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ストロベリーナイト 10話 ネタバレ [ストロベリーナイト]

ストロベリーナイト 第10話「ソウルケイジ②」の完全あらすじネタバレ感想レビューです
面白すぎますねこのドラマ!
さすが原作の姫川玲子シリーズ最高傑作「ソウルケイジ」の実写化だけあります
こんな面白いドラマ今までに一度もありませんでしたよ!
次回が最終回なのがとても悲しいです
あっと言う間でしたね


前回までの捜査で石黒賢演じる今回の被害者高岡賢一(?)が本人ではない事がわかってきました
その後、高岡が当時勤めていた鉄道会社などにも当たり確認を取り、全員が今の高岡(?)の写真を否定
「高岡賢一」が別人であることはほぼ確実
姫川はその事を橋爪(渡辺いっけい)と今泉(高嶋政宏)に上申し、
本物の「高岡賢一」が中林建設の地上げに苦しんでいた13年前に何があったかを調べるべきだと告げる
しかし橋爪は「そんな昔の事より13年前から今までの方が大事だ」とヒステリックに突っぱね、
同席していた日下(遠藤憲一)も「点と線」を結ぶようダメ出し


今泉の提案で「高岡賢一」に関して13年前から以前を姫川が、
13年前から現在までを日下が調べるよう指示
毎度毎度橋爪が激昂する寸前の絶妙なタイミングでフォローを入れる今泉でした


その後、聞き込みを続け高岡賢一(本物)の真意が見えてきた姫川
高岡は地上げで中林建設やその背後にある田嶋組に実家の土地を奪われるくらいなら、
サインする前に自殺して国のものとしてしまおうと決意し自殺したと考えます
土地は高岡(本物)以外相続人がいなかったこと、
そして土地を守る為にどうすれば良いかを意識していた事、
そして今にも自殺しそうな雰囲気だった事など、
姫川は高岡(本物)の幼馴染から確認しています


つまり、13年前の地上げに対する自分なりの「最後の抵抗」として高岡(本物)は自殺を選び、
そうなるとその土地を手に入れにくくなる田嶋組がその遺体を秘密裏に処理して、
高岡(本物)の戸籍を奪い、現在の高岡(偽者/演:石黒賢)が高岡になりすまし、
土地の売買契約書にサインをして、土地を手に入れたという「推理」です


その「推理」を捜査会議で披露する姫川
しかしまたも橋爪や日下に「本物の高岡が自殺したという客観的証拠が全くない」、「だったら今の高岡は誰なんだ?わかってんだよな?」等叱責され、全く受け合ってもらえず姫川はまたも煮え湯を飲まされます


一方日下は保険金詐欺の中心人物として戸部真樹夫(池田鉄洋)という人物をピックアップ
戸部は母親の姓を名乗っているが、父は中林建設のバックの田嶋組組長であるとのこと
この戸部は女を口説くのが上手いようで、保険外交員の女性と肉体関係を持ち、
保険調書を改ざんさせていたということも捜査からわかってきました


それにしても池田鉄洋は妙に着太りして見えますね
コートのせいかな
顔がむくみ気味なのもあるけど・・・「TRICK」では、このドラマで井岡を演じている生瀬勝久が担当していた矢部謙三の部下を演じてた頃とは別人のような雰囲気
実際は大して太ってはいないはず
それは次回でわかるけど、とりあえず今回は次回の事まではネタバレしません


そして、今回殺された高岡(偽者)の保険金の受け取りですが、
三島(濱田岳)が1000万円で、5000万は内藤君江という居酒屋料理店経営の48才独身女性になっていた
内藤を「どこからどう見ても普通のオバサンですね」と極めて失礼な事を言う刑事と葉山(小出恵介)が張り、
そこから君江の血縁関係が明らかになってくる


君江には和敏という弟がいる
その和敏はやはりこれも13年前に交通事故を起こしている
その事故で妻は死亡し、息子は障害全身麻痺で病院のベッドで過ごす事になってしまった
そしてその和敏は事件から3ヵ月後に自殺をしている
しかも中林建設のビル建築現場で首を吊って
そしてその保険金3000万円を姉である君江が受け取っている


この関連性から姫川は高岡(偽者)の正体がこの内藤和敏だと考える
自殺した高岡(本物)の遺体を内藤の遺体に見えるよう細工をして、
自身は高岡の戸籍を奪い高岡になりすまし、
土地の契約書にサインをする
そして自分自身の存在を殺すことで保険金を姉に受け取らせ、
息子の障害に渡る入院費・治療費に当てるようにしたという「推理」である


その「推理」を披露するがやはり橋爪・日下に徹底的にダメ出し
自殺した遺体の身元確認で姉の君江が嘘をついてまで弟だと認めたという「仮説」まで述べ、
そもそも本物の高岡が13年前に自殺したことさえまだ姫川の憶測にすぎず証拠もない


ただ、超・証拠重視の日下もさすがにこの推理には心を動かされたのか、
さらにヒステリックに怒鳴りつける橋爪を制するように姫川への「優しい」ダメ出しをしたり、
その後の報告であくまで「仮に」とした上で姫川の今回の推理に即した考えも提示している
この意見で橋爪が「ありうるな・・・」と同意の意を示したことで、
姫川はすかさず病院にいる内藤和敏の息子と高岡(偽者)のDNA鑑定を依頼するが、
橋爪はまた激昂して「この程度の状況証拠でそんな令状出せるか!」と拒否
高岡(偽者)と内藤和敏の入れ替わりはまだ認められないと突っぱねられる


