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きょうは会社休みます 9話 ネタバレ [きょうは会社休みます。]

きょうは会社休みます。 第9話(視聴率15.9%) ネタバレ(あらすじ感想含む)
同棲もできなかったのにそれを飛び越えて花笑(綾瀬はるか)にプロポーズしてきた田野倉(福士蒼汰)
さっそく若く・美しい義理の母となる料理研究家・田野倉時子(鈴木杏樹)に横浜にありがちな高級中華店で大学卒業後即就職と結婚をご報告するお2人さん
時子は表情1つ変えずほぼかぶせ気味で「いいわよ」と即答
さすがに若くて美しい母だけあってあっさりしてます


花笑の自宅でも巌(浅野和之)と光代(高畑淳子)が時子の話題で盛り上がる
巌がやたら時子を若い若いと強調したことが光代におもしろくなかったようで、夫婦仲は険悪ムードになり一気に熟年離婚かと思われたが、花笑の結婚報告で一転して幸せムード一色に
ありがとう


花笑は「きょうは会社休みます(有給で)」と立花課長に申請し愛しい年下の男の子・田野倉と豪華温泉旅行へ
立花課長(吹越満)はお土産なんて気を使うなと言っておきながら温泉まんじゅうに詳細な注文をつけて「そんなものは絶対買ってこなくていいから」と遠回しかつ露骨にお土産を厳命する
やってる事はダチョウの熱湯風呂で「いいか?押すなよ?絶対に押すなよ?」と同じようなもんです
たまりません


花笑は豪華旅館で個室露天風呂と卓球を楽しむ
「奥様」と言われて有頂天な花笑
田野倉がマッサージも「ゴッドハンド」級に上手い事を知りますます田野倉を「神」とあがめる花笑
そういえば30歳の誕生日にマッサージの30分無料サービス予約するほどマッサージ好きだもんね花笑
ちなみにこのオレも大学の時福士くんほどイケメンじゃないけどマッサージのバイトでやってて常連のお客様が「ゴッドハンド」と褒めてくれたんだ


マッサージが上手いと「ゴッドハンド」って表現良く使われるよね
福士くんほどのイケメンのマッサージ師がいたら下手でも女性客の指名殺到して店は大繁盛だろうけど(笑)
とりあえずこのオレもゴッドハンドの持ち主ってことで
「ゴッドハンド翔」って感じかな
「ゴッドハンド輝」みたいでカッコいいだろ?


そんな34歳になったバカなオッサンの昔話はさておき、花笑は超イケメンで、優しくて、母は若く美しい有名人で、マッサージがめちゃくちゃうまくて、同棲とかプロポーズとかすぐ先走る田野倉に数々の「胸キュン」や幸せを味あわせてくれたのに自分は何もしてあげられないとジョジョに奇妙に悩み始める


毎回恒例の花笑の(被害)妄想ドラマ
今回は「ドッキリカメラ」ネタ
あまりにも幸せすぎて不安になってしまった花笑が見た「悪夢」で、この幸せは全て「やらせ」の台本ありきの世界だったと
しかしその妄想ドラマの中でも「田野倉君が可哀想、この恩知らず!」と痛いところを突かれる花笑
正直今回は出番がなかった平澤宏々路(さやか)ちゃんの為の演出に思えなくもないけど(笑)


ちなみに「宏々路」と書いて「こころ」と読みますからね
「ひひろ」とか「ひろろ」とか勝手に読まないように(笑)
もちろんこのオレも最初は何て読むかわかりまへんでした(>_<)


花笑も田野倉をドキドキキュンキュンさせようと裸にエプロンをしようとしたり、ひざの上で耳かきをしようとしてあげたり、猫のように甘えてみたり、わざとコケてぶりっ子してみたりするが全てが空回りして田野倉に完全スルーされて凹んでしまう
そんなよけいなことしないで普段通りの自分でいればいいのにね・・・
でも「超」がつくほどの恋愛不器用な「こじらせ女子」な花笑じゃ無理もないか


結局、幸せ絶頂の温泉旅行のはずが、なんとなく後味悪いものになった花笑
翌日、立花課長「厳命」の温泉饅頭を職場の奴ら配ると饅頭にまでケチャップをぶっかけたいと口にするケチャップ・ジャンキー大城(田口淳之介/KAT-TUN)
そんな中、田野倉は前回断った「帝江物産」への就職はまだ可能か立花課長にすがりつく
「あとでね」とじらす立花課長・・・


花笑はいつものうどん屋さんへランチに行く
すると相変わらず店に来ている朝尾(玉木宏)
店が近くにあるのかどうか知らないけど、もうここで昼食する意味もないはず・・・
しかも前回なんてあんな狭い店で取引先の相手2人と商談までしていたほど
どう見ても商談する店じゃないしランチ時で回転の早い時間帯の狭いうどん屋で商談なんて・・・
花笑に会いたいからなのか・・・??


