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銭の戦争 2話 あらすじ感想 [銭の戦争]

銭の戦争 第2話(視聴率11.9%) 「いざ逆襲這い上がれ!」 あらすじ感想(ネタバレ含む)
ついに富生(草彅剛)は家も工場も差し押さえられ人手に渡ってしまい何もかも失ってしまった
急場を凌ぐため富生はクレディ・パートナーズ証券でのキャリアと東大卒の学歴を振りかざして転職活動に励む
しかしホテル暮らしで住所不定かつケータイまで止められてしまったことがネックで面接は連敗
挙句にカードまで限度枠に到達してしまいほぼ無一文に・・・


富生は紺野先生(大杉漣)の家にまた泊まりにいく
そしてキャリーバック2つの荷物を預かってもらうよう紺野先生に世話になりっぱなしな富生
紺野先生の口から富生の過去が語られる
数字に関する記憶力が異常に発達しているからなのか理数系が得意で成績も学年トップ
東大も余裕で合格したとのこと
理数系が得意だけど文系(おそらく文Ⅱ)に進むという東大生にはありがちな将来を見越した進路展開


それにしても前回の銀行の融資担当者や神社の神主や今回の面接担当者など嫌な奴ばっかりだね(笑)
実際はあんなドライな対応しないでしょ普通
思いやりがないロボットみたいな奴ばっかりだ


そんなロボットどもに社会からはじき出されてしまった富生はついにホームレスにまで堕ちてしまう
東大卒でもホームレスになるのも普通にある時代ですからね・・・
富生はそこで紅谷裕蔵(津川雅彦)というホームレスから300億円を扱うほどになった闇の金貸し大王と知り合う
富生は紅谷に金を貸してくれと堂々と無遠慮に願い出る
当然そんな要求は突っぱねられる


紺野先生はラッシャー板前の義妹夫婦の借金を肩代わりしたものの、早くも初月から返済日に返済できない
赤松金融の桜田(高田翔/ジャニーズJr.)は嫌がらせで紺野先生の自宅の塀に「金返せ」とスプレーで落書き
戻って来た未央(大島優子)が悲しそうな表情を見せるがあの大島優子がこんなに演技上手いなんて知らなかった・・・
ちょっと前までアイドルだったのにしっかり女優やってるなぁと感心してしまった
セリフのないシーンで表情だけで感情を表現するのって役者でも大変だって言うからね


未央は寒空の中冷たい真水でゴシゴシと壁の落書きを消します
夜になり紺野先生が戻って来てもまだ消している未央
紺野先生も未央に謝りながら一緒に消します
「今夜・・・鍋にしました」という未央の言葉が切ない・・・
とんだ「ヘビーローテーション」になっちまいましたね・・・
汚れっちまった外壁に・・・


しかし合間のCMでは「どこでもノア」でジャイ子になったあっちゃん(前田敦子)のCMが流れる
そしてそのCMでは高田翔と顔のパーツが結構似てると思える山Pこと山下智久が大人になったスネ夫を演じる
いろいろと「ゆかりの人物」がCMで登場するスポンサー選び


梢(木村文乃)はジュディ・オングから富生がホームレスにまで堕ちたことを知らされ直接会いに来る
しかし富生は梢に悪態をついて追い返す
奪われたとは言え1000万円の条件として梢とは会わない事を誓わされた富生だけにこの対応はしかたない
そして梢の為を思ってのこともあるんだろう
会いに来た時点で自分に未練があるのはわかってる
自分の事を嫌いにさせて別の相手と新しい恋愛をやりなおしてほしいという富生なりの思いやりなんだろう


梢も「男を見る目がなかった」と言い放ってその場を去る
しかし富生との思い出の写メを消去できない梢
それほどまでに富生への愛は強いのである
でももう大島優子のキャスティングの時点でこの2人が結ばれるシーンは思い浮かばない
キャスティングの時点で最終回のカップリングのネタバレになっちゃうことってあるよね


