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ウロボロス 3話 ネタバレ [ウロボロス〜この愛こそ、正義。]

ウロボロス〜この愛こそ、正義。 第3話 「約束だよ、イクオ」(視聴率:10.6%) ネタバレあらすじ感想含む)
新宿中央公園(?)でホームレスの3人連続殺人事件が発生する
まさに「新宿中央公園殺人事件」である
事件が大事になり本庁と新宿第一・第二署の合同捜査本部が設置される
しかしロクな情報が得られずお話にならず


ところがイクオ(生田斗真)と美月(上野樹里)が公園内のホームレスに聞き込みに回るとあっさり有力情報が得られる
殺された3人の共通点は足が不自由だったということ
つまり足を引きずって歩いているホームレスが狙われていると言う事だ
本庁の連中は上から目線で「最初に殺されたホームレス」「2番目に殺されたホームレス」と名前で呼ばずに人間扱いせずに聞き込みを下から反発されて情報を教えてもらえなかったが、イクオ達は名前で呼んだからだ


その夜、イクオと美月はラブラブカップルを装い公園のベンチでいちゃつきながら張り込みをする
いかにも女好きなチョイワル(もう死語か?)系の三島課長(吉田鋼太郎)のアイディアである
美月にジッと上目づかいで見つめられて甘えられて「ボクは・・・経験が少ないから・・・」とヘロヘロになるイクオ
情けない草食男子ぶりを出しつつもやはり超人的な身体力・嗅覚だけでなく超人的な聴覚まで持っている特異体質だけあって、「向こうで変な声が聞こえた」といち早く異変を察知する
「変な声」ってそっちの意味じゃないよ?


イクオの聴覚は「ビンゴ」で、康すおん演じる足を引きずったホームレスが鉄パイプを持った男に襲われていた
美月はアンジェリーナ・ジョリーのようなジャンピングキックで暴漢を蹴飛ばす
起き上がった暴漢の一振りをかわして腕を取り膝を急所(みぞおち)に入れてあっさり犯人確保
1か月も手掛かりなし状態で打つ手なし状態だった事件もわずか1日で解決しちまいました
美月は格闘技もかなり心得ているようでやたら強い・・・
イクオの身体の力もそうだけど女性キャラが異常に強いという描写もやっぱりマンガチックですね


しかしイクオは殺された3人のホームレスのうち最初の2人は衣類を脱がされていたことから、最初の2件は別の犯人だと感づいている
これも本庁や新宿第一・第二の他の連中は全く気付いていなかったポイント
どんだけ無能なんだ
そしてイクオは昨夜助けたホームレスがすぐに姿を消したことが気になり会いに行く


一方、竜哉(小栗旬)は再び劉宗鉉山本學)に会いに来ていた
20年も前の事をあれだけ明確に覚えているのはおかしい・・・その後も何度も来ていたんだろうと指摘
だよな・・・じいちゃんが20年前の記憶を日付までしっかり覚えてるとか不自然だもんな
拝金主義者っぽい性格の劉はさらに金を求める
竜哉はさらに300万円ドンと渡す
たまりません


劉は気を良くしてペラペラと喋り始めた
10年前にも例の連中は来て、背中を撃たれた人物は姿をくらましたとの事だが、そいつも3年前にやって来たと
そこで画面がイクオが会いに来たホームレスに突然切り替わる「ネタバレ演出」
これでもうこのホームレスが事件に関わる4人のうちの1人で姿をくらました背中を撃たれた人物だと言ってるようなものだ
ダメ押しにイクオとの会話で「私は後ろめたい人生」、「過去を捨てた」、「全ての過去から逃げて」など口にする


イクオが昨夜襲われたケガの具合を見せてくださいと無理やり服を脱がそうとする
すると大袈裟にバッと抵抗して「今日はもう食料の調達に行くので」と逃げ去ってしまう
でもまー・・・普通いきなり服脱がそうとすれば誰だって拒むわな
いくら「背中に銃創」がなくたってね
さすがにヤリ方に無理があるイクオ


ここで劉の場面に戻り3年前の話になる
姿をくらましていた背中を撃たれた男はホームレス仲間がケガをしたとのことで連れてきた
金の亡者の劉だが「昔のよしみ」という中国人なのにめちゃくちゃ日本的な表現と心情をもって1度だけ金にならない仕事(治療)をしたとのこと
姿をくらましていた男もホームレスになっていて、ねぐらは新宿だと言っていたと明かす


そしてさらに最初に竜哉が来る2週間前に別の来客があったと明かす劉
ここでまたイクオから逃げ出したホームレスの画面に
イクオはやはり気になって尾行している
すると突然「見つけたよ」と言って北村有起哉演じる謎の黒づくめの人物が現れる
「お前、湯浅だろ?」と北村はかなり年上と思われるホームレスを「お前呼ばわり」して背中の銃創の写真を突きつける


どうやら2週間前の「別の来客」はこの人物なんだろう
写真も劉から受け取った
そしてその人物はいきなり警棒でホームレスに殴り掛かった
飛び込んで応戦するイクオ
その人物は警棒だけでなく拳銃まで持って来て発砲してくる


