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ストロベリーミッドナイト あらすじ [ストロベリーナイト]

ストロベリーミッドナイト あらすじ(ネタバレ・感想含む)です
1/22から4夜連続深夜放送されたスピンオフドラマ「ストロベリーミッドナイト」のあらすじを網羅していきますわ
これは「古畑任三郎」シリーズファンなら知ってる方も多いと思いますが、
「古畑ー」の第2部で放送日当日に深夜に10分番組で放送されていた、西村雅彦・伊藤俊人の2人で主に(稀に小林隆、白井晃も登場)展開していたスピンオフ作品「巡査・今泉慎太郎」的なものです


同じフジテレビ作品でもあり、古畑任三郎と姫川玲子は超人的な推理力・観察眼・プロファイリング能力・偏屈で人付き合いが下手・頭脳労働専門等いろいろと共通点が多い
姫川は古畑ほど「完璧すぎる存在」ではないにしても、
誉田哲也先生の原作を「ストロベリーナイト」としてドラマ化するにあたり、
「古畑テイスト」を感じられる部分・演出は数多いです


特に古畑の今泉とストロベリーナイトの井岡などはもうほとんど「そのまんま」なイメージでしょう
そんな関係性もあり、このスピンオフ作品もいかにもフジテレビらしい企画だとは思いました
当然、「今泉ー」に田村正和が登場しなかったように、この作品に竹内結子は登場しませんし、
仮にスケジュール的に可能であっても彼女は「出ちゃいけない」作品です
出演しちゃったら姫川玲子が一気に安っぽいものに落ちてしまいますから(笑)


本編が井岡絡みのシーンを除けばシリアス一辺倒なだけに、
このスピンオフ作品はかなりコメディチックな内容です
4夜続けて10分ずつ小刻みに放送されたんで、
4話分のあらすじ概要感想ネタバレ一気に更新しちまいます
10分(7分弱)のドラマをチマチマ1話ずつ更新なんてやってられません(`ヘ´)


まずは1/22日(厳密には1/23未明)深夜放送の第1話
登場人物は今泉春男(高嶋政宏)と湯田 康平(丸山隆平/関ジャニ∞)、そしてラストにちょっと石倉保(宇梶剛士)です


最初に4話通してのことだが「今宵も居酒屋で刑事たちのムダに熱い捜査会議が開かれる・・・」とテロップが流れるコントっぽい雰囲気で始る
連続ドラマ版からのオープニング映像(竹内結子が脱ぐように思わせるあのOP)は同じだが、背景に映る井岡(生瀬勝久)がおそらくストロベリーを模した変なアイマスクをしている画像が連続ドラマ版では気づきにくかったが、今回はかなりわかりやすく映るようになっている


また、タイトル名の「ストロベリーナイト」の「ストロベリー」と「ナイト」の間に割り箸が入り、刺し袋(あれ何て言うんだ?)に「ミッド」と記されていて、「ピュー」といかにも緊張感のない効果音が入り、その流れだけでももうシリアスムードのないスピンオフ作品なんだなとわかるような出だしになっている


シチュエーション的には今泉が飲みに姫川班をいつものあの居酒屋に召集した所からスタート
湯田は「なんだろう・・・」と訝りながら部屋に入ると一番乗りで今泉が来ていて、
まだ他には誰もいない状況
家族全員警察官の湯田にとって警察組織の上限関係の厳しさは体に染み付いています
先に越させて待たせてしまったことをヘコヘコ謝り、
ビールを注がれるのを拒もうとし、
逆にビールを注ごうとするのを拒まれ、
足を崩せと言われるまでガチガチに固まっている状況


湯田にとっては今泉とサシで飲むのはかなり息苦しいでしょう
サラリーマンで言えば職場の絶対的権力のある上司と新入社員が一対一で飲むようなもんですから
ただ今泉は絵に描いたような「理想の上司」
決してパワハラやイジメをするような人物ではないですけどね
実際湯田の「極端すぎる気配り」が逆に苦々しい様子


実際このシーンの湯田の平身低頭ぶりは見ていてウンザリする視聴者も多かったと思う
いちいち何をするにも言うにも語尾に「すいません」を付けるようなタイプは出世できないぜ?


