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ラストコップ(THE LAST COP) 5話(エピソード4後半) 感想(あらすじネタバレ含む) [ラストコップ]

ラストコップTHE LAST COP) 5話エピソード4後半) 感想ストーリー詳細あらすじネタバレ含む)
今回はわずか23分のショートストーリー
こんなに短いなら前回の37分と分けないで合計60分1話として配信したほうが良かったんじゃないだろうか
ただ短い23分ながらもなかなかに熱いシーンやほっこりするシーンなどあり、なかなかにハートフル・ストーリーだった
そして何より唐沢寿明がめちゃくちゃカッコいいストーリーだった
シビれた


3Dプリンターによる銃の密造組織に潜入捜査中だった京極(唐沢寿明)は、とあるログハウスにいる「ボス」に金を届けに行くよう組織の女スナイパーである霧島レイカ(MALIA)に指示される
アルミケースの紋章とコテージにいた「ボス」が被っている黒装束により京極は「ボス=カグラ」と判断して黒装束を脱がす
しかしそこにいたのは椅子にしばりつけられ口に猿轡かまされて爆弾を巻き付けられていた片山竜三(森下能幸)だった


京極が黒装束を脱がした時に「起爆」の役割になっている手りゅう弾のピンが外れる
京極は片山を見捨ててすぐに部屋の外にダイブする
30年前同様に背後で爆発が発生し爆風でさらに吹き飛ばされる京極
片山はバラバラになってしまっただろうが京極は今度は30年間昏睡状態に陥ることもなく無事だった
とは言えあんな一瞬で爆発から逃れる範囲まで飛んで逃がれられるほどの超人的跳躍力に、さらに爆風に押されてフッ飛ぶ事になってもケガ1つないとかもう・・・52歳じゃない以前に人間じゃありません!


逃れた京極だがまだ安心できる状況じゃない
霧島が既にライフルをセットして出てきた京極を狙撃するよう身構えていた
「やるじゃないの、京極浩介」とつぶやく霧島
やはり潜入してきた時点から「陳 眠明=京極」の正体を知らされていたんだろうか?
おそらく・・・遠藤(佐野史郎)から伝えられて・・・
前回既に何か察している描写はあったけれど



それにしてもこれは京極は爆発では仕留められないと事前にわかっていたかのような用意周到ぶり
しかしレーザーポインターで京極を捉えているのになぜかすぐに引き金を引かない霧島
何のために待ち構えていたんだ
モタモタしてるから京極は自らの体にレーザーが照射されていることに気づく
30年前にレーザーポインターがあったのかどうか知らないけど・・・
アクション映画の主人公が敵に捕らえられ絶体絶命になってもなぜかすぐ殺されず結局逃げられる的なシーン


京極はすぐに木の陰に身を隠したことで銃弾は京極の頬をかすめただけで済んだ
木に身を隠しながらマサイ族並みの視力で狙撃者を霧島と確認する京極
京極は狙撃可能範囲外までなんとか逃げ出し遠藤に「潜入捜査がバレました」と連絡する
遠藤は「よしわかった。今から言う場所で落ち合おう」とどこぞの場所を指示する
通話が終わった後の悪の表情・・・
もう遠藤が「黒幕(カグラ)」にしか思えない・・・


一方、亮太(窪田正孝)は京極が気になって仕方ない様子で可愛い
ついに我慢できなくなって京極に電話する亮ちゃん
しかし京極は遠藤に指示されたどこぞの怪しげな倉庫内で遠藤に指示された県警本部の刑事3人組に囲まれ「銃刀法違反及び殺人罪」の逮捕状を突きつけられ、拳銃を構えられ身動きが取れない状況のようで、射殺も許可されてる可能性が高そうな状況で電話に出る
007風に言えば「殺しの許可証」ってやつだね


当然通話している余裕がない京極だが、亮太は京極のスマホのGPSで居場所がわかる
京極の元に駆けつける亮太
京極も本部の刑事を出し抜いて倉庫を逃げ出す
やはり発砲してきた刑事たち
そりゃ遠藤は京極を消したがってるんだから当然か


京極は指名手配されニュースまで流される状況になった
鈴木(宮川一朗太)は遠藤にこれはどういうことかと問い詰める
遠藤は「よ~く考えて行動するんだな鈴木。大切な家族がいるんだから」と露骨に脅しをかけてくる
鈴木は上司が悪の帝王だと察するが小心者ゆえに何もできず苦悩する
ウジウジと苦悩する青年と言えば宮川一朗太
ハマり役すぎる(笑)


