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平清盛 27話 感想 [平清盛]

平清盛 第27話「宿命の対決」の感想(あらすじネタバレ含む)です
清盛と義朝という番組初期から描かれたライバル闘争のついにクライマックスとなりました
史実にはない一騎打ちのシーンも描かれたわけです
演じる玉木宏にとってもクランクアップ寸前の最後の見せ場でしたでしょう
頼朝も存在感を増し、ついに義経も生まれる段階まで話は進んできています


ただ、見てて思ったのはこのドラマの清盛はあまりにも「お人よし」すぎるという印象です
実際は叔父の忠正もさして躊躇わず斬首(斬ったのは部下)させたし、
今回も義朝との一騎打ちに勝利し殺せる状態だったのに敢て殺さずに逃げさせました
このシーンはさすがにどうかと思ってしまいました
史実とおりの清盛を描いたら残酷すぎてドラマにならないのかもしれませんがこれじゃ甘すぎます


清盛・義朝それぞれの息子達も目立ってきましたね
清盛の優秀な息子重盛はその片鱗を存分に発揮し始めました
義朝の長男である鎌倉悪源太・義平との一騎打ちのシーンは良かったですね
義平の方が押していましたけど
この義平を演じる波岡一喜は父・義朝を演じる玉木宏より1つ年上というのもすごいし、
33歳で14才~20才を演じているのもすごい(笑)
元々童顔タイプで30歳を過ぎても深夜ドラマで高校生役やったりしてる俳優さんですね
童顔タイプって身長が低いタイプが多いですが、この人は178cmと身長もそこそこあるんですよね
とにかく登場時に叔父を容赦なく顔面を至近距離から射抜いて惨殺してしまったシーンはショッキングでした


常盤御前と義朝の「今生の別れ」のシーンも印象的でした
義朝に「勝って、生まれてくるこの子(牛若丸)を抱いてくださいませ」と言いながらも、
これが最後の別れになることを内心察している難しい演技を演じきった武井咲
さすが大物だなぁと見てて感心しちまいました


そういえば重盛と元服したばかりの宗盛のコントラストも早くも印象的でしたね
優秀な息子だが父より先に死んだ重盛と、
父の死後平氏棟梁となるもやはり器ではなく、平家滅亡へと導いた宗盛
宗盛は初陣から既に腰を抜かしている様も描かれ、
後々の「布石」っぽい描かれ方でしたね


そういえば先週命を落とした信西の妻を演じた浅香唯はそのまま登場しませんでしたね
平家に助けを求めた所で出演終りなのはどうかと・・・
玉木宏がインタビューで語ってましたが番組最初のポスターに描かれていた役者がどんどんいなくなったと
実際今日のキャスティングロールを見ていてかなりしょぼい面子になったなぁと思ったのは事実
今後成人した重盛や義経を誰か大物に演じさせるのかもしれないけど、
低迷する視聴率からもうキャスティングにお金をかけないかもしれないなぁ
でもそうなるとますます視聴率が下がる悪循環になるような・・・
最後に名前が出てくる役者も中井貴一じゃないとなんか「弱い」んですよね
仕方のないことですが、魅力ある役者が前半でどんどんクランクアップを迎えてしまうのは厳しい所です


以上、平清盛 第27話「宿命の対決」の感想(あらすじネタバレ含む)でした
次週はついに義朝(玉木宏)のラストシーンです
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