その銃声を聞きつけて美月がやってくる
美月は肩を撃たれてしまい負傷
しかし美月はその人物が元刑事だとつぶやく・・・


その人物の身元が判明する
元千葉県警捜査四課(いわゆる“マル暴”)のエースだった九条隆明
美月は警察の年頭視閲式で警視総監賞を授与されているのを見かけて知っていたのである
半年前に依願退職をしているとのこと
背中の銃創を確認するためにホームレスの遺体の服を脱がしていたのである


ここで吉田羊演じる捜査一課管理官の橘都美子に三島課長が絡む
三島は本店の捜査一課にいたころ都美子とコンビを組んでいた先輩なのである
三島は桜田門組は何を嗅ぎまわってるんだと具体的に問う
しかし都美子は話さず
「部下をこれ以上傷つけたら許さねぇぞ」と告げる三島
この2人も過去に何かあったようで・・・


元刑事である九条の存在が明るみに出てくると捜査本部が唐突に解散になる
3人目のホームレスを殺した男が1人目と2人目も殺したということにして早々に幕引き・元刑事の犯罪という社会問題に発展する事実を隠ぺいを狙った意図があるのはもう明らか
イクオは真っ向から反発する
しかし完全なる縦社会で上の命令は「絶対」である警察組織では黒も白だと言われれば下の人間はそれに従うしかないのである・・・


その夜、イクオと竜哉はついに湯浅捕獲に動く
イクオが新宿のデッドスペースで「死にたくない・・・死にたくない・・・」と震えている湯浅を発見する
過去に贖罪意識が強く、不健康なホームレス生活に堕ちてしまっているのに生への執着は以上に強い様子
しかし九条も湯浅の居場所を嗅ぎつけていた
突然発砲した九条の銃弾が竜哉の脇腹に当たりかなりの出血
それでも湯浅を守って逃げる竜哉


前回ジーザス御子柴田中要次)を殺したのも九条のようだ
九条は金時計の男に利用され闇のヒットマンと化していたようだ
竜哉はついにデッドスペース内廃墟ビルの窓際に追い詰められてしまう
そもそもあんだけ流血してたらこんなに動く事などできないでしょうに
そこらへんもやっぱドラマだね・・・


竜哉は九条の境遇を口にする
九条は千葉県最大の組織である極双会の会長を逮捕した3日後に報復を受け妻と息子がサイレンサー搭載の銃で撃たれてしまった
妻は即死、息子は未だ意識が戻らず病院を転々としている状態だ
九条が依願退職したのもこの事がきっかけである
九条の人生はここで狂ってしまった


九条は竜哉を殺そうと銃を構える
しかし竜哉は敢えてこの場所に九条をおびき寄せていた
竜哉が身をかがめると背後の窓の向こうで既に銃を構えたイクオが待機していた
イクオは窓越しに発砲
九条に命中し九条は倒れる
竜哉は九條に向かって「あんたの敗因はな、龍が2匹いたってことだ」と「ウロボロス」な発言


そして奥のマネキンだらけの部屋で震えている湯浅に迫る「ウロボロス」なお2人さん
つーか竜哉はそんな出血してるのにそんなことしてて大丈夫なの?
即治療して輸血しなきゃヤバい状況だろうに・・・
イクオは「あなたにどうしても聞きたいことがあります。20年前のある殺人事件について」と湯浅を尋問
湯浅は「君たちもしかして・・・彼女の?・・・柏葉結子の?」と口にする


しかしここで竜哉が何かに気づき「イクオ!」と声を発する
奥から何者かが発砲してきた
九条である
防弾チョッキでも着込んでいるのか九条はイクオに撃たれてもピンピンしていた
ウロボロス」の2人は「マネキン倒し」の手法で九条を転倒させイクオが銃を突きつける


「九条さん・・・あなたは半年前まで立派な刑事だったはず。なのにどうしてこんなことを?」と問うイクオ
九条は金時計の男側の人物に息子の亮介を一流病院で治療させてやると持ち掛けられて連中の「兵隊」として雇われていたと明かす
そのシーンが描かれ、九条にそれを持ちかけているのはモロ師岡演じる警視の忍足浩司である
金時計の男の配下として20年前の事件に深く関わっている人物である
「だから・・・オレの邪魔する奴は誰であろうと殺す」と言い再び拳銃を握り懸命に立ち上がろうとする九条


「僕らもあんたと同じだよ・・・。それに、こんなところで死ぬわけにはいかない。銃を降ろしてください九条さん」と問いかけるイクオ
しかしもう完全に手を汚してしまって今更後戻りはできない九条は涙を流しながら拳銃を構える
「うわぁ~!」と咆哮する九条
すると突然別方向からの狙撃があり九条は脳天を撃ちぬかれる
いくら防弾チョッキを着ていても脳天を撃ちぬかれたらひとたまりもなく九条は即死・・・