花笑は田野倉にプロポーズされたことを打ち明ける
前回立花課長に「結婚のすゝめ」をされて花笑との結婚を意識し始めた朝尾はもう喜んであげられない
「男を喜ばせる方法」を具体的に問う花笑
「一緒に夢に向かって歩いてくれることかな・・・たまに背中を押してくれたら言う事ないね」と自分自身の願望まで交えて語る朝尾
でもこれはすごくわかる・・・共感できる


花笑は「紅岩」へ行くと田野倉の大学の奴らがメシを食いにきていた
柴山教授(佐戸井けん太)が「あなたのことは大学でも噂ですよ~。あなたのせいで田野倉君が大学院進学も辞めたこともねぇ・・・残念なことです」と嫌味なのか牽制なのか微妙な事を言って去る


前回から妙に存在感を放っている助手の戸崎啓子(香椎由宇)が田野倉の元カノだったと衝撃のカミングアウト
田野倉はどんだけ年上好きなんだ
まー香椎由宇は落ち着いて見えるけど実は綾瀬はるかより2つも若いんだけどね
ただ彼女は「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」など20そこそこの時から多くのドラマで実年齢より上の役やらされたりしてるから、やっぱり落ち着いてるキャラなのかもしれないけど


とにかく啓子は元恋人としての嫉妬心もあってか、田野倉が「将来有望」とか「大学院の進学を諦めたことはとても残念」とか遠回しに「田野倉の夢を壊してんじゃねーぞ的にチクチク突いてくる


一方、田野倉も立花課長に「本当にそれ(帝江物産に就職)でいいのか?」と逆に問われる
さらに立花課長は並はずれた洞察力で大城以外誰も知らなかった花笑と田野倉の関係まで気づいていた
前回朝尾に言った「結婚のすゝめ」のあたりからその人間力が垣間見え始めた立花課長
部下思いだし洞察力もありパワハラもセクハラも全くないという地味にかなりの「理想の上司」状態な立花
ダメ男を演じることが多い吹越満が演じてるからどうしても「クセ者」に見えちゃうけど、ただおちゃらけて「ヒパヒパ」言ってるだけの課長じゃあないってことだ


花笑はいよいよ本格的に悩み始める
自分は田野倉を喜ばせたりドキドキさせたりキュンキュンさせることもできないだけじゃなく、
田野倉の夢や将来まで壊して足を引っ張ってしまう存在だと・・・


綺麗なイルミネーションの下でデートをするお2人さん
ついに花笑は田野倉に大学院へ進学しろと突きつける
田野倉は「花笑さんと一緒にいない選択肢はない。花笑さんはこのオレと結婚したくないの?」と返す
「今のままだと後できっと後悔する。今はわからないだろうけど」と花笑
「後悔なんてしない」と言う田野倉
これだけ花笑が突き放しても、自分の夢や将来を捨てても花笑との愛や結婚を選ぶ一途な田野倉


将来ある優秀な大学生が、その将来を捨てて平凡な中小企業の商社勤務の道を選んでまで年上の自分の為に結婚しようとしてくれる
女性としては本当に嬉しい事に違いない
それでも花笑は田野倉が好きだから、本当に好きだからこそ突き放す
朝尾と付き合ってると嘘までついて


花笑は「最後の切り札」でもあった合い鍵まで田野倉に返す
受け取ろうとしない田野倉のポケットに無理やりねじこんで
そして「田野倉君とお付き合いできて夢のような経験をさせて頂きました。ありがとうございました」と頭を下げてその場を去っていく花笑・・・


自宅に戻り田野倉との結婚はなくなり、別れたと巌と光代に告げる花笑
巌も光代も言葉を失う
光代が背中をさすってあげると花笑は光代に抱き付いて泣き出す
まるで小学生の女の子みたいに泣きじゃくる花笑
あぁ・・・切ない切ない・・・


何も別れなくたっていいと思うのに
田野倉に大学院に進学させて交際は続ければいいと思うんだけどなぁ
原作だと花笑は33歳の設定でその設定だと確かに長く待つのは難しいかもしれないけど、30歳ならギリギリ待てないこともないと思うし・・・
でも不器用な花笑だからこの選択を選んだんだろうね
いかにも花笑らしい「身を引く」という選択を・・・