今回の今泉の姫川班「招集」は単なる「飲みニケーション」とのこと
湯田の報告で姫川(竹内結子)と菊田(西島秀俊)は別件が片付いてから合流する模様で、
葉山(小出恵介)は相変わらず資格試験の勉強で参加拒否とのこと
上司の誘いをキッパリ断れる葉山と平身低頭のヘタレ湯田のコントラストが面白い
でも湯田みたいなタイプもダメだろうけど葉山タイプもやっぱりダメなんだろうなと思う
やっぱり菊田が一番上司に好かれる部下キャラなんだろうな
現に菊田は今泉にも他班の日下(遠藤憲一)や島(小木茂光)など皆に可愛がられていたし、
典型的な「優等生」という感じだったから


結局今泉と湯田の「二人っきり」の気まずい空間が続く事に・・・
湯田は場を盛り上げようと飲み会ゲームの方向に話を持っていき、
王様ゲームの話になり今泉が食いついてきた
それにしても今泉は王様ゲームも知らないのか(笑)
王様ゲームの説明をすると「まるで警察組織みたいだな」と違う方向性の関心を示す今泉
そしてなんと「今からヤろう!」と言い出す!
つまり、「二人王様ゲーム」である・・・


湯田は戸惑いながらたった2本の割り箸の片方に「王」と描き箸を引かせる
二人っきりなのに「王様だ~れだ?」と言うあまりにも寂しい空間
しかも今泉がカラの箸を引いてしまい湯田が王様になってしまうますます気まずい展開
今泉は「ゲームなんだから命令しろ」と怒鳴って威嚇
湯田は泣きそうになりながら「では・・・腕立て伏せ5回お願いします」と命令を下す
今泉が素直に従い腕立て伏せを1回する度に湯田が「すいません」と交互に繰り返して言う
つまり湯田は5回「すいません」を言う形
そこはもう・・・変態の館です


しかし懲りない今泉はもう一回やると言い出す
湯田は今泉が王様になる事を願いながら箸を差し出す
思いが通じたのか単に1/2の確率なだけなのか今度は今泉が王様
今泉は湯田にスクワット10回を命じる
嬉しそうに立ち上がる湯田
しかし足を崩せないでずっと正座でいたせいで足が痺れてしまい立ち上がれない
それでも無理に立ち上がろうとすると前のめりに倒れこんでしまい、
それを受け止めた今泉と抱き合う事になる
ますますもう・・・変態の館です


そこに石倉が「すいません、畑耕してて遅くなりました」と言って入ってくる
この「畑を耕す」も連続ドラマで石倉が湯田に話して聞かせていたことでしたね
いろんなバーやスナックのママと懇意になって情報網を拡大する事を言います
まさに刑事としての年季がモノを言う世界です
長く刑事やってれば当然耕した「畑」の耕地面積も広くなるわけで


で、入ってきた石倉は今泉と湯田がテーブル越に抱き合っているのを見てフリーズ状態
「男社会」には「そっち方面」の関係は結構ある話だと言う
警察だけじゃなくて自衛隊とか消防士の世界でも多いと言うし
だから石倉も自然とそうなのかと悟ったわけである
まして今泉のような坊主(短髪)・ガッチリ体型・太い眉はいかにも「そっち系」が最も好むルックスだ
一言で言えば「男臭い」風貌ということ
もう完全に・・・変態です


おそらく女性にはとてもわかりにくいそのような背景が石倉の動揺した表情に現れていた
これが普通の一般企業であれば「ホモかよ気持ち悪ぃなぁ!」となるところだが、
「男社会」だけに「そういう関係でしたか」と悟ったわけである
このドラマはそんな「男社会」の中で女性として唯一闘っている姫川玲子を描いた作品なのである
1話はここで終わり


続いて1/23深夜(厳密には1/24未明)放送の第2話
「オレは班内の恋愛は禁止した覚えはないぞ」とユダをからかう今泉
「男社会」にはよくあることなんです
「勘弁してくださいよ~」とノンケアピールするユダ
そして「班内の恋愛と言えば主任(姫川)と菊田の関係はどうなんでしょうね?」とユダは話の矛先を反らす


ユダは今泉と石倉に菊田が来たら姫川との関係を「取調べ」するよう提案してみる
「そんなヤボなことできるか」と突っぱねる石倉
そして「そんなことよりお前はどうなんだコノヤロー」とユダの恋バナの方向に話を持っていく
ユダは先日、署内の「高根の花」でありアイドル以上に「1日警察署長」をさせたいほどのルックスである広報課の「ノンちゃん」こと栗原のぞみにフられたことをカミングアウト


「そりゃお前ムリに決まってんだろ」とユダをコケにする二人
そして今泉は「オレはこっち方面の話は専門外だから後はたもっつあん(石倉)に聞いてもらえ」と石倉にその場のフォローを押し付けトイレに発つ
「オレも専門外ですよ」と困る石倉に右手を広げて前に突き出し「よろしくぅ~」と言う今泉の「定番ムーブ」がここで炸裂!
約1年ぶりに見るがやっぱこれ好き^^
ことごとく連続ドラマの「定番モノ」を出してくれるこの深夜ドラマ(笑)


