ラストコップ 最終回（エピソード5後編） 感想 [ラストコップ]
ラストコップ（THE LAST COP） 最終回（エピソード5後編） 感想（ストーリー全詳細あらすじネタバレ含む）（ラストコップ 2016の最終回に関しては→「THE LAST COP（ラストコップ） 2016 最終回 感想」
カグラは壊滅していなかった
カグラの一味と思われる人物が横浜中の通信をハッキングし信号・電気系統や銀行の金まで操ってしまった
これにより信号がイカれて交通事故が多発し、銀行には預金を失った人々が殺到し、横浜中が大混乱になる
生活インフラを全てネット管理に依存してしまった社会は一旦ネットが乗っ取られるとこれほど脆いものはない
昭和からやって来た男・京極浩介（唐沢寿明）にとっては30年前じゃありえなかったこの自体が歯がゆいだろう
京極は亮太（窪田正孝）にハッカーの身元を特定するよう指示して横浜の街に飛び出す
闇雲に走っていると都合良くムーンライト清美（マギー）の乗った自転車に激突する
京極は清美の乗った自転車を奪って横浜市の中央電気鉄塔へ急行する
清美も「待たれい」と言いながら走って追いかける
ハッキングをしているのはサイバーテロリストの北沢奏汰（竜星涼）だがその背後にカグラの黒装束が・・・
すっかり陽が落ちて夜になり中央鉄塔に到着した京極と清美
清美も30年歳を取っているんだから50代以上のはずだが、京極が全力でこぐ自転車の速度にずっと数時間も走ってついてきたとんでもないスタミナ
特殊メイクといい超人的な占術といい一体何者なんだコイツは・・・
もういっそのこと5年後の東京オリンピックも出場しちゃえよ
男子マラソンの金メダルも余裕だろ・・・
ついでに京極も東京オリンピック出場すればいい
あの身体能力ならどの種目でも史上最年長の金メダル獲得は余裕だろう
清美と2人で全種目で金メダルを獲得しちまえばいい
そうすりゃ日本中から称賛を得て孤独感も感じなくなるだろうし生きる目的も生まれるし一石二鳥だ
京極と清美がオリンピックに出場すれば2人でメダル独占するから金メダルでオセロができちゃうね
東洋の神秘だ
オリンピック出場はともかく、京極はそこで亮太に命じて横浜中の通信をハッキングさせ自ら横浜市民に語り掛ける
「みなさん、少しの間だけ我慢してください。今は何でもネットやスマホの時代だが、こんな時だからこそみんなで声をかけ合って助け合ってほしい」と昭和の時代にはまだ濃厚だったリアルでの人間関係の大切さを訴える
これを見ていた北沢はハッキング元の居場所を特定しようとするが、
その動きに気づいた亮太も応戦し、逆に北沢の居場所を特定した
そして京極はやって来た電気保安技術者（ダンディ坂野）の静止も聞かず、横浜中に電気を送っている送電線を拳銃で撃ち横浜市内を停電させ、電気保安技術者もその行動に驚愕して「ゲッツ」を披露して下さいました
これで敵の動きを封じて、横浜市内の混乱も防ぐことができる京極の判断である
描かれなかったけどおそらく電車とか大変なことになっていただろうからね
こんな時代だ・・・ピン芸人の寿命は短い
パッと出てすぐエンタの神様などに起用されて一時的に売れても、ほとんどがすぐ消えてしまう厳しい世界
そんな中「ゲッツ」のギャグだけで10年以上芸能界に残り続け、未だに年収3000万円というダンディ坂野
ギャラが少なく済む分テレビ局側からすればピン芸人はある意味じゃ使いやすいものでもあるんだろうけど
逆にマギーがかつてリーダーを務めていたお笑いユニット「ジョビジョバ」は6人構成だったからそのグループを維持し続ける事はできず解散してしまったけれど・・・
そんなお笑い芸人の悲哀はともかく、京極は亮太から敵のアジトの連絡を受ける
京極はダンディ坂野に壁ドンして彼が乗って来た原チャリをゲッツする
運転するのはマギー・・・
京極より一足先に敵のアジトに到着した亮太
待ち構えていた北沢はザッと2,30人はチンピラの構成員を抱えていた
亮太は1人でそれだけ大勢の相手をすることに
