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泣くなはらちゃん 8話 感想 [泣くな、はらちゃん]

泣くなはらちゃん 第8話「神様のナゾの真相」の感想(あらすじネタバレ含む)です
前回、漫画世界から全員出てきてしまった事で、はらちゃんたち御一行様は越前さんの家に住むことになりました
ただでさえタダ飯喰らいのひろしがいる上に女手一つできりもりしている越前さんの家に、
突然6人もの居候が住む事になり、食費や寝る場所やお風呂の順番はどうやって確保するのかと現実的な部分ばかり気にしてしまう小さなオレはともかく、みんなで賑やかに楽しく食事をするシーンから始ります


秀子もひろしもはらちゃんたちが漫画世界の人間だということを知っているのかどうかが曖昧にされてますね
でも玉田工場長と顔見知りだった秀子がたまちゃんを見ても全く動揺していない所を見ると知っているのかもしれないですね
とりあえず、田中さんと悪魔さんと越前さんの家族はマンガの中から人間が出てきたというSFファンタジーなシチュエーションを受け入れたということでしょう


その田中さんと悪魔さんの会話で田中さんが「マンガの中から人間が出てくるなんて世界中のニュースだ」と話し、悪魔さんにはらちゃんたちを売るつもりかと咎められます
売るかどうかはともかく田中さんの考える事が一番自然で、普通マンガの中から人間が出てきたらそう簡単に事実を受け止められないのが人間ってもんです(笑)
越前さんも悪魔さんもあっさりしすぎ(笑)


そんなある日工場のパートのおばちゃんたちが映画の撮影を見に行く為に集団仮病でパート全員休みという非常事態。しかもおでんせっと50パックを夕方までに納品しなければならない状況です。越前さんと田中悪魔の3人ではとてもさばききれません。


そこで越前さんはマンガ世界のお友達を工場まで呼び出し手伝ってもらうことに
相変わらずはらちゃんはスタジャンの上に作業着を着るからパンパンのピチピチです
これだと長瀬君がめちゃくちゃ太って見えるからやめたほうがいいと思うけどなぁ(笑)
でも思えばはらちゃんがあの赤いスタジャンを脱いだ事見たことない
絶対脱いじゃいけないという暗黙のルールがあるのかもしれませんね
まきひろも普段被ってる帽子の上に作業用の帽子をかぶってますし
とりあえずはらちゃんはピチピチです
たまりません


そして、未経験のど素人が手伝えるものなのかわからないけど、
なんとか普通に作業できてしまっている状況
マンガ世界の住人であっても手先の器用さに個人差は個人差があるようで、
はらちゃんは不器用で、あっくんは繊細(器用)で、マキヒロはワイルド
たまちゃんと笑いおじさんはキャラが被っている
ユキ姉は特になし
・・・と、それぞれ個性溢れるメンバーです


悪魔さんは繊細な感情もワイルドな男らしさもどちらも少女マンガ(実質女性の願望)には必要だと述べました
そうかそれは勉強になるな・・・
でもオレの持ってるワイルドさってスギちゃん的なものしかないんだよな・・・


そして未経験の初心者の集まりなのに普通に納品しちまって、
しかも日払いではらちゃんたちは給料までもらえることに
何時間労働したのかはわかりませんが日給5000円です
はらちゃんたちは初めて手にした「お金」でそれぞれほしいものを買います
たまりません


たまちゃんと笑いおじさんはおつまみを買い、
あっくんはペットショップで犬と戯れ、
マキヒロはミニカーを買い悪魔さんが引くほど幼稚に「ブーッ」とか言いながら走らせてはしゃぎ、
ユキ姉はブローチを買い自分の中にある女の部分を感じ胸をときめかせ、
そしてはらちゃんは・・・ホワイトデーのお返しに5000円全てをキャンディーにつぎ込み越前さんにプレゼントです


