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限界集落株式会社 3話 感想 [限界集落株式会社]

限界集落株式会社 第3話 「嵐」(視聴率5.7%) 感想(あらすじネタバレ含む)
ドラマの視聴率同様に直売所は閑古鳥が鳴いている
ぶっつけ本番の素人商売では飽きられるのも早い
そもそも「サラダ丼」はどのような開発を経て誕生したのかまるっきりすっぽ抜けていきなり登場した
そんなものが簡単にヒット商品になるほど世の中甘くない


多岐川(谷原章介)も村に姿を現さなくなり騙されたんじゃないのかという不安もよぎる
正登(反町隆史)は有機野菜で農業経営していく難しさを痛感
確かに有機野菜は理想の野菜だが市場も狭いし恒久的に購入できるのは富裕層くらいのものだ
そして農薬を使った野菜が不味いというのも偏った主観だと菅原(寺田農)も言う
バスもなくなりこのままでは止村は近い将来ゴーストヴィレッジになってしまうだろう


そう考えるとやはり多岐川は村に現れた「救世主(メシア)」なのかもしれない
村の老人たちのやり方では「現状維持」しかできない
実際は現状維持どころか少しずつ状況悪化して行っている状況だ
現状を回復するには思い切った改革が必要である
これは限界集落が舞台の話ではあるが、
このことは古い体質の企業にもおきかえられる興味深いテーマだ


古い体質の企業
頭の固い年寄り役員は自己保身と「現状維持さえできればいい」という考えしかない
会社を改善させようとすれば当然リスクも生じる
だから上層部は「リスク」を嫌う
当然企業は徐々に衰退していく
完璧な「現状維持」など現実にはありえないことなのである


村も企業も同じ
「畑」は常に耕さなければならない
そしてずっと同じことをしていてもいつかは廃れてしまう


多岐川が提案した「トマリファーム」の提案に頭の固い村の老人たちは当然反対
反対されるのは多岐川も見越していた
だからわざと反発を買い村を1つにするために自ら「悪役」を演じた
観光農園のアイデアで外部からもダンカンら多くの家族がやって来て直売所の野菜やサラダ丼も売れて村に活気が戻ってきた
これがホントの「ダンカンありがとう」ってことだ


しかし地球は温暖化している
温暖化は夏の気温上昇だけでなくゲリラ豪雨を多発させる
止村にもゲリラ豪雨がやってきた
村は本当の意味で1つになった
村全体を有機農園にするアイディアも観光農園も鼻で笑っていた石頭の老人たちが雨の中観光農園を守ろうと必死になった


正登は長年育てた土を失った
それでも観光農園を守ることを選択した


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