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ごめんね青春 最終回 感想 [ごめんね青春]

ごめんね青春 最終回(視聴率5.8%) 感想(あらすじネタバレ含む)
ついに平助(錦戸亮/関ジャニ∞)は自らが14年間背負い続けた重い重い十字架を、十字架に毎日祈り続けてる蜂矢りさ・ブラックタイガー(満島ひかり)に打ち明けた
この文化祭が終わったら全てを打ち明けて辞表を提出する
平助の悲壮な覚悟に、「いずっぱこの名にかけて」と運命を共にする覚悟を誓ったりさ
ついに平助の悲願だった合同文化祭の日・「青春祭」がやってきちまいました


文化祭はそれなりになかなかどうしてなんだかんだどうにかこうにか楽しそうに順調に進んでいる
兄の一平(えなりかずき)・エレナ(中村静香)夫婦もやってくる
一平の登場に動揺するドン舞先生(坂井真紀)
一平はどん舞先生の婚約者でようやく松葉杖もなく歩けるようになったサンドウィッチマン・富澤を睨みつける
そもそもトミーは前回も杖なしで普通に歩けてたのにまた杖してたり(笑)
ちょっと何やってるのかかわからない・・・


一平も一平でまるで「一人クローズ」の古井(矢本悠馬)みたいにツッパリチックなガンをトミーに飛ばす
どうやら未だにどん舞先生のことは諦めきれてないようで
このどうしようもない女好きは間違いなく平太(風間杜夫)の遺伝です
その古井も「みしまるくん」として文化祭には参加
なぜか知らないがヤたらモテる恋人の山田・ビルケンシュトック・京子(トリンドル玲奈)に声をかける男とみしまるくんの姿でタイマンをキメてます


クイズ王遠藤いずみ(富山えり子)はクイズ対決に相撲ミュージカルにちゃんこカフェと3つも掛け持ちしてめっちゃいそがしそう
しかも肝心のクイズ対決では教頭の豪徳寺(緋田康人)がやたら強く負けてしまう
そんな遠藤の彼氏であるクイズバカ昭島(白洲迅)はクイズの第一線から引いてしまったのか司会に徹する
正直昭島の3択はバック・トゥ・ザ・フューチャーを無理やりにでも絡めてた頃の方が面白かった


1日目は楽しい事ばかりで終了
そこにサトシ(永山絢斗)がやってくる
前回、14年前の礼拝堂の火事の現場に花火の残骸があったとの指摘でいち早く礼拝堂火災の真犯人が平助だと知っていたサトシは平助が14年前の事を打ち明けようとしているのを静止する
猫パンチと左ミドルキックを平助にぶちかますが、平助の胸パンチ一発でダウンする意外と弱いサトシ
あまり顔が似ていない兄の瑛太も泣いています


サトシは裕子(波瑠)が平助のことを好きだと告げる
だから平助と裕子には幸せになってほしい、裏切るつもりなんてなかったんだと激白する・・・


夜の両校の教員たちで何やらダンスの振り付けをしている
昭和をバカにする神保(川栄李奈/AKB48)に80年代トップアイドルの斉藤由貴が演じるシスター良江が「昭和をなめたら許さんぜよ」的に平成のトップアイドル(AKBの川栄)にキレる新旧アイドル対決の構図
悲しみよこんにちは
めぞん一刻


どん舞先生も「CCBも知らないくせにナマイキよ」と絶妙なツッコミ
ただカルロストシキより日本語が下手なビルケン山田が言うさかなクンもサカナクションもどっちも平成だろ
なんで昭和扱いされてるんだ(笑)
前回の「寒い」の反対語が「熱い」でそのまま通ってしまったり(正しくは「暑い」)いろいろ脚本がおかしくなってきたかな


結局何のダンスを練習してたのかは明かされず、場面はスナック「ガールズバー」に切り替わり、これまた昭和チックな「蒲田行進曲」コンビの平助と蜂矢善人(平田満)た楽しく酒を酌み交わしている
その一方で同時進行で平助は裕子を礼拝堂に呼び出している
旧知の平助の事を「原さん」と呼び続ける裕子
もしあの火事がなかったらサトシの後にも何人かと付き合ってから結婚していたと思うと発言し、当時からカトリック教義にはあまり執着していなかった裕子


平助も、そして前回平助が真犯人だと薄々察していた平太もそれぞれ裕子と善人に同時進行で14年前の火災の真犯人が平助であることを打ち明ける
善人は「なんで今頃になってそんなこと言うんだ」と前回のりさのように激昂する
平助に掴みかかる善人をサトシが引っぺがす
「オレとあんたと何が違うんだ」と咆哮する善人
真実を知るのが怖かった・・・お互いの共通点を「それが親だ」と諭す平助和尚・・・


一方、裕子は憤慨して礼拝堂からカツカツとヒールの音を高らかに奏でながら飛び出してきた
待ち構えていた妹のブラックタイガーあ「これまでのこと全部許すから、原先生のことも許してあげて」と懇願
裕子は「すぐには無理だよ」と言うものの再開後初めて姉妹のように話をするお2人さん
この配役は回想シーンありきで決めたからなのか姉を演じる波瑠が妹を演じる満島ひかりより6つも年下なのに平成生まれの波瑠が姉で、昭和生まれの満島ひかりが妹で違和感なく見えるのは満島ひかりの小顔ゆえか?


