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結婚しない 10話 感想 [結婚しない]

結婚しない 第10話 「女の人生、最後の選択」の感想(あらすじネタバレ含む)です
なんとも深刻なタイトルですが、実際問題今回は結構ハード?
結構、怒涛の展開になっちまいました
おそろしいことに・・・なりそうです
でも、続きが気になります


前回のラストで春子にブン殴られ部屋を放り出された千春
そこに現れた高原は優しく「オレが居場所になるよ」と抱きしめる
一方、千春を高原に奪われ傷心気味の工藤ちゃんも積極的な後輩の河野に迫られ抱きつかれる
千春、工藤共にそれぞれお互いが本命であることを意識しながら別の相手と発展しつつある状況
そして、そのまんま、何のヒネりもなく両カップルともそのままやってしまいました


空けた朝、21世紀の石原裕次郎に抱きつかれ「結婚を前提にして欲しい」とまで言われて嬉しそうな千春
そのまま家に送ってもらうと母の紀子にその姿を目撃されてしまいます
21世紀裕次郎は「千春さんとは真剣にお付き合いさせて頂いております」といきなりご挨拶
超積極的で肉食系なところは工藤と正反対
千春の家族は皆千春にフィアンセが誕生したことに喜ぶが紀子だけは何か思う所があるようで・・・


工藤カップルは工藤がコンビニに朝食を買いに行っている間に河野は勝手に野ばらの絵を見てしまいます
そして千春から送られたカードが絵の裏に差し込んであった為に全てがバレちまいます
最初に見せたかったのも千春
前回H.I.Sに行った時に工藤が目線で追っていたのも千春
工藤が本気で好きなのも・・・千春


そして春子はついに仕事中に倒れこんでしまいます
病院に行ってみると診断は子宮筋腫
子宮がんの手前で治療の必要がない場合もありますが春子はもうかなり腫瘍が大きくなっている状態
今まで我慢しすぎたのも良くなかったとも言われます
朝食をとらないでコーヒーなんて不健康な生活を10年以上続けていたりしたし・・・


そして手術まで勧められる状況であり実質子宮がんみたいなものでしょう
さらに腫瘍の大きさ自体では子宮全摘出の可能性もあるということ
そうなれば完全に春子は子供が産めなくなります
逆に言えばまだ春子は子供が産めるギリギリのラインであるということ
そこに戸惑う春子


相談する家族やパートナーはいるのかと医師に言われここ最近登場しない母の陽子にTELする春子
しかし留守
「パートナーか・・・」と千春が去って暗く1人寂しい部屋でつぶやく春子
口にはしないものの、ここに千春がいたらと思っているのでしょうか


工藤の送別会をやることになり千春も誘われる
高原は先にその日にデートに誘っていたが「いいよ、送別会なら行っておいでよ」と理解を示す
理解もあり、優しく包容力もあり申し分ない婚約者に見える高原
千春を振り回しただけの袴田や俊介とは明らかに違う
大人の男って感じです


工藤は皮肉大好き画廊オーナーの沢井に呼び出しを食らう
「フランスに行って上手くいくとでも本気で思ってるんですか?」とまで言って話を止めて・・・
「・・・なんてことはもう言いませんよ」といちいちヒネた喋り方しかしない沢井
皮肉言いたくて仕方ないのかコイツは
だが沢井は千春が以前深夜に暴れた日の翌日に謝罪に来た事を工藤に告げる


そしてその時千春が工藤の才能をコケのするなと沢井に言ったことも
今は芽が出なくても10年後15年後に芽が出ることだってあるだろうコノヤロー的に叱責したと
最初は「ド素人が何言ってる」と思ってたとことごとく性格悪い沢井だったが
「でも反論できませんでした」と続ける
そして工藤ちゃんに「あなたはもう立派な画家です。あんな熱心なファンがいるんだから」とやっと素直に褒めてあげます


工藤のお別れパーティーに結局千春は来ず
春子は工藤に千春とケンカしたことをカミングアウトする
そして千春は図々しいしイライラする事も多いけど、あんな素直な人間はいないと語る
同感する工藤ちゃん
千春の存在に救われていたとはるちゃん


いなくなって初めて気づく失ったものの大きさ
春子にとっても千春はなくてはならない存在だったのです
そしておそらく工藤も・・・


工藤はスケッチブックに何やら絵を描きます
工藤のケータイが鳴ります
千春からかと飛びつく工藤
しかし発信者は河野
露骨にガッカリした表情をする工藤ちゃん
見えてないこととは言えこれはさすがに可哀想な河野
電話かけた相手にこんなにガッカリした顔されたら女性は本島に辛いでしょうねぇ・・・
そしてパリへの出発が早まったとの連絡


一方、千春は高原から早くも婚約指輪を渡される
そして「結婚してください」とプロポーズされちまう
全然嬉しそうじゃない千春
そもそもいくらドラマ自体残り1話とちょっとだからってこのプロポーズはあまりに唐突過ぎる
時間軸的にまだ出会って1ヶ月程度でしょ
付き合いだしたスタートはキスをした日よりもはじめて結ばれた日からだろうからそれからでもまだ3日
それでもうプロポーズとかめちゃくちゃすぎてコントかと思って思わず笑ってしまった