竜哉が銃撃のあった方向を見ると隣のビルの屋上からサイレンサー搭載のライフルを構えていた狙撃者(スナイパー)がその場から立ち去った
顔がはっきり確認できないがおそらく山口祥行演じる警視の我那覇守だと思われる
忍足がスカウトして配下にした危険な性格を持った武闘派であり、この人物も20年前の事件に関わっている
そして、これにより金時計側にイクオと竜哉は完全に「ウロボロス」としての繋がりや裏の行動を知られることになり、今後はマークされ(命を狙われ)ることになる


その間に湯浅は恐怖のあまり現場から逃げ出してしまっていた
24時間眠らない「不夜城」・新宿でもその日は雨が強く、西口のガード下は人気が全くない・・・
人気が全くないということは「目撃者」となる人物が全くいないということだ
足をひきずりながらヘコヘコ逃げ惑う湯浅の前方からパトロール中なのか自転車に乗った警察官がやってくる
・・・これは怪しい・・・


湯浅は廃墟ビルで刑事たちが撃ちあいをしていると告げる
その警察官の顔が明るみになると明らかにモロちゃん(忍足)・・・
「そうですか~それではですね~あなたにはここで死んでもらいます」とモロ師岡はモロに新宿の町中でサイレンサーもない状況で拳銃をぶっ放して湯浅をブッ殺しちまいました!
さすがにこれで目撃者ゼロは無理あるでしょいくら雨の日だからって新宿西口で・・・


イクオ達がかけつけたときは湯浅は冷たい遺体になっていた
いつまでたっても病院にもいかずさらに大ぶりの雨にズブ濡れになる竜哉・・・あんたも早く治療しないと相当にヤバいのでは??
ガード下の近くで「たっちゃん・・・」とまるで朝倉南みたいなセリフを吐くイクオ
「20年前この人(湯浅)を撃ったのは結子先生だ」とついにイクオは自己の意識の奥深くに沈めていた恐怖の記憶を思い出した


ここで回想シーンになり結子が拳銃を持ち出して外に出ようとするシーンが流される
「先生・・・」と声をかけるイクオに「これから何があっても強く生きると皆に伝えて。約束だよ、イクオ」と語り掛けて抱きしめて拳銃を腰にしまって外に飛び出す結子先生・・・
結子先生の闇がイクオによって明らかになった
竜哉は結子先生が拳銃を持っている(闇の世界と接点がある人間)であることに衝撃を受けた様子


翌日、ビル内に三島課長や蝶野達が来ていた
この事件も皆本庁が持っていて闇に葬ってしまうとのこと
どこまでも隠蔽体質・・・
そして蝶野が前夜イクオを尾行していた事を知る三島課長
イクオの謎めいた部分が蝶野にも三島にも引っかかる様子


竜哉は腹部から相当な出血なのにいつまでも走り回って挙句に雨にズブ濡れにまでなったのに、そこからさらに横浜まで大移動して劉の治療(手術?)も受けていた
出血量から見てあんなあっさり治療が終わるとも思えないけど・・・マンガだからね
そして湯浅の所持品から湯浅はイクオ達が育った児童養護施設「まほろば」のすぐ近くにあった健康食品メーカーの「ハイジマコーポレーション」の社員で、湯浅敬一という名前であることも判明した


九条の息子・亮介は良い病院に映されることになった
そして対応には日比野監察官が関わっていることも描かれる
さらに日比野監察官はイクオを捜査一課に移動させた
結子先生の謎や「黒幕」の全容が徐々に明らかになって来た今回のストーリー
悲しくも切ないストーリーでした

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視聴率キープのこのドラマ
劉の10年前の回想シーンでモロ師岡演じる忍足だけでなく桂田剛夫役のデビット伊東の存在も確認できます
最後の1人が夕日を浴びて完全に影になっていて確認できませんがおそらく我那覇ではないかと
ただこの3人は全員金時計を持っていない
現時点で金時計をしているのは日比野だけ
しかし「金時計の男」=日比野と思いがちですが実際は・・・


結子先生がなぜ拳銃を持っているのか
イクオはなぜ捜査一課に移動させられたのか
次回からさらに明らかになって来るでしょう
しかしこれでもかと警察の腐敗を強調するドラマですね
ここまで踏み込んだドラマはなかなかなかったような気がします
現実はここまでではないと願いたいものであります


それにしても小栗旬の子供時代を演じる小林喜日くんが見れば見るほど小栗旬に似すぎている(笑)
ホントここまで似た子役を探すのも大変だったと思うけど・・・
小栗旬のお母さんは彼をみた時に我が子の子供の頃にあまりにも似ててビックリしちゃったりしてるのかな・・・
次回はそんな小栗旬の「壁ドン」シーンがあるようです
つーかもういいよ壁ドン(笑)
飽きた


ウロボロス〜この愛こそ、正義。 第3話 「約束だよ、イクオ」 ネタバレあらすじ感想含む)は以上
ただ、絶対的に純真潔白だと信じていた結子先生が、拳銃を所持している犯罪行為に手を染めた「闇の人間」であったことは竜哉にとっては少なからずショックだったのではないだろうか・・・?
それにしても視聴率が第2話の12.0%から今回10.6%と結構落ちてしまってこっちの方が寧ろショックか?


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