確か亮太は京極に会うまではケンカもしたことなく格闘経験も皆無という設定だったはず・・・
なのに1人でこれだけの数を相手に立ち回れるとんでもない強さを見せる・・・
しかしさすがに多勢に無勢であり亮太は連中に抑えつけられて絶体絶命の状況・・・
ここでヒーロー登場のお約束的タイミングで京極が登場する
マギーが運転するスクーターで倉庫の壁を突き破っての登場だ
再三予告で配信されていた京極と亮太が車の上に乗って背中合わせに身構えるカッコいいシーン
2人で敵を一網打尽に壊滅させる京極と亮太
カッコいいシーンだけど、亮太の突然変異のような強さが不自然すぎていまいち感情移入できない・・・
カグラの黒装束を来た人物がビルの屋上に移動するのが見える
まだ北沢が残っているが「ここは僕1人で大丈夫です。早く30年前の因縁にケリをつけてください」と京極を後押しする亮太
亮太は残った北沢と昭和風に言えば「タイマン」になる
思えばチンピラ構成員たちも北沢も拳銃やナイフも使わず「ファイアーバー」以外は凶器を一切使用せずに徒手空拳の拳と拳のぶつかり合いを挑んできたのもある意味不自然ではある
それこそ３Dプリンターで密造した拳銃などいくらでも渡してもらえる立場だろうに
ネットに精通してるだけの軟弱男かと思われた北沢だが、格闘能力もかなり高かった
亮太は最初は押され気味だったが、結局北沢も倒してしまう
京極と一緒に行動した1か月程度でこんなに強くなったのか
不自然すぎる
それとも元々それだけ強かったのか
そんな北沢を演じた竜星涼
半年ちょっと前まで「ごめんね青春」で超おバカな高校生を演じていた時とのギャップがハンパない(笑)
宝塚女優みたいな名前だが「獣電戦隊キョウリュウジャー」で主役の桐生ダイゴ（キョウリュウレッド）を演じていてアクションもイケる俳優さんであり、今回の窪田くんとの「直接対決」はそんなアクション経験が生かされた華麗な蹴り技を披露してくれましたね
しかし勝利の余韻に浸っていた亮太を女スナイパー霧島レイカ（MALIA）のライフルスコープが捉えていた
そこ救ったのはムーンライト清美だった
プロのスナイパーである霧島に気づかれずに背後を取って「待たれい」とか言って鉄パイプで頭部をブン殴る
これによって亮太は清美に命を救われた形になった
しかし何でプロの殺し屋が気配を消して死角で構えていたのにその存在と居場所が分かったんだ清美は・・・
一体何者なんだコイツは！！
3話（エピソード3）で披露したものすごい的中率の占術とか、30年経過しても全く老化しない容姿とか何時間も自転車の速さについていける脚力もそうだしコイツも京極並にマンガチックなキャラだなぁ(笑)
もういい加減にしてちょうだいね？
一方、京極はビルの屋上で黒装束の男を追い詰める
いや、既に黒装束は脱ぎ去っていた
京極は既に確信していたのか後姿を見ただけで「やはり生きていたんですね、遠藤さん」と声をかける
予告でネタバレしちまってた遠藤（佐野史郎）の生存が露わになる
どうやって生きていたのか・・・
あの建物に抜け道でもあったのか身代わりの焼死体は誰ものなのか・・・
遠藤は自らの過去を語り始める
遠藤が先代・カグラ（神楽）と接触したのは京極が昏睡状態に陥った1985年から3年前の1982年
金で買収されたのもあるが良くありがちな「正義というものへの絶望」も遠藤が悪に手を染めた原因だった
そして「偽善」というものを毛嫌いしているらしきことも口にする遠藤
カグラの一味として行動するうちに遠藤はカグラを殺して自分が新しいカグラに成り変わろうと画策する
30年前爆弾を仕掛けたのは遠藤でありそれはカグラを殺す為だったのである
結果、先代カグラは死に遠藤が新しいカグラとなった
表の顔は警察組織の幹部、裏では悪の帝王・・・破壊と再生を同時に行い、この世のすべてを掌握しているような快感に浸っていたと語る遠藤
「裏があるから表がある」、「悪があるから正義がある」、「敗者がいるから勝者がいる」・・・と語り、「カグラとは“神を楽しませる”と書く、オレはその神に仕える神官なんだ」と身勝手な自己満足の解釈を語る遠藤