翌朝花笑は朝尾に自分たちが付き合ってるよう田野倉に対して口裏を合わせるよう依頼する
そして田野倉は無断欠勤をしてまで朝尾の店に行き花笑と付き合ってるか問いただす
朝尾は最初は花笑に言われた通り付き合ってるフリをするがすぐに本当は付き合っていない事を明かす
そして「これ以上彼女を苦しめるのは可哀想じゃないか?君は彼女に夢中になるあまり無理をし過ぎたんだ。とっくに限界はきていたんだよ」と指摘する朝尾


「相手を思えば思うほど期待に応えようとする。相手もそのペースについてこうと必死に無理をする。ダメな恋愛の典型的パターンだよね。彼女は気づいたんだよ。このままじゃ君をダメにしてしまうと。君の為にできる最善の事が別れることだった。なのにまだ君は気づかないの?だから忠告したじゃないか。彼女の事がちゃんと見えているのかってね」と反論の余地のない完璧な恋愛理論を振りかざす朝尾
「見えてなかったんですね・・・最初から・・・」と納得する田野倉


花笑と田野倉の関係を知ってる大城は花笑を気遣う
おバカでケチャップキチガイな大城だけど、同僚や後輩の面倒見の良さは素晴らしい
朝尾といい大城といい花笑の周囲には魅力的な男性が多い
ヘンなのも多いけど


花笑は「孤独に生きる」的な本を買い込んでまた自分の殻に閉じこもろうとしている
会社を辞めて尼さんになることまで考えている有様
一華(平岩紙)は「何千年も前から失恋に効く薬は"時間"しかない」と実に的確なお言葉を述べる
そして「花笑にしては良く決断したと思う。彼氏(田野倉)が夢を諦めて結婚した後に"やっぱり違いました"(離婚)ってなるより全然良かったと思うよ」とさすがおマセにもほどがあるさやかちゃんの母親らしく説得力は抜群
花笑は主題歌「Fall」を歌う槇原敬之リスペクトなのか「もう恋なんてしない(もう恋愛は卒業した)」とほざく


花笑は一華に言われケータイから田野倉の登録を削除しようとする
「YES」or「NO」がどうしても決断できない花笑
そこに朝尾から明日店に来てくれとお誘いがある
そして今日田野倉が店に来たことも告げる朝尾
「自分で認めてたよ。君の事がちゃんと見えていなかったって」と語る朝尾
また複雑になる花笑


翌日、田野倉がバイトを辞めることが明かされる
今後は大学院へ進学を決めた田野倉
忘年会は田野倉の送別会も兼ねることになり腹踊りの話題で盛り上がる男どもを思い切りスルーして席に戻る田野倉
花笑とは目も合わせない・・・


夜、朝尾の店にやって来る花笑
オープン前日で花笑が客の第1号さんだとのこと
一番最初の客は花笑だと決めていたと告げる朝尾
もうこの時点で好きだと言ってるようなもんだが恋愛慣れしていなくて30歳になって突然すさまじい“モテキ”が来た状態の花笑はまだ朝尾の気持ちを察することができない


その後また口ゲンカが始まる2人
肝心の田野倉とは口ゲンカもできない花笑
啓子が田野倉との交際時は「お互い腫れ物にさわるようで、ケンカもできなかったでしょ」と言ってたが、花笑と田野倉の関係もまだその段階
1回ケンカっぽくはなったけどその後も結局腫れ物に触るような関係(特に花笑にとっては)であることは変わらない


しかし朝尾には素直に感情をぶつけられる花笑
好きでもない相手には素の自分をさらけ出せる
だから人間は好きでもない相手には好かれてしまうことが多い
逆に好きな相手(大本命)には腫れ物に触るようなぎこちない自分ばかり見せてしまい行為を抱かれにくい
恋愛の最も難しい部分がこのドラマにも描かれている
言ってしまえば朝尾に接するように田野倉とも接する事が出来れば2人はもっとうまくいくってこと


口ゲンカの〆に「"美しい言葉”を勉強しなおしてください。まぁ朝尾さんには100年かかっても無理でしょうけど」と憎まれ口を叩く花笑
「美しい言葉ね・・・これは君も好きな言葉じゃないかな」と朝尾
「どうせまた傷つく事言うんだろ?コノヤロー」的に吐き捨てる花ちゃん
「僕と結婚してください」と告白を通り越してまだ付き合ってもいないのにいきなりプロポーズする朝尾!
てっきり「好きだ」と言うのかと思ってたからこの「飛び級」は予想外でビックリ


