SSブログ

ショムニ2013 1話 感想 [ショムニ]

ショムニ2013 第1話「復活! 10年ぶりの庶務二課で最強女子坪井千夏が会社斬り」 感想(あらすじネタバレ含む)です
まさか続編はないと思ってたあの伝説のドラマ「ショムニ」のついに第4部がスタートということでむしゃぶりつくように見ちまいました
キャッチコピーは「男は組織を作る 女は時代を作る」といかにも「ショムニ」らしいカッコよさ
シビれました
10年以上も間隔空いての続編はかなり珍しいパターンですよね


坪井千夏を演じる江角マキコ(通称エスマキ/オレだけ?)
やっぱり彼女にとっては「ショムニ」がライフワークなんだなと思いました
例えるならピーター・フォークが「刑事コロンボ」一筋で生きてきたように、
彼女も「ショムニ」だけで生きてほしいみたいな感じ?
10年ぶりのあの衣装も見事な曲線美をキープしていて全く違和感ありません


今回は旧ショムニメンバーも再登場します
でも江角マキコが一番「変わらないなぁ」と思いました
年下の京野ことみや高橋由美子の方が随分印象変ったなと思いましたし
やっぱりすごいなと思いました
満帆商事の自社ビルは思いっきり変ってるのに江角マキコは10年経っても変らない(笑)


ちなみに満帆商事のあのビルって昨年10月~12月クールで放送された木村拓哉主演の「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」のミラクル魔法瓶の自社ビルですよね
と、言うのもあのドラマの2話でショムニを思わせる部署に香里奈が左遷されるシーンがあって、
その時もこのブログでショムニの事を示唆していたんですよね
だけど自社ビルが違うということで自己解決してたんですが、まさかこんな形であのビルと「再会」とは(笑)


その「PRICELESS」にも出演してた升毅演じる前川進社長は数少ない過去シリーズからの「継続レギュラー」のようです
旧ショムニのメンバー以外にも人事部長の寺崎を演じる高橋克実や、
井上課長を演じた森本レオなどが今回登場しましたがこれも今回のみの「単発」のようで
「継続レギュラー」はおそらく江角マキコと升毅の2人のみになりそう


そんなバックボーンでこの第4部に相当する「ショムニ2013」がスタート
この第1話は1998年放送の第1部の第1話のオマージュ要素が非常に強かったので、
この話を覚えている視聴者ならかなりデジャヴュ感を満喫できたのではないでしょうかぁ(^-^)
円山詩織(本田翼)が塚原佐和子(京野ことみ)と被る被る(笑)
元同僚の前で恥かかされて「坪井さんは最低です!」なんて叫ぶセリフはもうそのまんまです(笑)


他にも最前列左の「NO1」の席に円山が座って千夏が机をバンッと叩いて「誰がここ座っていいって言った~?」とか「女の価値は男の数」発言とか
あと壇上みき(片瀬那奈)の経営企画室のメンバーで1人だけ千夏の言葉に感化されるメンバーがいたりとか
かな~り細かい部分まであのストーリーの雰囲気を出しています(笑)
ただ塚原は吹越満にたぶらかされ不倫に足突っ込む寸前だった程度でしたが、
円山は自殺するほどまで追い詰められていて結構デンジャー水域ではありましたね
部署全体が不気味なほど連帯感を持っている職場でハブられて孤立してしまってましたからね・・・
ただあの人数全員が行って入れる大箱のそば屋なんて都心にあるんだろうか・・・


でも千夏だけでなく徳永など旧ショムニメンバーもさりげなく自殺を阻止するところなどやっぱりイイなって・・・
面と向って「自殺なんてダメ!生きて自分のすることを考えろ!」とか言うんじゃなく、
知らん顔するようで、さりげなく「まだ夜の水は冷たいよ~」とか「元気になったじゃない?」とかね
あーゆーの理想の上司や理想のセンパイって言うんでしょうね
本来なら新ショムニメンバーが円山を助けて励ます側じゃなきゃいけないんですけどねぇ^^


このように今回は新旧ショムニメンバーが入り乱れたから、
新メンバーの個性が目立ちませんでしたね
おそらくベッキー演じる三波まどかは「新時代の丸橋梅」でしょう
丸橋は最初からショムニのメンバーだったわけじゃないですけどね
ベッキーは最初からどっぷりショムニです(笑)


小島美鈴(森カンナ)は「魔性の女」こと「新時代の宮下佳奈(櫻井淳子)」でしょうか
ただカナさんと比べてかなりブリブリ系で小悪魔的なちょっと鼻につくキャラですねこれ
キャラ作りには本人かなり苦労したとのことです^^
そもそもカナさんは社内の取締役全員と関係を持って役員総ナメしていたほどの人物ですが、
一方のコジマさんは平社員と付き合った・振られたレベルのようですね


安倍麗子(安藤サクラ)は「新時代の日向リエ(高橋由美子)」そのまんまですね(笑)
超人的な占術と探知能力を持つ最も人間離れしたマンガ的なキャラを受け継ぎます(笑)
演じる安藤サクラは父に奥田瑛二、母に安藤和津、夫に柄本佑、義父に柄本明、義母に角替和枝を持つすさまじい「役者一族」の中で生活している演技派女優です
それにしても高橋由美子太ったなぁ~
上向きで登場したとき誰だかわからなかったし・・・
ダイエットダイエット!!