まさに悪魔神官である
「オレは刑事としてアンタを尊敬していました。でもあんたは、ただの勘違いの妄想野郎だ」と返す京極
遠藤は京極に「オレと組まないか？」と持ちかける
当然拒絶する京極
「30年という長い時を奪われ、家族とも訣別・・・お前はこれから何のために生きていくんだ？」と問う遠藤
「確かに30年ぶりに目覚めてみたらすべてが変わってしまっていた。何より大切だった妻と娘は新しい家庭を作り、社会のルールも日常生活も全部すっかり変わっちまってはっきり言ってついていけない」と語る京極
それを聞き切なそうな表情をする亮太
「でも、変わらないものもあったんだ。人の・・・人間の優しさや思いやり、温もり、友情は30年経っても少しも変わっていなかった。オレは刑事としてこれからもこの町の人たちを・・・愛する家族を守っていく。それがこれから先オレが生きていく理由だ」と絶叫する京極
「お前が目を覚ましたらこの偽善だらけの社会を一緒に変えれると思ってたのに・・・残念だ」と語る遠藤
京極は「遠藤さん、署に連行します」と告げる
遠藤は「お前がオレを逮捕するなんて100年早い・・・いやいや、30年早いな」と語りビルから飛び降りようとする
しかし京極が飛び出していて遠藤の腕を掴む
しかし遠藤は京極の掴んだ腕を無理やり引っぺがす
再び転落する遠藤
すると京極は「オレは不死身だ～」と決めセリフを叫びながら、何と自分も遠藤と一緒に頭から飛び降りるというとんでもない行動に・・・
助けた所でもう死刑は決定的な遠藤を何で命を捨ててまで助けようとするんだ・・・
京極は大分早く落下が始まった遠藤を落下速度で上回り空中で抱きかかえるというついに物理法則さえ無視した展開になり、落下途中で都合良くあった電線を掴んで転落死を免れる
しかし2人分の体重と落下衝撃に耐えきれず電線は切れてしまい、京極は遠藤を抱きかかえながらターザンのように一本の電線を掴んで絶叫しながらビルの窓を突き破って清美がいる先ほどの階層に落ちた
都合良くクッションがあり、その上に落ちたことで京極も遠藤も無事
遠藤は「オレがいなくなったところで世界は何も変わらない。すぐにまた新しいカグラ（神楽）が現れるだけだぞ」と京極に告げる
悪の根が絶たれることはないのは悲しい事である
「そしたらオレがまたそいつをぶっ潰すだけです」と返す京極
笑顔を見せて「変わらないなお前は。いつまでそんなことを続けるつもりだ」と問う遠藤
「もちろん死ぬまでですよ。失った時間を取り戻すためにオレは1秒だって無駄にする気はありません」と京極
再び笑顔を見せて「呆れた奴だ」という1話でも京極に言い放ったセリフを再びかける遠藤
亮太が遠藤の手に手錠をかける
すると京極が再び意識を失ってしまう・・・
3日後
京極は早くも意識を取り戻していてしかも早速退院する状況
病院の外で待ち構えていた結衣（佐々木希）が登場
なんだか結衣は存在感がかなり薄くなってしまった印象がある
やはりカミングアウトはもっと引っ張った方が良かった気がする
結衣は「私は、鈴木誠の娘です」と予告でも流された言葉を京極にかける
「でも私にはもう1人父親がいるんです。これからも私の父親でいてくれますか？」と問う結衣
京極は感慨深い表情で「あぁ・・・当たり前だろ」と返す
そしてその場を去る京極に向かって「お仕事頑張ってね・・・お父さん」と声をかける結衣
京極は涙が目に浮かんでしまい振り返る事が出来ず手を振って去っていく
それを冷やかす亮太・・・
そして月日は経過した
港埠頭で拳銃で武装した2人組が人質を取って立てこもる事件が発生
鯨井所長（田山涼成）が刑事課にその事件を伝えにくると既に京極と亮太が現場に行っていると返される
何で署長が刑事課に事件の発生を報告に来るんだ
変な警察署だなぁ～
京極は自分が突入するから亮太に援護するよう依頼する
亮太は「でも京極さん、もうあんまり無茶しないで下さいよ」と告げる
