっちゃスレンダーな菅野・・・じゃなくて千春
そんな心配全くないと思うが・・・
とにかく「でも、このチャンスを逃したら次は・・・（ない？）」と「これから始める行為」に将来を託そうとする千春
そんなことをしていると、圭介の怒鳴り声が聞こえてきた
どうやら電話で婚約者の菊池（長谷部瞳）と喋ってるようだ
「マリッヂブルーだったって？結婚断っといて何だよ！」と絶叫する圭介
「オレがどんなに傷ついたか・・・わかるか？」と続ける
そして最後に決定的な「オレにはお前が必要なんだよ」というセリフを吐いちまう圭介
ここで間奏が流れ千春はまた結婚がダメになったと放心状態に
そして開き直ってシャワーを浴びてサッパリ
部屋から出てきて「マリッジブルーならゆるしてあげなよ」と圭介を諭す千春
千春と圭介はケンカを一回もしたことがなかった関係だった
別れる時でさえケンカもなく「円満破局」だった
でもそれは相性が良いわけでなく本音でぶつかり合っていなかったんだと千春は続ける
しかし圭介は菊池に対しては怒鳴ったり結婚を断られたりその為に荒れたりと本音でぶつかってる
「圭介にはケンカできる相手がお似合いだよ」と諭す千春
ケンカもできないカップルや夫婦じゃ長続きしない
ケンカしないようにビクビクしながら付き合ってるようじゃね
そんな関係では1度ケンカしたら二度と関係修復できず別れるしかなくなってしまう
ケンカできるかどうかってとても大事だと思う
ケンカしても3日後にはすぐに仲直りできるような相手となら一生うまくいくと思う
とは言うもののいくらマリッジブルーだからって結婚をやめるとまで言い出す相手とはどうなのか
あまりこの夫婦（になるかどうかもわからないけど）はうまくいかないような気もする
とにかく千春は圭介を「早く会いに行ってあげな」と暖かく送り出す
そしてテレビをつけて何かのお笑い番組を見て「アハハーバカみたい」と空笑いをする千春
そしてすぐにテレビを消して「ホント・・・バカみたい・・・」と結婚のチャンスを逃した自分を見つめる千春
体のラインなんて気にしてないでそのまま突っ走っちゃえば圭介も電話に出なかっただろうし、
そのまま結婚できたかも・・・いや、どっちみち無理だな
そして番組ラストは毎回お約束の「公園チップス」パーティー
そして毎回毎回超人的遭遇率で出会う千春と工藤
昨日は励まそうとしてくれたのにゴメンと謝る工藤
そして2人はビールをかっくらう
するとここにもレンテンローズがあることに気がついた
今回は河野の個展におばあちゃんへの贈り物に噴水公園の装飾用にレンテンローズを推しまくりだった
花言葉は「大切な人、固い友情」
レンテンローズと野菜チップスで元気が出たのか、圭介を失った悲しみからすぐ立ち直った千春
思えば千春はかなり立ち直り早いキャラだということもわかってきた
凹むのも早いが（笑）
逆に春子は一度落ち込んだら長引きそうなタイプ
現に樋口との不倫をいつまでも引きずっている様子があるし
そんな春子はついに赤の他人の千春に合鍵をプレゼント
もう千春が帰る場所がなくなっても困らないようにとの温かい心使いである
辞表を破り捨てた事で千春を養い続ける決心がついたのかリボンまでつけてプレゼント
どこまでもお人よしさん・・・と、言うよりやっぱり本音はどこかで1人暮らしの寂しさが辛かったのかと
だから天真爛漫な千春みたいなキャラが側にいてほしいのかもしれない
表向き強がってるけど、本当は千春の存在に救われている部分もあるのかもしれない
とは言っても、嬉しくて抱きつこうとする千春を引き離すなどまだまだ「壁」を作る性格のはるちゃんではあった
-----------------------------------------------------------------------------------------
視聴者はわかっている
3話の段階でそう簡単に元カレと復縁して結婚に発展するなんてないことを
「どうせ何か問題が生じて別れるんだろ」と思いながらも見つづけてしまうドラマ好きの性
結局オチは「マリッジブルー」でしたね
でもやっぱりマリッジブルーだからって結婚を辞めたいと一度でも思われたらそれはもう厳しいと思う
一度芽生えたマイナスの気持ちって絶対に消えないどころかどんどん大きくなるものだし
まして圭介の包容力じゃとても8歳も年下の相手を満足させられるものではなさそうだし
肝心の千春と工藤の関係はどうなんだろう
千春は工藤の事を好意的には思っているものの、
今回あっさり元カレの圭介との結婚を意識したように、
まだそこまで「本命」というほどの恋愛感情は抱いていないよう
最後までずっとこの2人は微妙な距離感のまま進むのかな
まして工藤は千春にまだ全然興味も抱いていないような状態だし、
絵に対する葛藤でいっぱいいっぱいだろうから・・・
思わぬ玉木宏の熱愛報道や某媒体のフライング結婚報道でスタートしたこの3話でしたが、
それなりに楽しめましたね
以上、「結婚しない」第3話「不器用すぎる私達!?話題沸騰!!恋の行方は!!今夜WEBと生連動!!」の感想（あらすじネタバレ含む）でした
第3話の視聴率は10.3％でございました
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