福田益代(堀内敬子)は「新時代の徳永あずさ(戸田恵子/アンパンマン)」でしょう
徳永みたいに株には手を出していない(寧ろ株関係はベッキーか?)ようですが、
北欧の怪しげな健康グッズを為替レートを明らかにせずに社内で詐欺的叩き売り販売会を実施してるなんざ、
社内でいかがわしいオークションを切り盛りしていた徳永クリソツです
今だったら株よりFXでしょうが、彼女よりベッキーがそっち系のキャラっぽいし、
そもそも彼女は「健康オタク」というキャラですから、
拝金主義の塊みたいな徳永あずさとは若干違いますね
常に美顔ローラーをコロコロしてるイメージあるし
おもひでころころ・・・


それと彼女は最年長(お局?)的立ち位置なんでしょうが堀内敬子のベイビーフェイスと可愛らしさはあまりこのポジションに似合わないような・・・
ただ、同様に最年長の立場だった戸田恵子でしたが、彼女も声帯の維持やアンチエイジングが不可欠である声優業兼業だけあって10年経っても容姿にほとんど変化がなかったですね
すばらしいことです


以上、こんなメンバーでお送りしま~すみたいな感じでこの1話は終わっちまいましたが・・・
石黒賢演じる右京は写真だけの登場でしたね
海外事業部も皆メンバーが変わってます
三田村(相島一之)くらいは残ってるかと思いましたが
「新時代の右京友弘」は左門大介(三浦翔平)ということでしょう
思えば名前が右と左です
左右対称キャラですね


そもそも右京と塚原は結ばれたのか結婚したのかどうなったんでしょうか・・・??
塚原の左手を注目していましたが指輪の存在が確認できなかった・・・
つか見てる最中蚊がうろちょろしててソイツと格闘しながらだったから何度か目線を切っちまったんですよ
でも確かしてなかったような・・・
うんしてないな左手の薬指は「フリー」だ・・・


そもそも京野ことみって最近民放夜ドラマ枠ではめっきり見かける機会が減り、
オレ的には2007年の「喰いタン2」以来でお目にかかるような状況ですが、
髪型を塚原時代のような黒の超ショートカットに戻していましたが、
まさかこの1話のゲスト出演の為だけにあそこまで短くカットしたんでしょうか??
近年はロングかセミロングくらいの髪型という印象だったからそれも気になるとこではあります・・・


「佐川男子」など昨今は運送業男子がめちゃくちゃモテる時代
配達の際に女性から弁当やらタオルやらメアド入りラブレターやら差し入れされるほどとか
会社側も配達員はルックス重視で選考するどころか写真集まで発売してるほどですからね
そんな時代の流れを意識した存在がシロクマ急便の配達員・速水
「新時代の神谷真太郎(沢村一樹)」ってポジションでしょうか?
新・ショムニのメンバーのハートを早くも奪ってしまうモテモテぶり
短髪で色黒で上腕筋露出して男らしさ全開でハキハキ答える様は現代女性の「ストライクゾーン」ど真ん中??


「ストライクゾーン」という表現使ったのは演じる工藤阿須加の父親が超有名プロ野球選手だからです
3年ほど前に西武ライオンズを引退したあの大投手・工藤公康投手の長男なんですよ
そりゃストライクゾーンど真ん中になるわ(笑)
ちなみに1つ下の妹の工藤遥加さんもプロゴルファーとして活躍され「工藤家」の活躍もかなりすごいですね
安倍麗子を演じる安藤サクラ一族といい血筋のスゴさも芸能界で生き残る条件なんでしょうか(笑)


とは言っても「工藤の息子」とか「奥田瑛二の娘」とか「柄本佑の妻」とか「その柄本佑は柄本明の息子」とか・・・そんな視線でまず捉えられてしまうのも注目度や名前を覚えてもらいやすいメリットもあれば、
血縁だけで興味をもたれ持っている人間性でアピールが届きにくいなど良い面悪い面微妙ではありますよね
でも速水の佐川男子っぽいさわやかさは好感だなと同性のオレでも思いました