京極は「もう何も心配はない。加奈子も結衣もオレがいなくなっても自由に生きていける」と返す
すると亮太は「あ～よかった。じゃ、自由にしていいんですね？僕、結衣さんと付き合ってます」と伝える亮太
京極は「この野郎～結衣に手を出しやがって！」と犯人もそっちのけで亮太につかみかる
呆れた犯人が2人を静止して引きはがそうとする完全なコントの展開
亮太が結衣に惹かれている伏線は再三あったが、これはシーズン2があるのであればそっちで描くテーマだと思っていたが、既に2人が恋人同士になる「過程」が思い切り飛ばされて早くも「既成事実」になってしまっている
恋人同士になるまでの過程が大事なのにもったいないなぁ～これは
亮太は10歳も年上の結衣と「ちゃんゆい」、「ちゃんりょう」と呼び合っていると聞かれてもいない事まで伝える
10代のバカップルじゃあるまいし、32歳と22歳の年の差カップルの呼び方としてはどうなのか
「恋は盲目」って感じ？
「さっき自由にしていいって言ってたじゃないですか」と亮太
「そんなこと言ってねーぞ！お前なんかに（結衣は）やらねーぞコノヤロー！ありがとうこのヤロー！」とビートたけしみたいな口調で喚き散らす京極
「お願いしますよ！“お義父さん”」とついに京極を父と呼び出す亮太
「お義父さんって呼ぶなコノヤロー！」と叫び京極は再び亮太に掴みかかる
献身的に2人を引きはがそうとする犯人組に「うるさい!」と怒鳴って2人でパンチしてこのシーズン1は終わり
主題歌であるSPYAIR「ファイアスターター」が流れるとこれまでのNGシーンが次々と流される
各キャスト結構やらかしているようで
ドラマ作りは大変ですね(笑)
ちなみに各キャストについては↓に詳細を掘り下げておいた
「ラストコップ キャスト」
本当に面白いドラマでした
シーズン2及び、地上波放送も期待しています
このシーズン1だけで終わってしまうのはもったいない
亮太と結衣の関係はシーズン2にまで引っ張れば良かったけどまだ結婚したわけでもないし・・・
ラストコップ（THE LAST COP） 最終回（エピソード5後編） 感想（あらすじネタバレ含む）は以上
カグラは壊滅していなかった
カグラの一味と思われる人物が横浜中の通信をハッキングし信号・電気系統や銀行の金まで操ってしまった
これにより信号がイカれて交通事故が多発し、銀行には預金を失った人々が殺到し、横浜中が大混乱になる
生活インフラを全てネット管理に依存してしまった社会は一旦ネットが乗っ取られるとこれほど脆いものはない
昭和からやって来た男・京極浩介（唐沢寿明）にとっては30年前じゃありえなかったこの自体が歯がゆいだろう
京極は亮太（窪田正孝）にハッカーの身元を特定するよう指示して横浜の街に飛び出す
闇雲に走っていると都合良くムーンライト清美（マギー）の乗った自転車に激突する
京極は清美の乗った自転車を奪って横浜市の中央電気鉄塔へ急行する
清美も「待たれい」と言いながら走って追いかける
ハッキングをしているのはサイバーテロリストの北沢奏汰（竜星涼）だがその背後にカグラの黒装束が・・・
すっかり陽が落ちて夜になり中央鉄塔に到着した京極と清美
清美も30年歳を取っているんだから50代以上のはずだが、京極が全力でこぐ自転車の速度にずっと数時間も走ってついてきたとんでもないスタミナ
特殊メイクといい超人的な占術といい一体何者なんだコイツは・・・
もういっそのこと5年後の東京オリンピックも出場しちゃえよ
男子マラソンの金メダルも余裕だろ・・・
ついでに京極も東京オリンピック出場すればいい
あの身体能力ならどの種目でも史上最年長の金メダル獲得は余裕だろう
清美と2人で全種目で金メダルを獲得しちまえばいい
そうすりゃ日本中から称賛を得て孤独感も感じなくなるだろうし生きる目的も生まれるし一石二鳥だ
京極と清美がオリンピックに出場すれば2人でメダル独占するから金メダルでオセロができちゃうね
東洋の神秘だ
オリンピック出場はともかく、京極はそこで亮太に命じて横浜中の通信をハッキングさせ自ら横浜市民に語り掛ける