そして仕方なく石倉は「恋愛は捜査と一緒だ」と無理矢理こじつけ、
「コイツだ」と睨んだホシが違うと感じたらスッと引くことも大事だと、
要は「男は諦めが肝心だ」の方向に話を持っていこうとする・・・


そこに隣の部屋から「それは違うとちゃいまっか石倉はん」ともう誰もが聞き覚えのあるあの特徴的な声と喋り方が・・・(笑)
隣の部屋の襖が開き現れたのは言うまでもなく今泉・・・じゃなくて井岡


井岡は男なら惚れた女を一途に愛し続けろと熱く語る
ユダの下の名前を再三間違いながらも井岡は姫川の事を好きだと語る
そして姫川が井岡を男として見ていないこともわかっていると
それでも姫川を一生愛し続ける・・・それだけはブレない・・・そんなブッサイクな愛し方があってもええんちゃうか?と力説


「井岡さん・・・」と感動した様子のユダ
石倉も「お前・・・そこまで真剣に・・・」と同じく感動した様子・・・
・・・


しかし、そこで隣の部屋からいかにも「そっち系」な女の声で「あれ?ひろくん(井岡の下の名前は博満)いないの?」と待ち合わせに現れたっぽい女の声が・・・
「あ、ちょっと待ち合わせしてる人がおって・・・あ、これ(姫川)玲子主任には黙っといて・・・」と語り、
途中からユダの下の名前を正しく「康平」と言えるようになっていたのに、
また最後は「じゃ、頑張れよサンペイ」と間違えて部屋を去る・・・


「どう見ても“同伴出勤”だなあれは・・・」と語る石倉・・・
そこに今泉が長いトイレから戻ってきて「お、解決したか恋の悩みは」とKYノリで入ってくる
ユダはたまらなくなって「すいません!熱燗お願いします!」とやけ酒モードに突入で2話は終わり


続いて1/24深夜(厳密には・・・もうめんどくせーからいいだろこれはもう)放送の3話
熱燗を頼んだのはユダだがなぜか今泉がそれを飲みかなり悪酔いしている状態になっている
石倉も今泉ほどじゃないけど結構酔ってる
そしてさっき(2話)で拒絶した「菊田取調べ」をすると言い出す
酔っ払って思考が逆転してしまったらしい


そこに菊田が入ってきちまいます
スピンオフ作品にメインキャストの菊田・・・というか西島秀俊が出演するのはすごいですね
葉山(小出恵介)も出演しないほどなのに
まー葉山だとこのシチューエーションではめちゃくちゃ浮いちゃうだろうから出せないのもあるのかな
いや、それはそれでいたらコントラストとして面白かったかもしれないが・・・


とにかく石倉は菊田にしつこく絡み姫川とどういう関係なのか好きなのかを問いただす
しかし口を割らない菊田
今泉もさらに悪酔いして菊田を睨みながら追求
しかし菊田は必死にかわす
ユダが空気


ここで石倉が一計を案じる
今泉以外全員目を閉じるよう強制
そして今泉だけには正直に気持ちを伝えろと強制し姫川の事を女として好きな奴は手を挙げろと指示
しかし結局菊田以外誰も目を閉じていなくて菊田を凝視しているオチ
菊田はそれに気づき「誰も目閉じてないじゃないですか!」とどんどんコント的な雰囲気


そこで今泉は1話で習得した「王様ゲーム」を利用して菊田の口を割ろうとする
菊田の口を割る為に割り箸を割る今泉
そしてユダも今泉が王様を引けるよう露骨に「当たり」箸を今泉に分るようにして差し出す
そして残る3人が下僕
今泉(王様)が指定した番号の持ち主は好きな女(実質姫川)を「自白」しろと命じる


ここで石倉とユダは今泉にバレバレなサインで自分の番号を伝える
菊田が「今サイン送ってたでしょ!」と箸を叩きつける
しかしそれを無視して今泉は「3番!3番!」と狂喜の咆哮
そこに姫川から菊田に電話が入り店の場所がわからないとのこと
菊田は迎えに行くと部屋から出ていっちまいドッチラケで3話は終わり


そして昨夜1/25深夜放送の最終話
ユダに対し石倉が「上司の顔色伺いすぎだ!」、「ペコペコすんじゃねー!」と叱りまくり、
1話でそれにウンザリしていた今泉も「おう!そうなんだよ!」と同調!
もう今泉は泥酔レベルまでできあがっちゃってます
たまりません


