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平清盛 7話 感想 [平清盛]

平清盛 第7話「光らない君」の感想(あらすじネタバレあり)です
今回は後に清盛(松山ケンイチ)の妻となる2人の女性との出会いが描かれました
まずは清盛の最初の妻となるは明子(加藤あい)
彼女は身分の低い下級貴族高階基章(平田満)の娘である
後に信西となる高階通憲(阿部サダヲ)と同じ「高階」だが関連はない
明子は後に平家の重臣であり清盛の後継者とされた平重盛を産むことになる


もう1人の女性は中級貴族の平時信の娘、時子(深田恭子)である
後に清盛の正室となり、清盛の死後は平家を柱として支え、最後まで時代の流れに抵抗し、
そして幼き安徳天皇を抱いて壇ノ浦で入水するというあまりにも有名な最後を迎える女性
子には後に高倉天皇と結婚することで有名な建礼門院徳子や、平家を滅亡へと導いた愚息・宗盛などがいる

対照的な性格に映った両女性でしたが、これは演者(特にフカキョン)の性格によるものが大きそうです
フカキョンは時代劇に出てもあーゆー雰囲気なんだなぁと見てて思ってしまいました
彼女も今年で30歳ですがいつまであのキャラや雰囲気を続けていくんだろうかと心配になってしまったり・・・
そんなフカキョンが安徳天皇を抱いて壇ノ浦の冷たい海に身を投げるシーンをどう演じるのかな・・・など
大きなお節介なのはわかってるんですが心配になってしまいます(笑)

身分の引い家柄の明子と結婚したことは平家内部に波紋を巻き起こします
叔父の忠正(豊原功補)は相変わらずですが、
自分を抑えて耐えていた宗子(和久井映見)もこれには耐えられなかったようですね
従兄弟である藤原家成(佐藤二朗)から良家の娘との縁談話を紹介されていたのに、
それを断る事になったのもあるでしょうが・・・

ただ、宗子は宗子で後に「ある人物」の助命を願い出て、
それにより平家は滅亡へと繋がるわけで、
何が災いするかわかったものではありません

しかし父・忠盛(中井貴一)は結婚相手を身分で選ばなかった息子・清盛に、
かつて白河法皇の妾であり「遊女」だった舞子(吹石一恵)を愛した自分に重ね合わせます
「あそびを・・・せんとや・・・」を歌う忠盛のシーンは彼の心情を描いていました

明子はその身分の低さから先に結婚したにも関わらず正室の座を時子に奪われます
その子重盛も出自の家柄では苦労したようですからね
しかも彼は妻も父同様身分の低い相手を選んだようで
3代続けて相手の身分を介さずに人を愛した平氏一族ということですかね
現代で言えば相手の年収や学歴を全く気にせず結婚相手を探す女性みたいな感じ?

それにしても清盛
明子への求愛の歌(今で言うラブレター?いや、もうラブレターなんてやらないからラブメール?)を、
佐藤義清/西行(藤木直人)に代筆させるなんて(笑)
平安の時代から「告白文代筆業」があったのかと思わせる一幕でしたね
後の大歌人に代筆させるんだから

崇徳天皇を演じる井浦新(ARATA)は今日初セリフ
今まではあの憂鬱そうな表情しか描かれなかったからなぁ
父・鳥羽院(三上博史)に疎まれている存在
心を病んでいる様子が描かれています

鳥羽院を巡る対立も激しくなる
と、言っても得子(松雪泰子)が一方的に野心を燃やしてるだけで、
璋子(檀れい)は神経や感受性というものが全く欠落しているようで、
全く意に介していない様子
あの美しさと相まって文字通り生きているお人形さんみたいな状態ですね

それにしてもフカキョン
今日はフカキョンが何のドラマに出ても相変わらずだなぁという思いだけで胸がいっぱいになりました(笑)

以上、平清盛 第7話「光らない君」の感想でした
源氏物語とのこじつけはちょっと無理矢理すぎるかなと思いました(笑)
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