「みなさん、少しの間だけ我慢してください。今は何でもネットやスマホの時代だが、こんな時だからこそみんなで声をかけ合って助け合ってほしい」と昭和の時代にはまだ濃厚だったリアルでの人間関係の大切さを訴える
これを見ていた北沢はハッキング元の居場所を特定しようとするが、
その動きに気づいた亮太も応戦し、逆に北沢の居場所を特定した
そして京極はやって来た電気保安技術者（ダンディ坂野）の静止も聞かず、横浜中に電気を送っている送電線を拳銃で撃ち横浜市内を停電させ、電気保安技術者もその行動に驚愕して「ゲッツ」を披露して下さいました
これで敵の動きを封じて、横浜市内の混乱も防ぐことができる京極の判断である
描かれなかったけどおそらく電車とか大変なことになっていただろうからね
こんな時代だ・・・ピン芸人の寿命は短い
パッと出てすぐエンタの神様などに起用されて一時的に売れても、ほとんどがすぐ消えてしまう厳しい世界
そんな中「ゲッツ」のギャグだけで10年以上芸能界に残り続け、未だに年収3000万円というダンディ坂野
ギャラが少なく済む分テレビ局側からすればピン芸人はある意味じゃ使いやすいものでもあるんだろうけど
逆にマギーがかつてリーダーを務めていたお笑いユニット「ジョビジョバ」は6人構成だったからそのグループを維持し続ける事はできず解散してしまったけれど・・・
そんなお笑い芸人の悲哀はともかく、京極は亮太から敵のアジトの連絡を受ける
京極はダンディ坂野に壁ドンして彼が乗って来た原チャリをゲッツする
運転するのはマギー・・・
京極より一足先に敵のアジトに到着した亮太
待ち構えていた北沢はザッと2,30人はチンピラの構成員を抱えていた
亮太は1人でそれだけ大勢の相手をすることに
確か亮太は京極に会うまではケンカもしたことなく格闘経験も皆無という設定だったはず・・・
なのに1人でこれだけの数を相手に立ち回れるとんでもない強さを見せる・・・
しかしさすがに多勢に無勢であり亮太は連中に抑えつけられて絶体絶命の状況・・・
ここでヒーロー登場のお約束的タイミングで京極が登場する
マギーが運転するスクーターで倉庫の壁を突き破っての登場だ
再三予告で配信されていた京極と亮太が車の上に乗って背中合わせに身構えるカッコいいシーン
2人で敵を一網打尽に壊滅させる京極と亮太
カッコいいシーンだけど、亮太の突然変異のような強さが不自然すぎていまいち感情移入できない・・・
カグラの黒装束を来た人物がビルの屋上に移動するのが見える
まだ北沢が残っているが「ここは僕1人で大丈夫です。早く30年前の因縁にケリをつけてください」と京極を後押しする亮太
亮太は残った北沢と昭和風に言えば「タイマン」になる
思えばチンピラ構成員たちも北沢も拳銃やナイフも使わず「ファイアーバー」以外は凶器を一切使用せずに徒手空拳の拳と拳のぶつかり合いを挑んできたのもある意味不自然ではある
それこそ３Dプリンターで密造した拳銃などいくらでも渡してもらえる立場だろうに
ネットに精通してるだけの軟弱男かと思われた北沢だが、格闘能力もかなり高かった
亮太は最初は押され気味だったが、結局北沢も倒してしまう
京極と一緒に行動した1か月程度でこんなに強くなったのか
不自然すぎる
それとも元々それだけ強かったのか
そんな北沢を演じた竜星涼
半年ちょっと前まで「ごめんね青春」で超おバカな高校生を演じていた時とのギャップがハンパない(笑)
宝塚女優みたいな名前だが「獣電戦隊キョウリュウジャー」で主役の桐生ダイゴ（キョウリュウレッド）を演じていてアクションもイケる俳優さんであり、今回の窪田くんとの「直接対決」はそんなアクション経験が生かされた華麗な蹴り技を披露してくれましたね
しかし勝利の余韻に浸っていた亮太を女スナイパー霧島レイカ（MALIA）のライフルスコープが捉えていた
そこ救ったのはムーンライト清美だった
プロのスナイパーである霧島に気づかれずに背後を取って「待たれい」とか言って鉄パイプで頭部をブン殴る
