SSブログ

抱きしめたい 8話 あらすじ [抱きしめたい!]

抱きしめたい! 第8話「この婚約は解消すべきだ」 あらすじ(ネタバレ感想含む)
これまでは知佳(生田智子)の暴走くらいでそこまで大きな波風のないドラマでしたが、
この8話に入っていよいよドラマも終盤ということで一気にシリアスかつ激動なストーリーになってきました
これまでの笑いながら見ていられるラヴ・コメディ・ドラマと言う感じではなくなってきました
これがホントのキング・オブ・コメディって感じ?


冒頭は前回のラストシーンの別撮りが流れます
こーゆーのって90年代のドラマにはよくありましたね
前回のラストシーンと同じセリフとシーンをまた再撮りして冒頭で流す手法
今じゃすっかり見かけなくなりましたけど
ラストで流すときは次回に惹きつける為に少し大袈裟に演技するし、
翌話冒頭で流すときは冒頭から重いと疲れるから軽めに演技する事で違いを出しますよね


結局「私とあの子とどっちが大事なの?」→「人命救助最優先」の流れで圭介(岩城滉一)はどこへともなく出ていきます
知佳の住んでるマンションでも知ってるのかな
電話で居場所行ってなかったのにどこへ行くのやら・・・
まさか・・・また「白鳥」??


知佳の自殺は狂言臭も漂ってたけど「ガチ」でした・・・
思えば郡山から両親が来た時も毎日一睡もせずに泣いて暮らしていると言っていた
やっぱり知佳は相当「重い」タイプのむすめのようで・・・
そもそも相手の妻に離婚を迫る為に夫婦仲良くわざわざ上京してくる両親の娘ですからね
その猪突猛進ぶりは「この親にしてこの子あり」って感じでしょうか


夏子(浅野ゆう子)は憤慨して義之を連れてまた麻子(浅野温子)の部屋に舞い戻ります
義之を寝かせつけまたも麻子の肩を噛ませてもらう夏子
2話でもあったこのシーンですがこれ何の意味があるんだ(笑)
要するに夏子は知佳を助けに行くのは仕方ないけど止めた時に「わかったよ」と言ってほしかったとのこと
そうすれば夏子は「でもやっぱり行ってあげて」と言うつもりだったとめちゃくちゃ無理難題


夏子は麻子が圭介を擁護して、自分の気持ちをわかってくれないことにも憤慨する
四半世紀の付き合いなら気持ち分ってくれて「圭介が悪いと」と言ってくれてもいいだろうと“共感”を求める
女性って「共感」を求めますよね
例え正論と違っていても「そうだよね。よくわかるよ」って言ってほしい生き物なんですよね
相手の為を思って正論をぶつけても結果的に反発買うだけで女心ってやつは掴めやしない
やっかいなもんです・・・女心って・・・


ベランダに出て話を続けるW浅野
ついに夏子は麻子にずっと黙っていた事実を打ち明けます
自分が先天的に子供が産めない体であったことを
当然麻子は既に知っていましたが大した事がないようなそぶりをしてしのぎます
噛まれた肩をしきりに気にするのが面白かった


さらに夏子はもう1つの秘密でもある「麻子・代理出産計画」についても打ち明けます
さすがにこれは麻子を「産む機械」と見なした発言でいくら親友でも酷いと思う
そもそも麻子が圭介を好きでなかったら好きでもない相手と妊娠するまで体を重ねなきゃいけないわけで
まー2人が元恋人同士だとわかっているとしても・・・ね
いくら「麻子が生んだ子なら愛せる」とか言ってもそーゆー次元の問題じゃない
麻子に生涯結婚するなと言ってるに等しい要求でもあるんだからこれは


当然麻子も憤慨して怒ろうとする
しかし興奮して首を曲げたことで「コキッ」と音がして麻子の首が右側にひん曲っちまいました
たまりません


翌日、麻子が知佳が入院している病院を訪ねる
圭介に見舞いの花束を渡す麻子
首は依然として右側にひん曲ったまま
せっかく病院来たんだからついでに診てもらえば良いのに・・・
なんだかビートたけしのモノマネに発展しそうでヒヤヒヤしてしまう僕は「ガキの使い」の見すぎでしょうか・・・


