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平清盛 15話 感想 [平清盛]

平清盛 第15話「嵐の中の一門」の感想(あらすじネタバレ含む)です
前回のラストで清盛の弟の家盛は悪の帝王・藤原頼長により落馬死させられます
史実では病死という説が有力ですが、とりあえず落馬死として描かれています
家盛の死に涙する一門
乳父の平維綱はその場で髪を降ろし出家するのは史実通りですね
尾美としのりの出演はこれで終了のようです


駆けつけた清盛は家盛の亡骸に泣きつこうとしますが、
母・宗子に「触るでない!」と一喝されます
子供の頃に家盛を怪我させてビンタをされた時を彷彿とさせる継母の本能でしょうか
さらに清盛を疎ましく思っている叔父の平忠正が「お前のせいだ!」「お前が代わりに死ねばよかった!」と言われちまいます


悲しみに暮れる一門ですが、すぐに立ち直り鳥羽院への奉公を続ける事が家盛への供養と考え、
鳥羽院にその旨を申し出る忠盛
鳥羽院は平氏に自腹で高野山の宝塔再建を要求する
当然見返りは貴族内部での昇進だろう
公卿の座に燃える忠盛はこれを引き受けるが、名代は清盛を指名する


高野山に行き、現地の下見をしている清盛に僧となった西行が現れる
藤木直人は頭を完全に丸めても結局ハンサムなんだなとビックリ
そしてドラマ内でも相変わらずモテモテのようで多くの女性から差し入れをもらっている様子
いつの時代も藤木直人はカッコいいってことでしょうかね
ちょっと俗っぽい坊さんだなと思いましたが、現実に西行も女性にモテたそうで


そうこうしているうちにあっと言う間に家盛の一周忌
時間の流れが突然かなり早く進みます
ついに舞子の形見とも言える鹿の骨を一周忌の供養品として奉納する事を求める舞子
要するにいつまでも館にこんなもの置いとくんじゃねーということ
忠盛が「それでお前の気が済むのなら好きにするが良い」と
宗子は鹿の骨をその場で叩き付けてヘシ折っちまいます
さらにヒステリーを起こし忠盛を叩きまくる
鍛え抜かれた忠盛のゴツい肉体はビクともしませんが心が痛むご様子


後に平氏を滅ぼす事になる宗子のこの激情
家盛への強すぎる愛情が平氏を滅ぼす・・・
ある意味歴史を変えるきっかけとなった女性ではあります


クライマックスは頼長に家盛の死を「犬死に」と嘲笑され怒り狂う忠盛
頼長どこまでも性格最悪です
忠盛はもう「王家の犬」でいることに嫌気が指し高野山の宝塔再建も中止だと暴れまくります
第1話から一貫して冷静沈着だった忠盛が初めて取り乱した姿
それを自らの矜持で跳ね除けた清盛
ここに父と子の世代交代の図が描かれた気がします


いよいよ来週は忠盛のラストになりそうですね
以上、平清盛 第15話「嵐の中の一門」の感想(あらすじネタバレ含む)でした
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