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サムライせんせい 原作 [サムライせんせい]

「サムライせんせい」が前クールの「民王」に続き視聴率好調である
テレ朝の金曜ナイトドラマ枠は「TRICK」を始め数々の名作を生みだしてきて個人的にもハズレがない枠であり、
めちゃくちゃ忙しい日々の中でもこのドラマだけは見続けているし、
期待を裏切らない素晴らしい作品に仕上がっている


このドラマの原作は今若い女性に人気のジャンルである「ボーイズラブ」系の作品を主に出版している「リブレ出版」から黒江S介先生により執筆されている作品である


「ボーイズラブ」とは何か
言ってしまえば「ホモ漫画」ではあるが、ただゲイの絡みを描いていたら若い女性が読むわけがない
そこに少女マンガ性(キュンキュンくる)要素があり、作品にもよるが大抵その「ホモカップル」は少女マンガチックなイケメン美少年が多い
もちろん例外もあるが
とにかく人気なのである


だからこの「サムライせんせい」も「ソッチ系?」と思われがちだが、主人公である武市半平太は立派な「ノンケ」であるからご安心を
ただ日本の歴史上男同士の同性愛(男色)は歴史の裏側では切っても切れない1ピースであり、「衆道」などと称され戦国時代から江戸初期などはかなり「お盛ん」な時代だったが、江戸中期から幕府の取り締まりが厳しくなり冬の時代を迎えていたものの、幕末からその武市半平太がいた土佐藩を中心に「復興」し、現時点で日本史上で最後の「男色ブーム」の時代を迎えていたわけで、半平太もアブないところだったかもやしれないね?


しかし原作の半平太は凛々しいイケメンに描かれているものの、ただ1人妻だけを一途に愛する男気触れる性格で、ある意味世の女性の「理想の男性像」と化していて、当然ホモッ気もへったくれもない武骨で石頭でそれでいて憎めない完璧な人物として描かれているよん♪


ドラマではヒロイン的立場である比嘉愛未演じる佐伯晴香は原作にはいない
これはもう明らかに恋愛要素を絡めようとして追加されたドラマオリジナルキャラクターだよねこれはもう
ちなみに作中の舞台となる「神里村」のロケ地は主に群馬の館林市である


原作自体まだ昨年に始まったばかりに非常に新しい作品
昨今はまだ原作が始まったばかりの状態でドラマ化する作品が非常に多い
完結どころか佳境に入る前の・・・コミックスで言えばまだ一桁台の巻数しか発刊されてない状態でのドラマ化だ
ドラマが数字(視聴率)取れない時代になっているからってちょっとせっつきすぎじゃないかな各テレビ局は
ただこの作品は今回のドラマ化がなければこれほど注目される可能性は低かったかもしれない
出版媒体も原作者の黒江S介先生もまだマイナーの域を出ていなかったから


個人的には安易な恋愛要素や無意味なラブシーンとか大嫌いなんだけど、このドラマに関しては佐伯晴香というキャラクターを加えた事でかなり面白い内容になったと思う
逆に錦戸亮の後輩であるジャニーズWESTの藤井流星くん演じる佐伯寅之助は原作に比べて存在感がかなり薄れちゃっているけどね


ドラマだけでなく原作もまだまだ楽しめる作品である
テレ朝金曜ナイトドラマ枠万歳である



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