ビートたけしと言えば春一番がこのドラマに出てるんですよね
よく麻子に「麻ちゃん、電話」と教えにくるスタッフが彼です
猪木の格好して出てきてほしいですよね


麻子は自ら作成した誓約書を圭介に渡し捺印を求める
誓約書の内容は・・・
・知佳とはもう二度と会わない
・これからは夏子に全ての愛をそそぐ
・もう二度と麻子を誘惑したり唇を奪ったりしない
の3本です(サザエさん風に)
この誓いを破ったら圭介は丸坊主の刑とのこと
夏子が好きな「帰ってきたウルトラマン」風に言うなら「ウルトラ3つの誓い」って感じでしょうか
たまりません


岩城滉一が丸坊主になったのを想像したら思わず笑ってしまいました(笑)
そんな圭介は麻子の首を直すと首に腕を回しスリーパーホールドのような体勢で首を逆方向にゴキッとへし折ります
すると今度は左側の首がひん曲っちまったというどこかで見たようなコント的なオチ
なんかこーゆーの何かのマンガでも見たような・・・


ひん曲った首をさすりながら部屋に戻った麻子
そこには愛(野際陽子)の姿が
愛は麻子と修治(石田純一)の結婚披露パーティーを勝手に設定し修治にも話を通してしまっていました


一方、一命をとりとめ退院した知佳を車で送る圭介
海がみたいとまだ血の気の戻らない精気のない表情で早速わがままを言う知佳はさすが
圭介も渋々海へ連れて行く
すると今度は圭介の肩に頭を乗せ「朝までこうしていたい」とますます乙女チックなわがままを言う知佳
圭介はほとほと困り果て軽はずみに女の子に手を出す恐ろしさを痛感する


すると知佳は「本当は私の顔を見るのも嫌なんでしょ?」と核心を自らぶちまける
そして「今日死んで知佳は生まれ変わった」と言い、
圭介を「解放」してくれるとのこと
今後はもうストーカーチックに追い掛け回したりしないとのこと
知佳は新しく生まれ変わったということです


麻子と圭介の結婚披露パーティーが開かれます
するとそこにニューカマーがやってきます
大友銀平という麻子・夏子の2人より2才くらい年上の設定の元4流大学のナンパ男とのこと
演じるのはトレンディドラマに欠かせない「引き立て役」として一世を風靡した布施博
手も顔もデカくガタイもいい彼は、スマートで小顔な石田純一や三上博史(他のドラマだけど)などの「トレンディ・ルッキン」な男優と対極にいるようなルックスが見事なコントラストを生み出し逆に美しい・・・


馴れ馴れしく麻子や夏子の胸にタッチする銀平
それを見て不快そうな圭介と修治
婚約者(修治)の目の前でそのフィアンセの胸に手を伸ばすとは相当図太い性格のようで・・・
ブン殴られても文句言えないのにね(笑)
それとただの「ナンパ男」だったのになぜか異常なほど親しげで胸を触られても怒ろうとしない麻子と夏子
「昔なじみ」ってだけでここまでフレンドリー(以上だなこれは)になれるもんなんだろうか・・・


するともう二度と圭介の前には現れないと宣言したばかりの知佳が舌の根も乾かないうちにまたも現れます
夏子を呼び出し郡山に帰ると告げる知佳
最後に1日だけ圭介を貸してくれとお願いする
夏子は「圭介は了承している話なのか」と尋ねる
知佳は「了承している」とウソをこく


これで完全にキレた夏子は「好きにすればいい」と突き放す
そして圭介に対するあてつけで銀平と露骨にいちゃいちゃし始める
そして壇上で圭介が挨拶している最中にパーティーを抜け出してしまう
25年来の大親友の結婚披露パーティーなのに・・・
やはり精神的に幼稚な部分がある夏子


さらに波乱はまだまだ続きます
おっかない形相でずっと修治を睨んでいた純(本木雅弘/モックン)がついに動きます
前回修治に宣言していた通り「妨害行為」に着手します
壇上に上がり「麻子さんは悩んでいる。この婚約は解消すべきだ!」と絶叫
いくらイケメンでもさすがにこれは暴走過ぎるし「若気の至り」ってだけでは許されない暴挙