佐川男子と言えばこのオレも大学時代に金なくなると夜勤(徹夜ね)で佐川やヤマトの工場でめちゃ重い荷物の仕分けバイトやってましたけどね・・・
夜が開ければ仕事終わりで拘束12時間の11時間勤務で1万円程度を日払いでその場でもらえる
「ショムニ」ファースト・シーズンの第1話で心が折れて仕事辞めると言い出した塚原を千夏がお水の店を紹介する為に連れてった時に日払いのこと「トッパライ」って表現使ってたのを今思い出した・・・


つまり何を言いたいかと言うと・・・
このオレも佐川の夜勤バイトをやってたから「佐川男子」ってことで・・・
やっぱり・・・それじゃダメ?^^


ほとんどファーストシーズン第1話のオマージュで終わったこのフォース・シーズン第1話
新メンバーのプレゼン的な部分さえないままの15分拡大枠でした
しかし圧倒的ネームバリューのある「ショムニ」です
日本人は「皆に認知されているもの」に弱い生き物
視聴率が全てではないとこのブログでは口をすっぱくして言ってますがこのドラマの視聴率は興味深いです


「肉食系女子」なんて言葉がまだなかった時代
このドラマが「強い女性」をこれでもかと前面に押し出しました
男ながらにも坪井千夏のカッコ良さには惚れ惚れしていました
特にファーストシーズンの最終話の千夏のカッコ良さと言ったらもう・・・
陣内孝則演じる鮫島を完全にヤリ込めて勝ち誇るシーンは男女の垣根を越えて敬愛してしまうほどでした(笑)


シリーズ物はどうしても初期や「最初の物」が高評価されがちで、後継作品がそれを上回るのは難しいものです
ダーティー・ハリーだってダイ・ハードだってロッキーだってルパンだって水戸黄門だってそうでした
第1作や第1部など初期や最初の物が「最高傑作」とされがちなものです
007シリーズだったらショーン・コネリー時代のもの
ジブリ系だったらナウシカ・ラピュタ
ウルトラマンシリーズだったら初代ウルトラマン・ウルトラセブン
このように後継作品が「初代」や「初期」を越えるのは本当に難しい物に思えます


この「ショムニ」も「初代」から見てる視聴者は多いです
そうなればどうしてもオープニングは「虫も殺さぬ顔して~♪」で始まり・・・
エンディングは「君をスキになって~初めて~の夏~が来るぅ~♪」で終わる・・・
そんなイメージがどうしてもツヨクツヨク残りがちなものです
「自分らしく生きてますか?気持ちイイこと、そこにありますか?」は世の中の女性に「強く」なる事を投げかけるようなこのドラマのコンセプトにピッタリ一致する本当に秀逸な歌詞であり、
この「それじゃあバイバイ」やセカンド・シーズンの「ゴーイングmy上へ」を手がけたSURFACEの解散が残念


しかも今回の「ショムニ」はメンバーを一新した
さらに10年というブランクまである
高視聴率を記録した過去シリーズのハードルはすさまじく高いかもしれない
さらにあの頃よりテレビ番組全体が視聴率が取りにくい時代になってしまってもいる
単純比較はできなくても、壁はとてつもなく高くても、それでも越えられるようにまた輝いてほしいなぁ


これほど老若男女幅広く見れる「ストライクゾーン」の広いドラマもなかなかないものです
ドラマって作風のコンセプトや出演者など様々な要素で視聴(ターゲット)年齢層はどうしても偏ります
「ショムニ」の強みは女性向けと思いがちだけど男性も楽しめて、世代を超えて、“ファミリーで見れる”ドラマだということです
「1家に1台」のテレビで家族で見るドラマというものがまた復活してもいいんじゃないかと思います(^-^)


思えばファーストシーズンがやってた頃はこのオレはまだ高3だった・・・
(失)恋に部活に(失)恋に受験に(失)恋に・・・と(暗い)青春を謳歌していたころ、
毎週ゲラゲラ笑いながらこのドラマを見ていた記憶がある
あれから15年・・・
このオレも佐川男子のモテモテぶりを羨む汚れた大人になっちまったけどこのドラマの復活は素直に嬉しい
汚れきったこのオレのハートをまた浄化してほしい・・・そーゆードラマじゃないんだけど期待してる(笑)
汚れちまった悲しみに・・・
仰げば尊し・・・
いい日かに玉・・・


以上、ショムニ2013 第1話「復活! 10年ぶりの庶務二課で最強女子坪井千夏が会社斬り」 感想(あらすじネタバレ含む)でした
第1話の視聴率は18.3%と、今クールドラマでは半沢直樹に次ぐ2番目(現時点では)の高視聴率でした
大事なのは2話以降この水準を落とさないかどうかですね
でも、期待してマス!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。