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銭の戦争 4話 あらすじネタバレ [銭の戦争]

銭の戦争 第4話 「1億回収して借金返済だ!」(視聴率13.1%) あらすじネタバレ感想含む)
今回はついに富生(草彅剛)が大金を掴む話し
成り上がって「初めて」大金を掴むわけではない
元々富生は5000万の貯金と月収が手取り120万の収入があって大金を掴んでいたこともあるし、
大企業の令嬢と別れるだけで手切れ金1000万円を手にしてもいたんだから
だから大金にずっと無縁だった貧乏な苦労人というわけでは決してない


金というものは金を持っている人間とのころに不思議と流れて集まるようになっているのである
金持ちと貧乏人が同じギャンブルをやっても勝つのは大抵金持ちである
金を持ってるだけで「金運」はグングン高まる
それにより人脈や信用も濃くなっていくのもあるからね
金持ちになりたければ金持ちの友達を作れと良く言われるけどこれも理にかなった選択である
金持ちは「金を作る方法」をいくつも知っているから・・・


前回のラストでまるでダスティン・ホフマンのように未央(大島優子)を結婚式場から奪って逃げた富生
しかし結婚式をぶち壊されたことで未央は相手から結婚式の費用全額と慰謝料合わせ700万円請求される
そのうちのホテル代金200万円は月末までに払わなきゃいけない状況になった
突発的に未央を会場から連れ出してしまった富生は自分にも責任があると感じる
自分だけでなく紺野家を助けるためにもますます金が必要になった富生


富生は赤松金融が債権取り立てを断念して元金と利息含め債権額が合計8750万円まで膨れ上がっている大黒高杉亘)という人物からの取り立てを自ら志願する
赤松社長(渡部篤郎)がこの人物から取り立てをしないのは、大黒は「ヤ」の付く自由業のお方であり、しかもかなりの「武闘派」で危険なお方だからとのこと
富生はそのことも既に調べた上で取り立てたいと志願する
「命の保証はしないよ」と突きつけた赤松・・・


富生は大黒に直接取り立てに行くが当然大黒は素直に応じようとはせず富生を「殺すぞ」と脅してくる
富生は大黒の所属する組の組長である黄金沢猛野添義弘)に近づく為に黄金沢がいる裏カジノに乗り込み、理数系の強さを生かした確率の計算で黄金沢を勝たせ、さらにこれまでの証券の知識を生かして有益な銘柄情報を提供して関係性を構築して味方につけることに成功
金がある人間には不思議と金が増える情報が舞い込んでくるという典型例のようなシーン
それにしても野添義弘って高橋克実と似すぎだろ・・・


富生は大黒が投資の振込詐欺をしていて、ホームレスに振込先の口座を作らせようとしていることに目をつける
ホームレス時代に懇意にしていたシンジ金井勇太)が1年前まで社会人だったことを知っている富生は、まだ身分証明書か通帳など持っているか尋ねるとビンゴ!
シンジはまだ生きている口座を持っていた
しかもその口座はネットバンキングまで解説してある


それにしても金井勇太・・・
似すぎだろナンチャン(南原清隆)に
あとアンジャッシュの渡部建にも・・・
野添義弘に似ている高橋克実と「メイドインジャパン」で親子役で共演していましたね
2話で登場した時もこれで出演終わりということはないと思ってたけど


それにしてもこのドラマは「そっくりさん」が多いなぁ
高田翔と山下智久
朝倉えりかと橋本環奈
野添義弘と高橋克実
金井勇太とナンチャン、アンジャッシュ渡部
やっぱり芸能界というものは似た顔が集まりやすい世界なんだろうか


そこで富生はシンジに200万円の謝礼を約束して大黒の部下と接触させ自らの口座を売るよう指示
大黒の部下たちにはネットバンキングも既に開設してい或ることは伏せておき、新たに作れと言われても免許がないと言って断るようにさせる
部下たちは足がつかない振込先口座が確保できればそれでいいからネットバンキング開設を深追いせず
これが命取りとなる


大黒は投資詐欺の振り込みを一律月末にしていしていたようで、月末に銀行にいき「この瞬間がたまんねぇなぁ~」とか言いながらATMでシンジから買った口座の通帳記帳をする
すると振り込まれた8852万3512円と元からあったシンジの残金18円合わせて合計8852万3530円全額ネットバンキングからいち早く振替されてしまっていることを確認する
その光景をどこかで眺めていたのかすぐに大黒のケータイに着信が入り、大黒が電話を取ると富生が「ご返済ありがとうございます」と伝える