そんな2人の女の子の心を揺さぶり続ける(未央とはまだケンカばかりだけど・・・)モテ男・富生は紅谷に弟子入り志願する
紅谷は試験としてコワモテな店主・ササキ(宇梶剛士)から借金を取り立てるよう条件を突きつけられる
富生はこの店で食い逃げしていたこともあり水をぶっかけられ、塩をまかれてしまうが、
めげずに無理やり皿洗いや店内の掃除をして少しずつ少しずつ上手に上手にササキの心に入ってゆく・・・
そもそもササキ1人でやってる店だから皿洗いだけでもかなり助かるのは事実だろう


ササキは一日の収支計算にも苦労している有様
パソコンの使い方もわからず全てアナログで計算しているササキに富生はパソコンの使い方を教える
そしてササキは1か月前に事故で妻を失った事を富生に明かす・・・


翌朝、ササキは富生に利息と元金含め全て手渡す
しかし富生は受け取った瞬間「何か」がひらめき元金は返し利息だけ受け取る
元金まで取り返したらもう利息を搾り取れない
金貸しで稼ぐ秘訣は元金の返済は求めず細く長く利息だけ搾り取り続ける事
それを自ら気づくことができた富生は見事「合格」


ササキは紅谷の息かかかった人間で「試験管」の役割も担っていた
草彅剛と宇梶剛士と言えば「古畑任三郎 VS SMAP」を思い出させる組み合わせ
ササキは「正解を出したのは初めてじゃないですか?・・・いや、2人目か」と紅谷につぶやく
富生より先に「正解」を出した人物、それが赤松金融の社長・赤松大介(渡部篤郎)だった
紅谷は赤松に富生を育ててやるよう話を通す


赤松は富生に最初のミッションとしてある人物からの借金の取り立てを指示する
それは富生がいろいろ恩を受けている紺野先生だった
早くもいきなり難問にぶつかる富生・・・

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赤松は富生が自分が追い込んだ「ホワイト科学」社長の白石孝夫(志賀廣太郎)の息子だと知らないんだろうか?
いや、知らないというのはさすがに考えにくい
知らないフリはし続けるだろうが知っているはず
寧ろ富生がいつ赤間がが父を追い込んだ人物だと気付くのかという話である
富生の「復讐」の相手も赤松になるわけで・・・


その孝夫が失踪する1週間前に富生に会いに来ていた・・・
あの時話していたら自殺は阻止できたのかもしれないと悔やむ富生
孝夫とはあまり上手くいってないように見えたが回想シーンではそうでもなさそうだった


紅谷が富生に言った「金のとりこになるなよ」という言葉が重い
紅谷は富生に金貸しの厳しさも伝えようとしていて「引き返すなら今だぞ」と入念に念を押してもいる
金貸しには金貸しの辛さがあるということだろう
だから紅谷は貸金業を引退して少額の利息の取立だけで生活している
紙袋の中の紙幣が千円札ばかりだったのも取り立てがことごとく1万円未満だからである


ラストシーンでは未央も受付嬢の派遣契約が打ち切られている
あれだけのルックスなら現実的には余程のことがなければ打ち切らないか打ち切っても直接雇用するだろうに
それにしてもこの派遣担当者もヤナ感じ満載
ホントこのドラマの端役キャラはことごとく嫌な奴ばっかりだ(笑)
父の借金についに自分の収入まで絶たれて困惑する未央


ただ派遣だったらいつ打ち切られても仕方ない世界であるのも事実
なぜか未央はこの受付の仕事が切られたらもう他に仕事がないみたいなニュアンスを醸し出している
他に仕事くらいいくらでもあるだろうに・・・
アベノミクスだし・・・
しかもこのルックスがあれば現実じゃ面接も大抵の所なら連戦連勝だろうに・・・
そして桃子を演じる朝倉えりかは橋本環奈に似てると思う


今回はちょっと面白みに欠けるストーリーだが次回はまた大きな波乱のストーリーとなりそう
視聴率は落してしまったが今後がますます楽しみなドラマである


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