これによって亮太は清美に命を救われた形になった
しかし何でプロの殺し屋が気配を消して死角で構えていたのにその存在と居場所が分かったんだ清美は・・・
一体何者なんだコイツは！！
3話（エピソード3）で披露したものすごい的中率の占術とか、30年経過しても全く老化しない容姿とか何時間も自転車の速さについていける脚力もそうだしコイツも京極並にマンガチックなキャラだなぁ(笑)
もういい加減にしてちょうだいね？
一方、京極はビルの屋上で黒装束の男を追い詰める
いや、既に黒装束は脱ぎ去っていた
京極は既に確信していたのか後姿を見ただけで「やはり生きていたんですね、遠藤さん」と声をかける
予告でネタバレしちまってた遠藤（佐野史郎）の生存が露わになる
どうやって生きていたのか・・・
あの建物に抜け道でもあったのか身代わりの焼死体は誰ものなのか・・・
遠藤は自らの過去を語り始める
遠藤が先代・カグラ（神楽）と接触したのは京極が昏睡状態に陥った1985年から3年前の1982年
金で買収されたのもあるが良くありがちな「正義というものへの絶望」も遠藤が悪に手を染めた原因だった
そして「偽善」というものを毛嫌いしているらしきことも口にする遠藤
カグラの一味として行動するうちに遠藤はカグラを殺して自分が新しいカグラに成り変わろうと画策する
30年前爆弾を仕掛けたのは遠藤でありそれはカグラを殺す為だったのである
結果、先代カグラは死に遠藤が新しいカグラとなった
表の顔は警察組織の幹部、裏では悪の帝王・・・破壊と再生を同時に行い、この世のすべてを掌握しているような快感に浸っていたと語る遠藤
「裏があるから表がある」、「悪があるから正義がある」、「敗者がいるから勝者がいる」・・・と語り、「カグラとは“神を楽しませる”と書く、オレはその神に仕える神官なんだ」と身勝手な自己満足の解釈を語る遠藤
まさに悪魔神官である
「オレは刑事としてアンタを尊敬していました。でもあんたは、ただの勘違いの妄想野郎だ」と返す京極
遠藤は京極に「オレと組まないか？」と持ちかける
当然拒絶する京極
「30年という長い時を奪われ、家族とも訣別・・・お前はこれから何のために生きていくんだ？」と問う遠藤
「確かに30年ぶりに目覚めてみたらすべてが変わってしまっていた。何より大切だった妻と娘は新しい家庭を作り、社会のルールも日常生活も全部すっかり変わっちまってはっきり言ってついていけない」と語る京極
それを聞き切なそうな表情をする亮太
「でも、変わらないものもあったんだ。人の・・・人間の優しさや思いやり、温もり、友情は30年経っても少しも変わっていなかった。オレは刑事としてこれからもこの町の人たちを・・・愛する家族を守っていく。それがこれから先オレが生きていく理由だ」と絶叫する京極
「お前が目を覚ましたらこの偽善だらけの社会を一緒に変えれると思ってたのに・・・残念だ」と語る遠藤
京極は「遠藤さん、署に連行します」と告げる
遠藤は「お前がオレを逮捕するなんて100年早い・・・いやいや、30年早いな」と語りビルから飛び降りようとする
しかし京極が飛び出していて遠藤の腕を掴む
しかし遠藤は京極の掴んだ腕を無理やり引っぺがす
再び転落する遠藤
すると京極は「オレは不死身だ～」と決めセリフを叫びながら、何と自分も遠藤と一緒に頭から飛び降りるというとんでもない行動に・・・
助けた所でもう死刑は決定的な遠藤を何で命を捨ててまで助けようとするんだ・・・
京極は大分早く落下が始まった遠藤を落下速度で上回り空中で抱きかかえるというついに物理法則さえ無視した展開になり、落下途中で都合良くあった電線を掴んで転落死を免れる
しかし2人分の体重と落下衝撃に耐えきれず電線は切れてしまい、京極は遠藤を抱きかかえながらターザンのように一本の電線を掴んで絶叫しながらビルの窓を突き破って清美がいる先ほどの階層に落ちた
都合良くクッションがあり、その上に落ちたことで京極も遠藤も無事
遠藤は「オレがいなくなったところで世界は何も変わらない。すぐにまた新しいカグラ（神楽）が現れるだけだぞ」と京極に告げる