富生は大黒をとあるビルの屋上に呼び出す
当然の如くブチキレ状態でやって来て「金はどこだ?」「ホームレスはどこだ?」と問う大黒
ホームレスのシンジは200万円を胸にどこぞの新天地に逃げる為上野駅から去っていきました・・・
富生をブン殴る大黒
先日も部下の2人と3人で富生をボコボコにリンチしていたが、富生はその時の治療費と慰謝料も含めて100万円も頂いたと伝え、明細と残りの2万3530円が入った封筒を突きつける


そして富生は赤松金融には他にも未回収の客はいるが、まずは大黒から回収したかったと告げる
富生は以前大黒のような「自由業」の方々にボコボコにされ、必死に手に入れた1000万円奪われた事を告げて、力づくで奪われる惨めさをお前らみたいな連中に味あわせてやりたかったんだと言い放つカッコいい富生


しかし・・・当然そこまで言っちゃえばもう命の保証はありません
大黒は富生をビルから突き落とそうとします
しかしそこで富生が待機させていた「命綱」の黄金沢組長がやってきて止めさせます
そして富生に手を出したら「波紋くらいじゃ済まない」と結構ヤバめな脅し大黒にかけます
これで大黒はもう富生に手を出すことができず
ふてくされて去ろうとする大黒をわざわざ呼び止めて「またのご利用お待ちしています」と皮肉たっぷりな富生


これにより富生は約束通り8750万円の3割相当である2625万円を獲得した
赤松は本来回収不可能で泣き寝入りするしかなかった8750万円のうち6125万円が戻って来たというのに、富生に3000万円近く取られるのが不服なとことん強欲な性格
そしてまたも札束の匂いを嗅ぎ危険な世界へ陶酔を始める赤松
渡部篤郎は実写版「ゴッドハンド輝」で“黄金の左”安田潤司医師を演じていて、その宿敵的立場の医師であるケビン(マイケル富岡)が金の亡者で札束の匂いをかいでばかりいたが、今じゃ渡部がその立場に・・・


とにかくこれで富生は負債の残り3000万円を一括返済する
「ご返済ありがとうございました」と言われ、完済証明書を感慨深げに見つめる富生
これで富生及びホワイト化学に一切の借金はなくなったのである


一方、未央は紺野先生(大杉漣)が夜勤のガードマンのバイトをしている最中に椎間板ヘルニアが悪化し病院に搬送され手術することが決まり、自身も会員制リゾートクラブのカスタマーセンターのテレホンオペレーターになったばかりで、前職より時給も安くとても月末までにホテル側に200万円払えない状況になる
橋本環奈似の朝倉えりかが演じる桃子に玉の輿に乗らないからこんなことになると指摘されるが、
未央は富生が式場からさらってくれたことを「ちょっと」嬉しかったと恋する乙女の表情で語る
女子が言う「ちょっと」は実際は「とっても」であることはよくある話であり・・・


ここで富生を奪われた(と、思い込んでいる)嫉妬に燃える梢(木村文乃)がホテル側の人間として交渉に出てくるが、未央に勤務先の会員顧客情報を抜き出してくれば200万はチャラにするという「悪魔の提案」・「悪魔の契約」を突きつけてきた
未央は思い悩むものの他に返済するアテがあるわけもなく、ついに深夜誰もいなくなった暗いオペレーションルームでフラッシュメモリーから顧客情報を抜き出す
つーか今時こんなに個人情報管理がスカスカの会社あんのかよ(笑)


待ち合わせの公園で梢にフラッシュメモリーを渡せコノヤロー的に求められる未央
未央は渡す寸前までいくが手を引き「良心」の為に断ってメモリーを茂みの方に投げちまう
つか逆側は河川だったからそっちに投げた方が良かったんでは?
そしてそっちに投げなかったことで・・・その光景を偶然見かけていた赤松社長がフラッシュメモリーを後で探して発見してしまうことに・・・


それはともかく梢は「あなたっていつもそうね。結婚時も今回もお金の為に安易な方に流れるけど、どたんばで怖気づく。嫌な女ね」とめっちゃ怖い表情で言い放つ
それでも未央は自分の良心を大切にしたいと告げ「嫌な女でごめんなさい:と言って帰ろうとする
梢は富生との関係をついに未央に打ち明け、
富生の事を「今度こそ本当に忘れてあげる」と伝えるように言い、そして最後は「200万円の支払い、期日内にお願いします」とキツく言い置いてコツコツと去っていっちまいました・・・


