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極悪がんぼ 1話 感想 [極悪がんぼ]

極悪がんぼ 第1話 「人生どん底女が挑む、喧嘩上等、極悪ワールド!」 感想あらすじネタバレ含む)
テレビに出ているとついつい見てしまう女優・尾野真千子(通称:オノマチ)
そんなオノマチが蓮読ドラマ初主演ってんで見てみたのがこのドラマ
キャスティングもオレ好みだったんでね


原作はこれもドラマ化された「カバチタレ!」などでも有名な田島隆と東風孝広の漫画家コンビによるもの
お二人とも広島県出身だけにこのドラマの舞台も広島です
広島弁がブチ炸裂するけぇのぅ
思えば「カバチタレ!」も広島風味満載でしたね
たまりません


主演の尾野真千子が演じる神崎薫は原作では神崎守という28歳の男性ですが、
ドラマ化に際して性転換をほどこしました
それにしてもめちゃくちゃ金かけてるキャスト陣ですね
1話だから全員出たけどこれだけのキャストを毎回全員出演させるのはかなり大変なんじゃ・・・
最近のドラマは半レギュラーみたいな扱いにして全話の半分くらいの出演に抑えることも多いですね
出演ギャラを抑える工夫でしょうか
ただゲストにも結構毎回金かけてるみたいですし
でも豪華キャストすぎて1人1人がいまいち輝けない感じもするんですよね


薫は母子家庭で育った幼少期に母が借金を背負い店を取り上げられ、
さらに母も亡くなり中学を出てからひたすら地道に働いてきた苦労人です
「この世にはお金じゃ買えないものがいっぱいあるんだよ。そっちの方がずっと大切なんだよ」という母の残した言葉を胸に地道に生きてきたんです
そしてかず君という料理の上手い恋人もできました
ドラマ「最高の離婚」でもそうでしたがジーンズ姿が良く似合うオノマチ
近いうちベストジーニスト賞受賞は確実でしょう


今、もっともジーンズが似合う女優・尾野真千子(通称:オノマチ)
今、もっともテレビに出ているとついつい見てしまう女優・尾野真千子(通称:オノマチ)


しかしそんなオノマチが演じる薫はそのかず君のせいで200万円の借金を背負ってしまいました
最低男のかず君は不動産詐欺に騙され、今度は逆に自分がカード詐欺に手を染めそれもバレてしまいます
挙句に借金を全て薫に押し付けて逃げちまった外道です


薫はその返済のために「小清水経営コンサルタント」という闇社会の何でも屋に借金の清算のために「極楽島」とやらの瀬戸内のどこぞに浮かぶ怪しげな島の怪しげな悪徳風俗営業ホテルで“宴会”客の「お相手」をさせられるちょっとした「イベントコンパニオン」のお仕事でございます
もちろん・・・ただ一緒にお酒を飲むだけで済むイベントコンパニオンとは話が違うの明らか・・・
チラシを良く見ると上半身何も着ないでお相手しなきゃいけないコースまであるようですから・・・


しかし3か月で200万円を完済できるほど収入は良いとのこと
薫ともう1人同じく200万の借金にあえぐ矢敷聡美といういかにも「ワケあり」な女が揃って島へ売り飛ばされそうになるわけです
カイジで言うところのちょっとしたエスポワール号の別室送りみたいなもんですかね
恐ろしいことに・・・なりそうです


2人をその島に売り飛ばそうとするのは債権人を引き継いだ小清水経営コンサルタントのベテラン所員・金子
プリンがかった金髪にテカテカしたスーツと一見すればどう見てもそっち系のお方ですが、
自分はカタギだと主張するようで
それを演じるのは三浦友和
この方がこんな破天荒な役を演じるのってすごく珍しいんじゃないでしょうか
奥様はあの昭和の大スターである山口百恵
いい日旅立ち・・・


薫と矢敷聡美はどうするか悩む
ここで小清水経営コンサルタント所員の冬月が助け船を出す
偽装結婚と自己破産で借金を帳消しにする方法を提案するものの、
金子がその冬月の動きに気づき自分の仕事の稼ぎがなくなるからとその話をブチ怖し
ついに矢敷聡美は万策尽きて薫に告げることもなく「極楽島」へ旅立っちまいます
とんだ「いい日旅立ち」です