亮太はGPSのおかげもあり逃走中の京極と場末のスナック街でバッタリ出くわす
署に戻るよう求める亮太だが戻ったら捕まると拒む京極
「誰かがオレをハメようとしている。今日だけで2回もだぞ。警察内部に・・・多分そいつは・・・」と口にする京極
ログハウスと倉庫の2度とも指示された場所に行ったら襲われたわけだ
既に京極は「そいつ」のことも認識し始めている


署に戻る事を強く求める亮太を京極はブン殴る
亮太も応戦し2人はついに拳を交えることに
かなり本格的な格闘アクションで窪田くんのパンチはほぼマジ振り
しっかりかわす唐沢寿明もすごい
やはり「超人」京極には分が悪く亮太は蹴りやパンチをくらう度に倒れ込む
多分京極も結構手加減しているだろうけど


しかし亮太も現代草食系男子の筆頭で通信に強いだけかと思いきや結構格闘もできるようで、
しっかりハイキックもできるし最後には京極の顔面にパンチを入れあの京極をダウンさせた!!
京極は「なんだ・・・ちゃんと闘えるじゃねぇか亮太」と笑顔で亮太に歩み寄る
京極からくらったレバーへのパンチのダメージが相当大きいようで脇腹を抑えながら笑う亮太
しかし再度そこへパンチを入れ「油断は禁物だ」と身をもって亮太に「格闘指導」する京極


亮太は腹が痛くて痛くてたまらない中悶絶しながら京極を呼び止める
「最近いなかったのは1人でカグラを追ってたからですよね?じゃなきゃ結衣さんが大変な時にほっぽってまで家開けたりしないはずだ。なんで・・・京極さん!なんで僕を頼らないんですか!なんでオレを・・・オレたちバディ(相棒)ですよね?オレだって・・・オレだって京極さんの・・・」と泣き叫ぶ亮太
亮太の熱い一面を目の当たりにして「カグラの事はお前には関係ない。オレの過去の因縁にこれ以上お前を巻き込むわけにはいかねぇだろ」と返す京極


そして京極は「心配すんな」と言ったあと「オレは不死身だ」と亮太に強がってみせる
この場面の唐沢寿明の表情がめっちゃカッコいいわけよ!
同性でもこんだけシビれるカッコ良さなんだから女性だったらどうなっちゃうんだろうこのシーン


指名手配されてるというのにめちゃくちゃ目立つ全力疾走で走る京極
しかし走りながらもついに遠藤が黒幕だと感づき始める
30年前の黒装束の回想がまた流れるがこれ良く見ると口元だけは見えてるけど片山に似てるな
とりあえず佐野史郎でないのは確か
そもそも自爆したんだもんなこの黒装束は
これで生きてるようなら片山も爆破抜けの技術でも持っていてまだ生きてるのかもしれないけど・・・


逃亡を続ける京極だが非常線を貼られていて警察官2人に見つかって追いかけられる
逃走中に誰かからメールが届く
京後が逃げるルートが見覚えのある住宅街に
かつてのマイホームであり現在は「鈴木家」のある場所に走って来る京極
加奈子が京極をかくまって警察を巻くことに成功する
さっきのメールは加奈子が家に来て隠れろというものだったんだろうかはっきりしない


とりあえず加奈子は京極の手当てをする
3話の時点で次回予告で流れていたシーンだ
「だけどいいのか?刑事課課長の妻が指名手配犯をかくまってることが知れたら大問題だぞ」と言う京極
「あなたがテレビで言ってたようなことやるような人じゃないことくらいわかってるわよ」と返す加奈子
京極が昔から無茶ばかりしていたから昔から救急箱に包帯と薬は切らさないようにしてると語る加奈子
それだけでも30年間京極への思いが断ち切れていなかった事の一部なのかもしれない


京極は結衣(佐々木希)の話をして「オレはあいつの成長を側で見る事はできなかったけど、立派に成長してくれてよかったよ。ありがとな」と加奈子に感謝の気持ちを伝える京極
「うん」と嬉しそに返す加奈子


「ありがとう」を妻や恋人に伝えられない男性は多い
これは女性からすると致命的なマイナスポイント
これをちゃんと言える京極は人間的にも素晴らしいんだろう


ここにムーンライト清美(マギー)から電話が入る
10代後半か20代前半みたいなめっちゃ若い格好して胸に何を詰めているのかしっかり膨らんでる気持ち悪い清美はダイソンの掃除機を買って吸引力がすごいと意味のない会話をおっ始める