富生は紺野家にやってきて未央に何があったのか問う
未央は依頼してきたのが富生の元婚約者の梢であることは伏せて、顧客情報持ち出しの報酬200万円を「良心」の為に蹴ったと明かす
富生は未央に赤松金融への借金500万円と結婚式ぶち壊し絡みの負債700万合計1200万円をこたつの上にボンと出し、「返済期限はない。担保は君の良心だ」と最高にカッコいいセリフを言い放つ


未央の小さい頃の絵日記帳(?)みたいなのと、教師が良く持っている「大変よくできました」ハンコを引っ張り出した富生は、今回未央がボコボコにされた富生を病院に運んでくれたこと、ちゃんと診断書をもらってくれたことの2点に対し2つの「大変よくできました」スタンプを押し、そのスタンプが1200たまったら返済したことにするとまで言いだす
実質1200万円差し出したようなものである


この経緯は富生は元々その気だったが、紺野先生に先に金を差し出した時に「荷物もそのまま預かるし、帰ってこれるときは帰って来て一緒にご飯を食べること」を約束してほしいと約束することを求められた経緯である
紺野先生は借金まみれで入院までしてる状況だけどそれでも「帰る場所」があり、一緒にご飯を食べたりケンカをしたりできるのは幸せだと語り、「帰る場所」がない富生のことを案じてのことである
つまり、富生が「帰る場所」をみつけるまで一緒に暮らそうと紺野先生は提案してきたのである


未央は既に好きになりかけている(なっている?)富生に「担保は君の良心だ」なんて甘い言葉を言われて、これから富生と1つ屋根の下で二人っきりで共同生活が始まるのもあっさり受け入れて、「ありがとう、白石さん」と初めて富生のことを「500円」ではなく名前で呼ぶ
もうこの2人が惹かれあっていくのは必然的な状況
若い男女が2人っきり(紺野先生が退院するまで)で生活することになればねぇ?


それにしても富生は今回の2625万円の前にどれだけ稼いでいたんだろう?
その2625万円のうち200万円はシンジに、100万円は山P似の桜田(高田翔/ジャニーズJr.)に払ってるから、2325万円である
大黒から治療費と慰謝料で100万多く取ってるから2425万
しかし今回3000万円の借金を「完済」し、そして紺野家に1200万円提供していて合計4200万円を支払っている
2425万円では当然足りず、さらに1775万円が必要になる


前回赤松と一緒に取り立てに回ったりもしていたが、具体的に金を得ている描写が少なかったのでよくわからないけど、さすがにあの短期間であのケチな赤松から1775万円以上も報酬をもらっていたとは考えにくい
1775万円以上もどこから捻出していたんだろうか・・・
そもそも1話で奪われた梢との手切れ金の1000万円が返済額に全く反映されていない
あの時点で既に「借金は残り3000万」と言っていたが、借金額は減っていない
さらに1か月ほど経過しているから1日36万円暴利の利息だけで1000万円くらい増えているかもしれないが


そして最後は例のフラッシュメモリーを深夜の公園でライトを片手に木の下や藪の中など必死に探したのかとにかくそれを見つけ出して中身を確認した赤松が、それをネタにジュディ・オングにゆすりをかけます
そのことを孫の梢に告げるジュディ
梢は「私・・・どんどん嫌な女になっていく」と未央に言ったことを自らにも当てはめる
ジュディはこれまでは優しすぎて経営者を継ぐ器じゃなかったから寧ろ良い事だと話す
そして「いっそ駆けあがれ、巨悪に」的なことを孫に言い放つ


翌朝、赤松が青池ファイナンスにやって来る
ジュディオングはフラッシュメモリーを返してもらう見返りに富生が赤松が殺したも同然のホワイト化学社長・白石孝夫(志賀廣太郎)の息子だと告げられる
これまで赤松が白石のことを知らないのは不自然だとずっと思っていたが、取り立てが終わってしまえばその相手の事はきれいさっぱり記憶から消してしまうことが原因だとここで明らかになった


そしてついに富生とホワイト化学の関係を赤松に告げるオング
赤松は事務所に戻ると富生に「お前は何を考えている?」と問い詰めて今回は終わり

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今回も事情に面白いストーリーでした
富生がカッコ良すぎてヤバい!
あと大島優子演技力がすごい
セリフがない部分の無言の演技とか普通に細かく演じられてるし
ちょっと前までアイドルやってて恋するフォーチュンクッキーとか言ってたのにね
ドラマ自体は既にいろいろ経験済ではあるけどこの演技力は天性のものなのかな・・・


