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悪夢ちゃん 最終回 感想 [悪夢ちゃん]

悪夢ちゃん 最終回(第11話)「ドリー夢」(サブタイトル)/「私達の未来を切り拓け!涙と希望のカーニバル」(ラテ欄)の感想(あらすじネタバレ含む)です
昨年のこの枠のドラマ「妖怪人間ベム」の最終回同様、2年連続で泣かされちまいました(>_<)
うぅ・・・涙で液晶が見えねぇ・・・(>_<)
なかなかに泣ける最終回でしたね(>_<)


あなたがやっぱり気になるのはラストに登場した人物が誰かという点でしょう
アゴまでしか映らなかったものの誰がどう見ても志岐貴(GACKT/元MALICE MIZER)と思うでしょう
武戸井彩未(北川景子)も「夢みたい」と驚くほどです


じゃあ志岐貴が古藤結衣子(木村真那月)の父親だったのだろうか?
結衣子の母親が彩未の幼馴染で親友の古藤菜実子であることはわかっている
しかし古藤万之介(小日向文世)が「父親は誰だ?」と高校生で妊娠した娘を叱責しても答えなかった
ただその時のアルバムに志岐貴らしき人物(GACKT/元マリスミゼル)がキッパリクッキリ映っている
紺ブレ着てたから当時高校生のガクトです(笑)


そう考えると「彼」が「悪夢ちゃんのパパ」ということになる
ただ、「彼」が志岐貴なのかどうかまで明確に紐付けされていない
つまり、最後に現れたあの人物は志岐貴ではなく「彼」なのである
つまり、「彼」と志岐貴は別人ということなのだ
んじゃ、「彼」は誰なんだコノヤローという話になる


ここで9話でサラッとサラサラ流されちまった話を君は覚えているかい?
彩未が「夢見る羊の家」へ行き、シスターマリカ(藤村志保)と話していた時の内容
「コウ君はどうしたのか?」とシスターマリカに彩未が聞いています
マリカは「コウスケ君ね・・・」と返すその人物・・・
彩未が絵で彼が母親から虐待を受けていたことを描いた少年のことです


彩未は彼のことを「私と同い年くらいの」と言っています
マリカは虐待の母親から遠ざけてどこかに行かせたことを暗に示唆していました
つまりそれが「彼」なんじゃないかと
後の「悪夢ちゃんのパパ」=「コウスケ君」である
おそらくマリカは彼の保護先を万之助に斡旋してもらうように依頼したのではないだろうか?
だから万ちゃんの娘である菜実子とも接点があったわけで
現に病院に見舞いに来ている写真もあるのだから


ではコウスケ君が志岐貴ということは考えられないのかという話になってくる
ここで引っかかるのが・・・
・彩未の「私と同い年くらい」という表現
・万之助の志岐に対する接し方
・志岐の結衣子に対する接し方の3本です(サザエさん風に)
サザエさんと言えば今回久しぶりに冒頭での波平(永井一郎)のナレーションが復活したな
なんとなく嬉しかった(^。^;)


まず「同い年くらい」のことだが、彩未と志岐は7歳の年齢差がある
28歳と35歳を「同い年くらい」という表現をする日本人はどれほどいるだろうか?
ただ実年齢を知らなかったから見た目だけでの判断ならありえなくもない


しかし彩未が「同い年くらい」と言っていたのは子供の時の話である
子供の時の7歳差というのは大人になってからの7歳差以上の開きがあるだろう
小学生時代が全く「被らない」ほどの年齢差だ
当時の彩未が5歳と考えれば12歳
5歳の幼児が12歳のティーンエイジャーを「同い年くらい」と感じるだろうか?
絶対にありえないことである・・・
子供の時の7歳差じゃ見た目の若さもへったくれもない


そして万之助と志木の関係である
万之助は明らかに志木とは距離を置いた接し方をしていた
子供の頃から知っている関係だったらあんな接し方はしないだろう


そして志岐の結衣子に対する接し方
志岐=コウスケ君=悪夢ちゃんのパパであれば、
志岐は結衣子を自分の娘だと知っているはずである
しかし志岐の結衣子に対する接し方は執着こそ見せていたが「娘」に対するものとは考えにくい
ただ志岐は彩未に対しても本心の部分をさらけ出さなかった性格だからこれはちょっと微妙ではあるが・・・


ただこれらの「状況証拠」から考えると志岐=コウスケ君はかな~り無理がある気がする
なんだかんだで決め手はやっぱり2人の年齢差だが
ただ志岐の遺体は発見されていないと生徒が言っていたしぶっちゃけ志岐は生きているんじゃないかとオレは思っていた
それと最後にアゴまで登場した人物の服装(つーかコートと靴)はいつもの志岐貴のものだった