「お前の世間話に付き合ってるヒマはない。切るぞ」と言って電話を切ろうとする京極
「待たれい!」とそれを静止するきよちゃん
そのダイソンの掃除機は30年前から買い換えていない緑のボロ冷蔵庫の下からあるものを吸いだした
それは今じゃお目にかかる事すらほとんどないFD(フロッピーディスク)だ
しかもカグラ神楽)の紋章入り
清美は30年前の事件の後何度も遠藤が何度も訪ねてきたのはこれを探していたからじゃないかと告げる


この証言により京極は以前途中まで思い出しかけていた30年前の爆発の直前に敵のアジトのパソコンの前で途切れた記憶の続き思い出す
京極はそこでFDを抜き出して、そのあとあの爆発に巻き込まれ清美のボロアパート吹っ飛ばされ、その際にフロッピーがポケットから飛び出して冷蔵庫の下の一番奥に滑り込んだまま30年が経過したってことだろう
ただその間に部屋の改装工事もあったみたいだいし冷蔵庫を30年間ずっと動かさないことなんてあったのかというのもあるし、ダイソンの掃除機買う金あるなら新しい冷蔵庫買えよって話でもあるが冷蔵庫の方が高いか


掃除機とかエアコンって案外持つもので、30年間でも使い続けることができるんだよね
ただ節電効率めっちゃ悪いからかなり電気代は無駄にかかるだろうけど
とにかくそんな「タイムカプセル」から発見された重要なフロッピー
京極は「今から取りに行く」と清美に告げる
しかし勘のいい加奈子は通話の途中から京極がまた危険な目にあうことを予見していて「行かないで」と京極を引き留める


「あの時だって今みたいに飛び出して行って・・・もうこれ以上無茶な事はしないで・・・やっと戻ってきたのに・・・もう・・・二度と失いたくないの・・・あなたを・・・おねがい」とついに京極への愛を露骨に示す加奈子
やっぱり小心者の鈴木よりワイルドな京極じゃなきゃダメなんだろうけど、そもそも京極は人間力まで最高の人間だし加奈子にとっては18歳で結婚するほど愛した相手なんだからそりゃ再び現れたらこうなるのはムリない
しかも「オレは不死身だ」のカッコ良さときたらもう・・・
やっぱり男はスギちゃんみたいにワイルドな肉食系じゃなきゃ乙女のハートは掴めない?


そういやスギちゃんいつの間にかワイルドに消えたな・・・
好きだったのに
またワイルドに復活してね
もっと消えたと思っていたダンディ坂野も次回出るみたいだし・・・
ピン芸人は割とブレイクもあっさりできちゃったりするけど消える時もあっさりあっけないもんだ・・・
こんな時代だ・・・ピン芸人達の寿命は短い


京極は加奈子の肩に手を置き「心配するな」と亮太にも言った言葉をかける
そして「今度は必ず帰って来るから」と加奈子に告げて家を出る
その姿も女性にはたまらなくカッコ良く映るんだろうね
やってるのが唐沢寿明だからこそのカッコ良さもあるんだろうけど
とにもかくにもこのドラマは唐沢寿明の魅力を存分に引き出している


そして指名手配中なのにも関わらず海岸通りをまたも全力疾走する京極
だから全力疾走なんてしたらめちゃくちゃ目立つだけなのに(笑)
でもタクシー使うわけにもいかないだろうから急ぐなら走るしかないんだろうね・・・


そして次回では清美の部屋に黒装束が現れている
ということは清美は殺されてしまったのか?
多分電話盗聴されてたんだろうね
既に指名手配中の京極なら現在改正が審議されている通信傍受法によって盗聴し放題だろう
そもそも警視正の遠藤ならそれくらいの権限持ってるだろうし


それにしても清美は加奈子同様に指名手配されていても京極の無実を信じていた
単に京極が好みのタイプなのかもしれないが、刑事課内でも信じていない声もあったほどなのに、30年前と今年に2回会っただけの相手をこれだけ信じられるのはすごいことだと思うぜ?


次回は結衣が「私は鈴木誠の娘です」と京極に告げているシーンもあった
加奈子は京極と寄りを戻したいのか微妙だけど、少なくとも気持ちは傾いているのは確かであり、それは結衣に京極との血縁関係が知られた事も関係しているだろう


さらに次回は京極に詰め寄られて観念した遠藤が背中から飛び降りているシーンまでありそう
次回予告で結構ネタバレ要素が多すぎなんじゃないかと思える
こんな大事なシーンは次回予告で流さない方が良いのではないだろうか


いよいよシーズン1もクライマックス
こんな面白い刑事ドラマは他にないから今後どんどん続いて日テレ地上波でも放送してほしいもんだ
やっぱり地上波と有料配信じゃ視聴率全然違うんだね
2話以降が地上波放送されなくなった途端見る人間が激減した感があるし


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