「な、なに言ってんですか?冗談もいいかげんにしてくださいよ」とテンパりながら返す花笑
しかしマジ面の朝尾は「そのままの君でいいんだ。何も変える必要はない。言いたいことを言って、好きな事をして、そばで笑ってくれていればいい。だから・・・このオレと結婚しよう」と女心をメルトさせる甘いあま~いスピードワゴンみたいな言葉をたたみかける
失恋直後の花笑はめっちゃ戸惑って今回は終わり

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朝尾の突然すぎるあまりにも無理があるプロポーズ
花笑の性格的に良くて保留、悪ければ断られる事は確実か?
でもこのプロポーズも共感できる
ただそばにいて笑ってくれているだけでいいんだよね・・・
笑顔が好きなんだ


「一緒に夢を追いかけてくれればいい」とか「そばで笑ってくれればいい」とか妙に今夜は朝尾に共感できる
1歳違いの同世代だからなのかな
昔を語ってしまったり今夜は妙に感傷的な気分だぜ・・・
そんな夜なのかな
窓を開けてみると星が綺麗に良く見えるよ今夜は
今夜が山田


原作が少女漫画なんでそんなセリフが原作にもホントにあるのかどうか確認するのは34歳のオッサンには周囲の目もあるから極めて困難なことがあるが、原作者の藤村真理先生は女性でありながらよくぞここまで男心を理解してるもんだと素直に敬意を示したい気分ではある
男ってなんだかんだで単純で、異性にそんなあれこれ多くを求めていないんだ
いつも明るく・・・ちょっとくらいおバカでもいい、いつもケラケラ笑って一緒にいてホッとさせてくれるだけでいい
ケセラセラ


それにしても30歳まで恋愛にほぼ無縁だった花笑が突然女性なら憧れるような夢の三角関係に発展する“モテキ”がやってくるとは・・・
片や自分の夢や将来を捨ててまで結婚してほしいと情熱的に迫って来る9歳年下、片や年上で大人の包容力・理解力に積極性も持った元イケメンCEO(現在は逆に1億の借金持ちだけど)
朝尾の1億はなんだかんだで店の経営が軌道に乗れば数年で返せそうな感じでもあるし、個人でそれなりの立地にそれなりの飲食店舗をオープンするならそれくらいの初期投資は決して珍しい事でもないし


だとすれば花笑は名前の通り両手に花で笑うしかない状況なんだろう
でもやっぱり花笑は田野倉が好きなんだよね
どんだけ朝尾が大人の余裕や包容力で迫ってももうそれは理屈じゃないんだと思う
腫れ物にさわるような接し方しかできなくてもやっぱり好きなのは田野倉1人なんだと
何でも言い合えてケンカできる関係が理想なのは事実だけど、恋愛の大本命相手にそんな態度で接する事ができる人間などこの世の中にほとんどいないのも事実ではないだろうか・・・?


結婚は人並みに焦っている花笑だけど、何が何でも結婚したいというわけでもなく本当に好きな相手と結婚したい性格なんだろうし、打算的に誰でもいいから結婚したいという性格の女性だったらすぐに朝尾のプロポーズには食いつくだろうけど、そんな女性なら田野倉にも朝尾にもここまで愛されなかっただろう


ものすごく不器用だけどものすごく純粋なんだよね花笑って
だから田野倉も朝尾も好きになったんだと思う


次回はいよいよ最終回
視聴率も前回14.1%まで大きく落ちたものの今回15.9%へ見事なV字回復を果たしました
毎回10分拡大版で放送してきたとはいえ11話までやってイブに最終回やったほうがいいのにね
でも原作もまだ続いてるわけだし続編作られる可能性は大だから長く楽しめそうなドラマだよねこれ
ヘンにネタバレになるから原作は読まない方が良いのかな
とにかく今夜も素晴らしいストーリーでした


何でも躊躇わず言い合えて、ケンカもたくさんできるくらいのカップルが理想であるとは良く言われる
ケンカもできないような関係じゃ恋愛だけでなく友情だって長続きしない
だけど原作見てないからわからないけど、ドラマを見てる限りじゃ花笑が田野倉にそんな風に接するのはいくら時間が経過してもムリだと思う
それは花笑が30年間生きてきて染みついた性格だから


そんな花笑でも田野倉は自分の夢を捨ててまで21才の年齢で結婚を願うほど愛してくれた
恋愛の理想論を覆すような展開があるのかもしれないドラマだなぁと思いながら見ています
きょうは会社休みます。 第9話 ネタバレ(あらすじ感想含む)は以上


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