平清盛 16話 感想

平清盛　第16話「さらば父上」の感想（あらすじネタバレ含む）です
清盛の父・忠盛の絶対的な威厳を見事に演じきった「ミスター大河」の中井貴一のラストです
次回からクレジットの最後は誰になるんでしょうか
國村隼かな？
別れは突然やってきました


出だしから第1話の舞子回想シーンが入りなんとも暗示的なスタートだった今回
忠盛は突然吐血し倒れてしまいます
明子同様病名は明らかにされていませんがやはり癌なんでしょうねあの様子だと
ただ、さほど苦しんだ様子もなく、その最期もいかにもフィクション的な描かれ方でなんとも微妙でした
いくらなんでも幻影と剣を打ち合うとか・・・

それと忠盛は念願の公卿の座まであとわずかでした
あと一歩のところで志半ばにして倒れる無念なども描かれず
とにかく満足して世を去るという描かれ方でしたが、実際はそんな綺麗なもんじゃなかったんでしょうね

宗子も今回は波風立てることなく静かに見守る様子
基本的にはものわかりが良いようですね
ただ時々発作のように自己の感情の爆発を招いてしまうようで、
それが後に平氏の滅亡に繋がるわけですが・・・

そして今日は義朝と常盤御前がついに結ばれましたね
もう義経を身篭ったかもしれません
既に兄の頼朝は弓を習い始める段階まで成長しています

清盛や義朝の外見が変わらないから作中の時間の経過がわかりにくいですが、
今回は作中の時間の経過を感じさせる描写がいろいろ多かったですね

忠盛が清盛を跡継ぎに認めるシーンが今回のクライマックス
豊原功補演じる叔父の忠正が複雑な表情をしているのも印象的でした
しかし、家盛亡き今、清盛以外に後継者などいるわけもなく
そしてこの2人は後に剣を交えることになるわけですが・・・

偉大な父を失った清盛
来週はいよいよ教科書などで描かれた清盛っぽい衣装になっていましたね
そういえば晩年の頭を丸めた清盛も松山ケンイチはやるのかな
まー、三上博史もやってるくらいだから・・・

とにかく来週は皇位継承問題などもありかなり波乱の展開になりそうですね
後白河も崇徳も登場しますし

以上、平清盛　第16話「さらば父上」の感想でした
視聴率の事でいろいろ叩かれていますが、保元の乱以降は上がってくると思いますよ

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