しかし残った薫だけは途中まで進行していた偽装結婚詐欺プランの利益である200万円が手元に残ったことで自由の身になれることに
薫は一度それを受け入れるものの、矢敷聡美を助けるために新たに100万円の救出料を金子に請求されながらも極楽島から矢敷を連れ戻すことを求めます
「この世にはお金じゃ買えないものがいっぱいあるんだよ。そっちの方がずっと大切なんだよ」の精神を貫く薫


救出の為地獄島に乗り込む薫
島のホテルでは“コンパニオン”たちがどう見てもまともじゃないカラオケ大会にいそしんでオヤジたちに好き放題されています・・・
そんな絶望の淵から矢敷を連れ出した薫
海を泳いで漁船に救出してもらい、翌朝不自然に乾いた服装で金子や冬月たちの待つ車で逃げます


地獄島の連中も車で追いかけてきます
しかし元刑事である冬月は後輩刑事の伊集院の協力を得て「違法付属営業」をしている連中の弱みを突き退散させることに成功します
伊集院が言うには冬月は本来なら桜田門(警視庁)にいるはずの元キャリア組だったようで
それにしてもオダギリジョーめちゃくちゃカッコいいなぁ~!!
岡山出身だから岡山弁に近い広島弁もネイティブさが出ていました


にしても冒頭のOPでオダギリジョーが完全なるノンクレジットだったんでまさか登場するとはわからなかった
だから突然出てきたときビックリした(笑)
今クールでは「アリスの棘」にも出演しているオダギリジョー
あっちはメインキャストだからこっちは出演控え気味にするのかな
いつだったか「サトラレ」と「天体観測」を今クールでどちらも出演してた時があったなぁオダギリ
オレは仮面ライダークウガ以来のオダギリファンなんで^^


救出料金の100万円は自分で働いて返すと矢敷聡美
しかしこの女はとんでもない悪女でした
パチンコ依存症で幼い体の弱い娘がいるなんて大嘘
挙句に100万円の借金も薫に押し付けてさっさとアパート引き払って逃げちまったとのことで
娘の名前の「カリン」はパチンコのキャラクターの名前だとご丁寧に説明する金子
現実には海物語の「マリンちゃん」のモデルなんでしょうね(笑)


結局、矢敷聡美の100万円の借金を背負うことになった薫
それだけでなく救出料は「1人」100万で結果的に薫も追っ手から救出したことで合計200万とのこと
元の木阿弥です


自棄になった薫は小清水経営コンサルタントで自分を雇ってくれと求める
目の前ですぐに数百万の金を稼ぐ金子や冬月を見ていれば気持ちもデカくなります
しかし冬月が「我々が所員と言っても1人1人が個人事業主みたいなもの」と言っていた訳がここでわかります
所員はFC(フランチャイズ)契約のようで年間2000万円もの高額ロイヤリティを所長の小清水に払わなければいけない重い十字架を皆背負って必死に「死ぬ気で生きて」いることが判明します


それにしても年間2000万円も払わなければいけないほど「小清水経営コンサルタント」の看板(ブランド力)は大きいものなのか?
極楽島など方々の「金脈」が使えるようになるという副産物もあるのかもしれないけどこれなら独立して自分でやればいいじゃんとも思うけど・・・
あとは仕事を得るための営業の必要がないということもあるのかもしれないけど


所長の小清水を演じるのは小林薫
主人公と同じ「薫」という名前はともかくなんか老人みたいな風貌ですね
まだそこまでお歳じゃないのに
昨年度のドラマ「Woman」の時と全然違う風貌に驚いてしまいました
老人メークみたいな役作りなのかな


結局年間2000万円のロイヤリティ契約にサインしちまった薫
どう見ても金儲けの才があるとも思えず、
性格的にも決して向いてないとしかこの1話の時点では言いようがないですが・・・
この無謀すぎる薫の行動が今後どうなるのか、
結構楽しみなドラマだと思います
それにしてもこのドラマ見てるとポテトサラダがめちゃくちゃ食いたくなるな(+_+)
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