過去ずっと温厚だった(シラフの間は)修治はついにブチキレて純をブン殴ります
中途半端に筋肉質な肉体の持ち主だけあってそこそこ強いみたいな修治
夏子も2話で修治の事を「線は細いけど内に秘めた逞しさがある」と評していましたからね
でも同じ2話で高見沢(村田雄浩)とケンカになりかけた時は露骨にビビッて「僕文科系だから・・・」とか言ってたけど・・・


とりあえず修治に見事にKOされた純は店を出て服を脱ぎ捨てます
以前のプールのシーンでは寝ているところしか映らなかったですが立っている時はモックンもそこそこな肉体のようですね
とにかくTシャツに着替えて夜の街に消えていく純
大分すさんでしまってますねぇ・・・
これははっきりと諦めさせない麻子も悪い


さらにさらさら波乱はまだまだ続きます
今度は2話くらいまで再三ネタに上がっていた修治の別れた「彼女」の水木礼子(円浄順子)がやってきます
どうやら円満に別れたわけではなかったようで修治の愛に溢れたスピーチなどが気に障ったようでヒステリック状態
「こんなこともしたくなるの」と修治を強烈にビンタします


礼子が去ると麻子・夏子の学生時代の友達の妊婦さんがいきなり産気付きます
圭介が車を出し病院に連れて行く一同
もうパーティーは完全にブチ壊しです


しかし病院で母子共に無事に出産が済み一安心の一同
子供が大好きで子供がほしくてたまらない圭介は嬉しさと切なさと・・・複雑な表情を示す
それを見て母性本能くすぐられた(?)麻子?
「彼の子供を産んであげたい」と思ったんだろうか・・・
とりあえず・・・麻子は惚れてます


家賃25万のバブリーマンションに戻る麻子
すると修治が待っていました
礼子のことを説明しようとする修治に「いいの、わかってるから」と全く気にしていない様子の麻子
そもそも修治の事自体「どうでもいい」状態でもあるわけで
本当に修治が好きならここは怒ったりすねたり嫉妬したりするところですもんね


別れ際修治は麻子にキスをしようとする
唇にするのかと構える麻子
まるで拒みそうな雰囲気が画面越しにまで伝わってくる
とにかく全然嬉しそうじゃないし「ウェルカム」な雰囲気もない
それを察したか修治も唇を「軌道修正」しておでこにちゅうをします
そして何かを察したかのように切なそうに「おやすみ」と言って去る修治
おそらくはキスされることの抵抗感で固まったままの麻子
オレが修治だったらもうこの時点でこの恋はダメだなと諦めちゃうな・・・


そして気になる夏子と銀平
銀平は北海道で結婚生活を送っていたが別れたといきなりおバツイチ報告
バブル時代と言えど4流大学では良い仕事に恵まれなかったのか奥さんの実家の牧場を手伝っていたとのこと
その割にはいい車乗ってるな・・・
とにかくドライブインシアターで映画を見る2人


妙にガツガツして肉食系丸出しな銀平
でもこの頃の男子ってこんな感じが多かったんでしょうね
バブル時代でもあり男子は皆肉食系
そりゃ勢いのある時代ですよね
どっかのCMじゃないけど「元気だなぁ~日本」って言いたくなるドラマです


最後は銀平が「あれ~?」と言って夏子の視線をそちらに向けさせたスキに突然のキスをぶちかまします
浅野ゆう子は岩城滉一と1度もキスシーンを演じていないのに布施博にはあっさり唇を許してしまうんですねぇ
そんな衝撃の展開で今回は終わり

---------------------------------------------------------------------------------------------------

激動です
いよいよ抑えられなくなってきた麻子の圭介への思い
いよいよ抑えられなくなってきた純の暴走
知佳の最後の悪あがき
圭介のいい加減さ
話を思い切りかき回しそうな銀平の出現


この8話に来てドラマも後半戦に突入するということで一気にテコ入れしてきた感じですね
次回がかなり面白そうな展開になってきましたね


抱きしめたい! 第8話「この婚約は解消すべきだ」 あらすじ(ネタバレ感想含む)は以上です
第8話の視聴率は20.3%(当時)でした
「テコ入れ」の効果もあったのか初の20%超えを記録しましたね
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。