短期間で大金を掴もうと思えば宝くじかベガスでフィーバーする以外では「修羅の道」を通らなければ現実的には不可能だろう
つまり死と隣り合わせのリスクを負う度胸・・・「命を張れる」気概がなければ実現できないことばかり
今回のストーリーでも富生は死のリスクが決して少なくない中で大金を獲得した
シンジの口座のおかげもあり案外あっさり金は得られたが殺されるリスクは高かったのである


特にリンチを受けた時に殺されなかったのは幸運だったし、
ビルの屋上でも大黒がビルから落そうとする回りくどいやり方ではなくいきなり刺してきたら・・・
短期間で大金を得ようとしたらこのような危険を乗り越える度量と運が大抵必要になる
この手のマンガ作品も数多いしいろいろ見てきたからね
命を捨てる覚悟がなければ短期間で大金を獲得することなど現実的には不可能なのである


梢も優しい性格の持ち主だと思っていたが、今回のストーリーで屈折した一面が垣間見えてきた
女の嫉妬は恐ろしいというのもあるが、犯罪行為を教唆するのはさすがに危険な性格の持ち主と言うしかない
それも200万の「はした金」で
会員制リゾートクラブの会員情報となれば億以上の金を生み出すVIPリストだ
そしてそれを持ち出したりすればウン億の賠償金を会社から請求されるほど危険な行為なのである
個人情報流出には企業も大変シビアであり、やればリスクも絶大だから200万程度では割に合わないだろう


情報漏えいが発覚すれば企業側の損害が億単位のものになるからである
だから今回のように入ったばかりの非正規(おそらく)社員が簡単にデータを持ち出せるようになっているセンターなど現実には今時ほとんどないだろう
次回予告で赤松が未央を「逮捕されたらお父さん心配するだろうね」とゆすってるセリフがあるが、未央は大きな犯罪行為を侵してしまったのである
しかも河川ではなく中途半端に公園の木に投げ捨ててそのまま放置するなど不注意にもほどがある(笑)


それにしてもこんなことを強要した梢の精神もどうなんだろうか
思えば1話の富生と別れる前からほとんど笑顔がなかった梢だが、
富生と別れてからは常に暗く険しい表情しかしていない
これだけ「暗い」性格なのはやはり両親がいないという複雑な家庭環境で育った事も無関係ではないんだろう
祖母のジュディ・オングが梢の事を「唯一の肉親」と言っているから両親はもう存在しないのである
父も母も揃っていないというのはどーゆー家庭環境なのかそこの説明がほしかった


思えばこないだアニメの「怪物くん」の第1話をたまたま見る機会があったんだけど、ひろしも当たり前のように父も母もいなく、まだ高校生の姉が完全に母親と化しているのを見て唖然としてしまった
なぜ父と母がいないかも1話の時点では明らかにされてないし、そもそも収入はどうしてるのか、高校生でありながら既に専業主婦の雰囲気を出してしまっている姉など今じゃいろいろ考えられない設定だった
でも昔のアニメって当たり前のように片親がいなかったりとかそんなの多かったよね
人間の性格形成は子供の頃の家庭環境が決定的に影響するから、親の存在ははっきりしてほしいものがある


とにかくこの「銭の戦争」というドラマ自体は最高に面白いストーリーである
視聴率が好調なのも納得
この4話でまた13.1%と前回の12.1%からさらにまた視聴率をUPさせました


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通りすがり

富生が今回返済したのは借金の一部です。よく見ると完済の際に渡された書類に、金5,000,000円と書かれてます。なので、まだ2500万近い借金が残ってるはず。そうじゃないと、手に入れた金と、使った金の勘定が合わないし、1話で何社からも借金をしている描写もありましたので、そのうちの1社のみ取り敢えず完済したということでしょう。
by 通りすがり (2015-01-31 00:52) 

ショウ

通りすがり様、コメントありがとうございます^^
「完済証明書」を受け取っていたことから、てっきり全額完済したと思ってしまっていましたがやはり一部返済だったようですね
これでモヤモヤが晴れました

どう考えても手に入れた金額と使った金額が合わないですもんね
そもそもいくら助けてもらったからって紺野家に1200万円も出すとは思ってもいなかった(富生はドライな性格だから)し、せいぜい結婚式のホテル代だけとか、赤松金融の借金だけとかにすると思ってたんで、富生がそこまでするのも意外ではありました

非常にありがたいコメントでした
感謝いたします^^
by ショウ (2015-01-31 02:42) 

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