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平清盛 5話 感想 [平清盛]

平清盛 第5話「海賊討伐」の感想(あらすじネタバレ含む)です
今回は高階通憲(後の信西・演:阿部サダヲ)が良かったですね
特に藤原貴族を前に「己の事しか考えていない人間が政を行っているから世が乱れる」と一喝
これ今の国会議員のほとんどにも同じこと言えるんじゃないでしょうか
自身の政治家としての立場や利権を守る為だけに動く政治家しかいない
私欲や利権に一切関わりなく動く政治家が本当に少ない(皆無?)から金次第の政治になってしまう
国はいつまでたっても良くならない
「もうよい」と通憲をの高説を静止した(口を塞いだ)藤原忠実(國村隼)に今の内閣の姿がだぶる・・・
「都合の悪い」事を喋る政治家は潰されるのは今の時代も同じです


今回は顕仁親王役の井浦新(ARATA)が初登場しましたね
後の崇徳天皇です
保元の乱へと発展する鳥羽院(三上博史)との不和もしっかり描かれています
ARATAってああいう憂鬱そうな物憂げな表情させたら日本一ですね
前クールのドラマ「密の味」を思い出してしまいました

その鳥羽院と藤原得子(後の美福門院、演:松雪泰子)も登場
早くも結ばれます
そして早くも得子は鳥羽院を篭絡し始めます
これも保元の乱に絡んでくる動きですよね
璋子(後の待賢門院・演:檀れい)から中宮の座を奪いにかかるわけです

璋子も璋子であまりにも世渡り下手というか感情に正直すぎるキャラ設定ですね
あまりにも純粋というか
でも檀れいの美しさは誰よりも輝いている・・・

義朝(玉木宏)の東国下向もあり、
これが後の頼朝生誕へと繋がる流れですが、
それよりも今回は平清盛(松山ケンイチ)と信西の交流のスタートが描かれた事が印象的でしたね

後の忠臣・平盛国となる鱸丸(上川隆也)も徐々に存在感を増してきましたね
そして後に清盛と刃を交える事になる叔父の忠正(豊原功補)との確執も決定的になってきました
佐藤義清(後の西行法師・演:藤木直人)も「らしく」なってきました

徐々に後の歴史の転換点へとなる伏線が綿密に張られ始めてきているのをすごく感じたストーリーでした
得子の父が人生の終わりに得子の行く末を案じている様など本当に歴史検証を細かく描いていますね
丁寧な作りには本当に感心させられてしまいました
来週の盗賊朧月の息子との運命の対面シーンという史実にはないシーンもオリジナル描写も楽しみですね
以上、平清盛 第5話「海賊討伐」の感想でした
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