実際見ていて、素人ながら姫川は確かに推測で話を進めすぎに思えましたね
でも実際の警察内部もそうなのかなと思いました
冤罪とか自白の強要とかにも言えますけど、証拠を揃えるのはものすごく辛い作業でしょう
砂浜に落とした針を探すようなものかもしれない
そうなると揃わない証拠を推測による状況証拠や自白の強要に頼ってしまう危険性もあるのかなと、
このシーンを見ててふと思ってしまいました
現実にはそんなことあってほしくないですけどね


一方、ガンテツ(勝俣/武田鉄也)は田嶋組関連の別の殺人事件の犯人を組長から受け渡す裏取引をしていた
当然組長にも何かしらの「見返り」を与えてのものだろう
が、日下が組長自宅周辺を張り付いたために組長がヘソを曲げて犯人の引渡しを拒否されたと告げ、
日下に「田嶋組から手を引け」と告げる


日下は「私はもうあなたの部下じゃない」と告げ、
その事件の犯人は小物でありそのような小物も裏取引でしか引っ張れないガンテツに対し「勝俣さんもヤキが回りましたね」と告げる


ガンテツは「裏社会の砂を噛んだこともねぇ野郎がデカイ口叩くな」とカッコいいセリフ
そして日下に「お前は相変わらず目先の事しか見えてねぇ」と告げ
ガンテツはその裏の裏を読みもっと先にいる大物を狙っているんだと言い、
もう一度「田嶋組から手を引け」と凄んで去って行く


ここのガンテツのシーンは痺れましたね
カッコいい・・・
と、言うか日下も今回はやけにカッコいいんですよね
刑事という世界に生きる男達の熱い生き様を感じます


姫川は日下がガンテツの部下だったことを今泉に問いただす
今泉は今回は素直に過去の事を話す
日下は以前は姫川のように勘に頼った捜査もしていたが、
犯人と違う人間を逮捕すると上申し、
上層部もその背中を押したが、
結局それは誤認逮捕であり、
ガンテツはそれを最初から知っていたが日下が強力なライバルになると知っていて、
日下を蹴落とす為に敢て黙っていて、
日下がミスをした後で真犯人を逮捕したという経緯があると話す


日下が客観的証拠を徹底的に重視するようになったのはそれからだということ
後年、ガンテツも「オレはとんでもない怪物を作りだしちまった」と言っていたそうで
そして今泉は日下が姫川を買っているとも告げる
姫川はそんなことを言われて複雑な気持ちになるが内心ちょっと嬉しそう
やっぱり姫川の出世欲や栄誉欲はすさまじく強いなと感じるシーンでした
口癖の「このヤマ絶対取るわよ」にも出ているけど


でも日下は実際スペシャル版(レジェンド)の時から姫川の事を買ってる様子はありました
大塚(桐谷健太)が殺された時もかなり姫川には優しく接していましたし
今回今泉が言ったようにかなり懐の深い人物として描かれています
今回の話でも前回の「悪しき実」でもそうでした
今回の菊田に結婚生活の事を語るシーンも良かったですね
年長者が若者に対して語る姿はとても好感持てます
「お前らならいいボール(夫婦)になる」と菊田に言いましたが相手はやっぱり姫川ってことなんでしょうね


そして姫川を買っているのはガンテツもおそらく同じでしょう・・・
屈折した性格だから憎まれ口しか叩けないですが
もちろん今泉は大いに姫川の能力を買っています
姫川を評価していないのは橋爪だけという感じですね


とにかく日下もガンテツも「右では殴らない」で登場した島主任(小木茂光)も皆いい刑事揃いですよね
姫川だけが優れていると言うわけではなく、精鋭揃いのメンバーだなとつくづく感じます


そしてついに多摩川河川敷で遺体の胴体部分が発見される
そのDNA鑑定で高岡(偽者)のものと一致したとのこと
しかし姫川は写真を見て「何か」に気づく
そして今泉と橋爪に「これは高岡(偽者)ではありません。高岡は生きています。高岡が犯人です」と衝撃の事実を次々ポンポン述べて今週はここで終わりという一番いやらしい終り方
誰もが「続き見せろ!誰なんだ?」となるでしょう(笑)

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13年前
高岡の自殺
内藤和敏の事故
そして姫川玲子の暴行事件・・・
様々な事が13年前から始っています


そしてあまりにも入り組んで複雑な事件
特に再三カットインされる高岡(偽者)と三島のストーリーや、
高岡(本物)の曖昧な描写などでますます話をわかりにくくしています


また三島と中川美智子(蓮佛美沙子)の関係
そもそも謎めいている部分が多すぎる中川美智子
冒頭で三島が慌てて消していたノコギリに付着していた血痕
あの行為はやはり高岡(偽者)を隠匿させようとしての行動?
それと葉山が報告した多摩川河川敷のホームレスたちが金回りが良くなったという話も絶対何かありそう
いろいろ謎の伏線が残っていてますますわかりにくくなっていますよね


しかしじっくり見てみると実に深くて面白いストーリーだとわかります
来週はいよいよ最終回です
今クール最高のドラマの最終回だから絶対見逃せませんね


高岡(偽者)は生きているのか?
石黒賢が演じている人物は本当に内藤和敏なのか?
やはり知りたいのはこのポイントですよね
あ~早く続きが見たい!!


以上、ストロベリーナイト 第10話「ソウルケイジ②」の完全あらすじネタバレ感想レビューでした
来週の最終回は10分拡大枠で放送です!!
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