段ボール一杯に詰められた箱と、真ん中にあった越前さんが好きなネコのイラスト入りキャンディーが特に嬉しかったようで、越前さんは感動します。素直に抱きしめられるか、「チューまたの名をキス」をするかと思ったけど、恥ずかしいのか「バカ」と答えて、怒ってない時でも女は嬉しいけど恥ずかしい時には「バカ」と言ってしまうんだとはらちゃんに教えてあげます
でもとても嬉しそうな越前さん


そしてたまちゃんと笑いおじさんが「働くっていいなぁ~」としみじみ言ってるのを見て、
普段の仕事がしんどくてキツいことばかりになっているオレにはそれがあまりにも眩しく見えました
こんな純粋に「働くっていいなぁ」って言えるたまちゃんや笑いおじさんの純粋さがとても羨ましくて
今日見てて一番感じたのはこの部分でした
本当にどこまでもピュアなキャラクターたちですよね


そして、ついに百合子が越前さんとはらちゃんに自分が矢東薫子であることを明かします
まるで別人のようにはしゃぐ越前さんを制してさらに過去を話します
矢東薫子時代にスランプに陥った彼女は書いたマンガをマンションの屋上から投げ捨てました
その時に現世に出てきたのがユキ姉
二人は意気投合し楽しく幸せに過ごしましたとさ・・・めでたしめでたし・・・


と、終わればよかったんですが、
薫子は今の幸せがいつか壊れるのが怖くなってしまいます
マンガから出てきた不老不死のキャラクターに対し自分はいつかは死ぬわけで、
どうしてもどこかで「終わり」をつける必要がある
ついに薫子は未発表の作品の中でゆき姉やはらちゃんなどキャラクター全員が死んで終わるシーンを描く
ユキ姉はそれを知っていたから薫子を恨んでいたのです
薫子もずっとそのことが心の傷として残っていたようです


だから越前さんが自分の作品を元にオリジナルのマンガを描いて、
そこでキャラクターたちを蘇らせてくれた事を感謝していると告げます
帰り道、越前さんははらちゃんに「私の顔は好きですか?と問われ、
恥かしがりながらも「好きです」と答えます
はらちゃんの顔は自分好みにアレンジしたとも告げ、
実際薫子の作品のはらちゃんはもっと目が釣りあがった感じですが、
越前さんの描くはらちゃんはつぶらな瞳をしています
まるでオレみたいです
嘘です


そして越前さんはまたいつか再び殺されるんじゃないかと不安がるほかの5人にも、殺したり忘れたりしないと約束します
みんなは越前さんの唯一の友達であり、みんながいたからやってこれたんだと感謝の言葉を述べます


そして皆でお茶で乾杯して夜は更けていきます
越前さんの部屋で越前さんとユキ姉が枕を並べて仲良く寝ます
ユキ姉の幸せそうな表情がとてもよかったです^^
薫子に裏切られ心に傷を抱えていたユキ姉だから越前さんの温かさが嬉しかったんだと思います
あんな嬉しそうなユキ姉の表情は初めて見ましたね


そしてはらちゃんたちは寝室でテレビを見ます
しかし放送するチャンネルがことごとく戦争とか飢餓貧困とかそして震災の映像とか現実世界の「負」の部分ばかりを扱ったドキュメンタリーばかりで、全チャンネルが夜のNHKかと思うほどで、はらちゃんたちはこれまで良いイメージしかない「夢の世界」と思っていたこの現実世界の黒い部分を知り、はらちゃんは涙を流します
今回はここで終わりです



次回は現実世界の負の部分を知った仲間達が平和だったマンガ世界に帰りたいと考え始めるようですね
しかもはらちゃんたちはチンピラに絡まれて殴られるようですし
これまでずっとピュアで純粋で心が表れるような綺麗なシーンばかり描かれてきたこのドラマですが、
人間社会の「毒」の部分も描き始めましたね
それを前にしてはらちゃんたちマンガ世界の住人がどうやって向き合っていくのかわからないですが、
次回は結構熱い展開なんじゃないかなぁと思います
悪い部分もあるけどやっぱり人生って素晴らしいみたいな展開にならないかな


以上、泣くなはらちゃん 第8話「神様のナゾの真相」の感想(あらすじネタバレ含む)でした
最終回まで残り2話ですよ


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