そう考えるともしかしたら志岐=コウスケ君かと思いたくもなるが・・・
ただ高校生(18才)の菜実子の見舞いに来ている集合写真の「彼」は紺ブレを着ている
つまり「彼」も高校生である可能性が高い
「彼」が志岐貴だったら当時25歳である
25歳の男が制服コスプレ?
やっぱりどう考えても志岐貴は「彼」でもコウスケ君でもない
最後に登場した悪夢ちゃんのパパは志岐貴ではないのだろう・・・


ただ、あーゆー終わり方したら続編あるのかな?と考えたくもなる
続編やるなら当然数字(視聴率)が良くなければやらないだろう
視聴率の推移は
1話 13.6%
2話 10.7%
3話 12.9%
4話 10.4%
5話 12.8%
6話 11.5%
7話 11.5%
8話 11.5%
9話 10.4%
10話 9.8%
最終話(11話) 11.2%
全話平均 11.5%
と、言う感じ
続編やるかどうか微妙なラインでもある


そもそも彩未と志岐貴の関係もかな~りあやふやな描き方してたもんね
せめてキスシーンくらい描けばまだわかりやすかったのにあそこまで曖昧にしなくても・・・とは思う
彩未が志岐貴を好きになったという具体的描写が全くなかったからとてもわかりにくい部分ではあった


最も、悪夢ちゃんのパパがコウスケ君であるかどうかだって何の確証もない
単に一緒に写真に高校生コスプレをしたガクちゃんが写ってただけってことだからね
菜実子は自分の死期が近いことを悟りとにかく「誰でもいいから妊娠させて」状態だったフシもある
だったらそこらの援交ジジイにでもお願いした可能性だってある
ん~・・・でもそこはやっぱり好きな相手の子を産みたいと思うもんじゃないかな
だったらやっぱりコウスケ君?
コウスケ君がどんな人物だったのかまでわからないけど写真見る限りはいい笑顔のガックン


そんな大いなる謎を秘めたまま「悪夢ちゃん」は終っちまいました
ますだおかだも面白かったですね
そういえば悪の組織の一味である悪のシスターXを演じた能世あんな(香里奈の姉)はほとんど実体を語らず終ってしまいましたね
トミー・リー(・ジョーンズ)は間違いなく本名じゃない悪の組織のボス(川平慈英)もあれっきり
結構伏線回収しないで終わってるの多いですねぇ
やっぱ続編やるのかな??


まー子役は成長が早いから続編やるにしても1年以上スパンは空けられないだろうし、
そう考えると悪夢ちゃんやクラスメートのキャスティングも大変だろうから現実的には難しいだろうけどね・・・
成長が早い子供時代だからこそ7歳差を「同い年くらい」と考えるのは無理があるわけで
だからやっぱり最後に登場した人物は志岐貴じゃあないな
うんもうそーゆーことにしておこう(笑)


・・・と、昨夜更新の時点では思っていたが、今日コメントくださった方のご指摘や、
再度先ほど映像を見直してあの写真の志岐貴が来ているのは高校の制服(紺ブレの)だと思っていたものの、
普通にスーツであり25歳の社会人として映っているだけなのかと思うようにもなり・・・
実際、万之介の助手ということでその頃から付き合いがあったと考えれば不自然でもないし
そう考えると年齢麺で問題なくなるし、ついでに最後のシーンもコマ送りで見るけどやっぱりGACKT(笑)
鼻くらいまでは映るけどそこまで移れば十分GACKT(笑)
昨夜までのオレはそこに登場したGACKTは「志岐貴に生き写しの別の誰か」と無駄に深読みしてたけど・・・
やっぱりあれこれ深く考えず素直にあれは志岐貴で、志岐貴は生きていたと捉えるべきなのかな
でもそうなると「コウスケ君」は何だったんだろう・・・?


でも夢獣が菜実子の化身とわかった以上、夢王子が志岐貴の化身ということでやっぱり辻褄が合う
やっぱりあれは志岐貴だったのかな・・・


そういえば彩未の腹巻き姿を描いたのは最初のうちだけだったね
いや、別に関係ないんだけどさ・・・
なんとなく・・・北川景子が腹巻きしてると思うと・・・


次のドラマは「泣くな、はらちゃん」だとか
長瀬智也主演ドラマですね
長瀬智也のこの枠っていつ以来だろう
もしかして「マイ☆ボス☆マイヒーロー」以来?
「悪夢ちゃん」もいいけどこのドラマこそ続編やってほしかった(>_<)


以上、悪夢ちゃん 最終回(第11話)「ドリー夢」(サブタイトル)/「私達の未来を切り拓け!涙と希望のカーニバル」(ラテ欄)の感想(あらすじネタバレ含む)でした
サラバ、愛しき悲しみたちよ


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