全然嬉しそうじゃない千春
唐突過ぎるからなのか
「私もう35歳です」とか「今からじゃ子供はいっぱい産めない」とか「もうすぐ無職」とかネガティブ全開
しかしそれら全て受け止めて結婚したいと言う高原
プロポーズ自体はめちゃくちゃな早さだが誠実で申し分のない相手であるのは依然として変わらず


だとしても出会って1ヶ月程度でいきなり婚約指輪を突き出されるなんて・・・
「鬼嫁」で有名な北斗晶と佐々木健介両プロレスラー夫妻は会って1ヶ月でプロポーズして結婚したけど
ただ高原は何か焦っているのかと思うほどの「急ピッチ」に見える視聴者はオレだけじゃないべ
まず千春を好きになるのが最初の職場挨拶の段階で一目惚れ状態
好きになって告白をする前にいきなりキスをするというセクハラと隣り合わせの暴走行為
そしてその数日後には早くもやってしまってその後早くも「結婚を前提に」という言葉も出ていきなり親に挨拶
そしてこのプロポーズと「何か焦ってる?」と思えるほどペースが早い
「急だと思うかもしれないけど、こういうのってタイミングだから」という理屈もわかるがさすがに限度が・・・


一方春子は谷川教授から呼び出しをくらう
そして谷川から「残りの人生を一緒に過ごしてほしい」とこれも・・・プロポーズだよね?
これは高原以上にあまりにもあまりにも無理がある流れ
そもそも2人はまだ付き合うどころかお互いが好きかどうかも確かめ合っていない関係
それらをいきなり飛び越えてプロポーズなんてこれが「結婚」をテーマにして講義している教授のやる事か?


専門は現代社会学だということだけど、結婚の事をまるで全てを理解しているように講義している谷川
それなのに結婚に失敗(バツイチ)している時点で説得力ない気もするし・・・
そしてこんなめちゃくちゃなプロポーズするようじゃちょっと適性を疑うレベルだなぁ


春子は「一緒にやっていける自信がない」と断る
それは当然病気の事があるからだけど、病気がなくなってこんないきなりプロポーズされたら断ったと思う
でもこれまでは強がって否定して生きてきた「パートナー」がほしい気持ちも出てきているようで・・・


そんなめちゃくちゃな「プロポーズ大作戦」が2連発して段々ドラマが破綻してきたなぁと思いつつも、
千春も工藤もどうするんだろうと興味津々な展開
千春も工藤もこの段階でお互いの相手を断るのはもうかなりのエネルギーが必要な段階まで来ている
特に工藤は自分の夢や将来までかかっている状態
それらを全て捨ててまで千春への愛を取るのかというとてもハードな決断となるわけで
たまりません


そして千春と工藤が結ばれたとしても・・・
千春は契約社員切りに合って無職
工藤もフリーター
苦労は目に見えている
「安定」を求めるなら当然高原を選ぶでしょう
真里子みたいなタイプはね
でも千春は損得じゃなく「自分の素直な気持ち」を大事にするタイプ・・・


そして工藤の出発の日
1週間早まったことを知らない千春
工藤は春子に千春へ渡して欲しいとスケッチブックを渡す
春子はそれを開いて見る
するとそこには満面の笑顔の千春が描かれていた
こんな絵を描いてもらえたらどんな女性の心もつかめるんだろうね
そう考えるとある意味画家って恋愛では無敵な存在だなぁ・・・
うらやましい・・・


さらに部屋に飾られたシンビジウムの花を見て春子は千春に電話をする
千春は千春で高原にプロポーズの返事を答える約束の日だった
いつもの噴水公園でプロポーズを受けるかどうか考えている千春
そこに春子から着信が入る
千春に工藤がパリへ行くのは今日だと告げる春子
千春は「もう無理なんだからほっといて!」と突っぱねる
しかし工藤が描いた絵のことを千春に告げると千春もやはり工藤が好きだと再認識


「千春の良さは素直な所でしょ」と告げる春子
「今動かなかったらもう一生許さないよ」と千春の背中を押す春子
千春は「わかりました」とついに工藤を追いかけ空港へダッシュ
走るよりタクシー乗ればいいのに・・・
でもこーゆー場面は走らないと絵にならないのね
ドラマの定番だもんね
恋人を追いかけて空港にダッシュして背景では主題歌が流れるというパターンね
たまりません


しかし・・・
春子は千春との電話を終えると力尽きたのかついに倒れてしまう
しかも千春も工藤の出発に間に合ったのかどうかわからない状態で今回は終り

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そこまでして最終回の視聴率を稼ぎたいのかと言いたくなるような引っ張り方(笑)
視聴率今期ドラマの中で3番目に良いんだからそこはどっしり構えてれば良いのに~
でもめちゃくちゃ続きが気になりますよね・・・
ただ予告で結構ネタバレしちゃってますね
工藤からの国際ハガキを千春が読んでいた時点で工藤はパリに行ったのは明らかでしょう
そもそもあの段階で「行かないで」と行っても止めるのはめちゃくちゃ困難でしょうし


最終回はどうなるんでしょうか
はるちゃん大丈夫かな・・・
無事であってほしい・・・


シンビジウムが今回はこれでもかと強調されましたね
綺麗で鮮やかな黄色の花
まさに千春を象徴するような花ですよね
その花言葉「素直な心」
千春の為にあるような花です


以上、結婚しない 第10話 「女の人生、最後の選択」の感想(あらすじネタバレ含む)でした

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