悪の根が絶たれることはないのは悲しい事である
「そしたらオレがまたそいつをぶっ潰すだけです」と返す京極
笑顔を見せて「変わらないなお前は。いつまでそんなことを続けるつもりだ」と問う遠藤
「もちろん死ぬまでですよ。失った時間を取り戻すためにオレは1秒だって無駄にする気はありません」と京極
再び笑顔を見せて「呆れた奴だ」という1話でも京極に言い放ったセリフを再びかける遠藤
亮太が遠藤の手に手錠をかける
すると京極が再び意識を失ってしまう・・・
3日後
京極は早くも意識を取り戻していてしかも早速退院する状況
病院の外で待ち構えていた結衣（佐々木希）が登場
なんだか結衣は存在感がかなり薄くなってしまった印象がある
やはりカミングアウトはもっと引っ張った方が良かった気がする
結衣は「私は、鈴木誠の娘です」と予告でも流された言葉を京極にかける
「でも私にはもう1人父親がいるんです。これからも私の父親でいてくれますか？」と問う結衣
京極は感慨深い表情で「あぁ・・・当たり前だろ」と返す
そしてその場を去る京極に向かって「お仕事頑張ってね・・・お父さん」と声をかける結衣
京極は涙が目に浮かんでしまい振り返る事が出来ず手を振って去っていく
それを冷やかす亮太・・・
そして月日は経過した
港埠頭で拳銃で武装した2人組が人質を取って立てこもる事件が発生
鯨井所長（田山涼成）が刑事課にその事件を伝えにくると既に京極と亮太が現場に行っていると返される
何で署長が刑事課に事件の発生を報告に来るんだ
変な警察署だなぁ～
京極は自分が突入するから亮太に援護するよう依頼する
亮太は「でも京極さん、もうあんまり無茶しないで下さいよ」と告げる
京極は「もう何も心配はない。加奈子も結衣もオレがいなくなっても自由に生きていける」と返す
すると亮太は「あ～よかった。じゃ、自由にしていいんですね？僕、結衣さんと付き合ってます」と伝える亮太
京極は「この野郎～結衣に手を出しやがって！」と犯人もそっちのけで亮太につかみかる
呆れた犯人が2人を静止して引きはがそうとする完全なコントの展開
亮太が結衣に惹かれている伏線は再三あったが、これはシーズン2があるのであればそっちで描くテーマだと思っていたが、既に2人が恋人同士になる「過程」が思い切り飛ばされて早くも「既成事実」になってしまっている
恋人同士になるまでの過程が大事なのにもったいないなぁ～これは
亮太は10歳も年上の結衣と「ちゃんゆい」、「ちゃんりょう」と呼び合っていると聞かれてもいない事まで伝える
10代のバカップルじゃあるまいし、32歳と22歳の年の差カップルの呼び方としてはどうなのか
「恋は盲目」って感じ？
「さっき自由にしていいって言ってたじゃないですか」と亮太
「そんなこと言ってねーぞ！お前なんかに（結衣は）やらねーぞコノヤロー！ありがとうこのヤロー！」とビートたけしみたいな口調で喚き散らす京極
「お願いしますよ！“お義父さん”」とついに京極を父と呼び出す亮太
「お義父さんって呼ぶなコノヤロー！」と叫び京極は再び亮太に掴みかかる
献身的に2人を引きはがそうとする犯人組に「うるさい!」と怒鳴って2人でパンチしてこのシーズン1は終わり
主題歌であるSPYAIR「ファイアスターター」が流れるとこれまでのNGシーンが次々と流される
各キャスト結構やらかしているようで
ドラマ作りは大変ですね(笑)
ちなみに各キャストについては↓に詳細を掘り下げておいた
「ラストコップ キャスト」
本当に面白いドラマでした
シーズン2及び、地上波放送も期待しています
このシーズン1だけで終わってしまうのはもったいない
亮太と結衣の関係はシーズン2にまで引っ張れば良かったけどまだ結婚したわけでもないし・・・
ラストコップ（THE LAST COP） 最終回（エピソード5後編） 感想（あらすじネタバレ含む）は以上
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