ユダはトイレに行くと部屋から「一時逃亡」
あわよくば姫川菊田の合流までの「時間稼ぎ」だろう
しかし石倉は「すぐ戻って来いよ!」とクギを刺す


すると本当にすぐ戻って来たユダ
なんと後ろに橋爪(渡辺いっけい)がいる!
店内で橋爪に見つかってしまったようだ


橋爪は本日公開の劇場版「ストロベリーナイト」に登場する捜査一課の課長・和田徹(三浦友和/登場はなし)と飲んできて、飲み足りないからこの店に来ていたとのこと
ユダに上司にヘコヘコすんなこのチキン野郎的に強気だった今泉と石倉だが、
橋爪が入ってくると二人とも正座で威厳ブチ壊し(笑)
橋爪は和田の偉大さを力説し始めます


そして最近の若い奴は和田さんのことがわかっていないと苦言
続けて「特にあの姫川は好きかってやりやがって」と相変わらず姫川を苦々しく思っている設定も「健在」(笑)
やっぱりガンテツとか橋爪のような「天敵」がいるからこそ姫川玲子は輝くんですよね
実際この2人のどちらかやまして両方が登場しない回は「ヌルい」と感じました
やっぱり「苦み」が料理を引き立てる事もあるもんです
苦みのない人生なんて人生じゃない
コーヒーの苦みは人生の苦みだ


そしてハッシーはユダに和田と話してみろと和田のケータイに深夜なのにその場で発信しちまいます
・・・
しかしそこから流れてきた待ちうたはAKBの「フライングゲット」・・・
和田の威厳もブチ壊れ橋爪も気まずそうに「き、気さくな人だろ?アハハ・・・」と話し、
「よし!今夜はとことん飲むぞ!」とワインのロゼをオーダー


そして全員酔いつぶれて寝ているところに鑑識課の小峰(田中要次)が入ってくる
なんで最後にコイツが・・・?と思っていたところ・・・
「は・・・吐くなよ・・・」と言うや否や「ボエーッ」っと・・・
そこで画面はユダの悲壮な表情のUPで制止し「リバース」場面まではいくら深夜でも放送せず
「すいませーん!」と店員(バケツと雑巾?)を呼ぶユダの悲しげな声が響き最終話も終わりです

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最後まさか小峰の定番セリフ「吐くなよ」が出てくるとは思わなかった(笑)
ドラマ版はこのセリフこだわりますよね(笑)
最終回でも強引に言わせるシーン作ったりして
そしてついにそれを言ってる本人がリバースしてしまうとは・・・
おそろしいことに・・・なりそうです


今泉の「おつかれ~」、小峰の「吐くなよ」、石倉の「畑を耕す」など定番ネタが出て嬉しかった^^
これはもう吉本新喜劇の何度見ても愛される「お約束ギャグ」に似たものがありますよね
あとは菊田の「胸パンチ」がユダにかまされるかと思ったけど普通に背中叩いただけでしたね
やっぱり胸パンチは葉山相手じゃないと気持ちが乗らないんでしょうか(笑)
あれも新喜劇で言うパチパチパンチみたいな「お約束」モノかもね?


でも菊田を出演させられるならちょっと面子的にムリがあるかもしれないけど日下(遠藤憲一)も出てほしかったなぁ
このドラマでオレはすっかり遠藤憲一ファンになってしまったんで
あのシブさがカッコよすぎる!
でもこの面子で出てくるのはムリあるかなやっぱり


でも一番この世界感の中に登場してほしかったのはやっぱりガンテツ(勝俣/武田鉄矢)
出てきたらこの「コント」にとんでもない「化学反応」が起きたと思うんだけどなぁ~
このメンバーだからこそガンテツが出てきてほしかった(笑)
まーでもここで登場しちゃったらガンテツのキャラを壊しちゃうからムリか
ガンテツは笑ったりボケたりしちゃいけないキャラですからね
見てみたい気もするけど
それ以前に武田鉄矢ほどの大物を深夜枠の10分ドラマで起用する方がムリかもな(笑)


以上、ストロベリーミッドナイト あらすじ(ネタバレ・感想含む)でした
本日、劇場版が公開され、21時からはテレビスペシャル版「アフター・ザ・インビジブルレイン」も放送されます
今年からもう1月26日は「ストロベリーナイトの日」としちゃいましょうか?
「3の付く日はルパンの日」みたいなね
とにかく今日は「いちご三昧」ということで(^-^)
今夜は待望していた日下や井岡やガンテツがメインのオムニバス形式ストーリーもあります
今夜が山田


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126事件

石橋じゃなくて石倉タモッつあんが正しいと思うが・・・
by 126事件 (2013-01-31 13:15) 

ショウ

126事件様コメント・ご指摘ありがとうございます^^
仰るとおり、「石倉」が正しいですよね(>_<)
訂正しておきました
ご指摘頂き本当にありがとうございました
感謝致します
by ショウ (2013-01-31 20:22) 

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