平助はもう時効が成立しているのに真実を打ち明けた後の出頭に備えて身辺整理を始める
後ろ向きな気持ちの時だけ現れる亡き母のみゆき(森下愛子)との「最後の会話」も済ませる
兄一平同様後ろ向きな気持ちを全て捨て去ることで「後ろメタファーみゆき」は見えなくなる


その告白の日・・・文化祭の2日目がついにやってきた
2日目は正直転校する設定は意味なかったんじゃないかとしか思えない、中井貴子(黒島結菜)もやって来た
品川で会った時の「東京風な髪型」もやめて元のおかっぱみたいなシンプルな髪型に戻した会長


海老沢(重岡大毅/ジャニーズWEST)がボーカルを担当するDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)から名前をパクッたポンコツコピーバンド「EBI EN GREY(エビ・アン・グレイ)は「グレイ」繋がりなのかGLAYの「HOWEVER」を歌うが、これがまるでカラオケでめっちゃ意識してカッコつけて小指建ててマイク握って歌ってるめっちゃ寒い奴みたいな歌い方
ビルケン山田も神保も寒くて席を立ってしまうが、海老沢とヨリを戻した恋愛体質・阿部あまり(森川葵)だけは1人最後までその寒い「カラオケ」を聴き続ける・・・


その後階段の踊り場のところで2人っきりになったお2人さん
自分が作曲したわけでもないのに「あまりんに捧げるつもりで歌ったのわかった?」と自画自賛状態のからくり人形
お互い違う相手と付き合ったりもした
しかし中井は転校先で早速彼氏作ってる有様だし、半田も村井(小関裕太)だけでなくオレの一番好きな成田くん(船崎良)とまでチーク・トゥ・チークで抱き合うほどかなりそっちの世界に傾倒している状況


「やっぱり海老沢くんが好き」といかにも恋愛体質っぽく目をウルウルさせて告げるあまりん
そういえば演じる森川葵も半田みたいに大家族なんだってさ
少子化の時代に珍しいよね
で、大家族はともかくそっと目を閉じるアマリリス
EBIちゃんは優しく唇を近づける・・・


しかし、キスまで1cmってとこで遠藤ちゃんがちゃんこ鍋を持って中に割って入ってぶち壊し
「SOUL LOVE」って感じですね・・・
そしてちゃんこをつつきながら中井が何やら平助にお願いをする


そのお願いとはフォークダンスをすることだった
文化祭のセットの材木を組み合わせたキャンプファイアーまで既に作っていて、東高と三女の生徒で楽しくフォークダンスを楽しむ
現実にはフォークダンスつったって誰もが喜んで手を繋ぐわけでもなく、「うわぁ~次○○だよ・・・」とか嫌がったりとかある意味シビアなイベントなんだけど皆楽しそうで何より
フォークダンスde成子坂って感じかな


平助とダンスを踊った中井は「私、先生のクラスでよかった。貧乏くじとか言っちゃったけど大当たりでした」とお礼を言う
「楽しかった」と嬉しそうに笑う中井
演じる黒島結菜のこの目力・・・
この女優さんは今後活躍の舞台が広がりそうですね


あまりんを演じる森川葵の方が目が大きいんだけど、目力はこっちのほうが上なんだよね・・・
なんかそもそも他の生徒達とオーラとか存在感が違う
さすが沖縄出身ということか・・・
沖縄出身タレントって本州出身のタレントと違って何とも言えない独特な雰囲気あるんですよね
満島ひかり(元・Folder)もそうだし


教職員達が必死に振り付けを練習していたのは学園祭の定番(?)である「学園天国」だった
初代のフィンガーファイブ版でノリノリに盛り上がる場内
教師側がここまでやってくれる学校っていいよね
普通なかなかここまでしてくれないから
錦戸のシスター姿がかなり可愛かった(笑)


しかし、ステージで錦戸達が「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ♪」とか言ってノリノリで踊っている時、
サトシも「ヘイヘイヘイヘイヘイ!」とか言いながらバイクでパトカーを誘導していた
平助逮捕の布石か?


そして最後のイベント「初代・ミスター&ミス青春コンテスト」の発表会
平助へのわだかまりを抱えながら裕子もハンディカメラ持参で来場していた
それにしても波瑠のくびれってすごいね
スーツの上からでもはっきりとわかるくびれ
女性が憧れる体型ってこんな感じなんだろうね
プロフィールだと身長163㎝で体重は42㎏ってことですからこれだけくびれるんでしょうか


満島ひかりの小顔
波瑠のくびれ
すごい姉妹だなぁ
女優になれるのはこのような「奇跡のパーツ」を持ち合わせた神に選ばれし女性だけの特権なんでしょうか
黒島結菜の目力とかね
コネも必要なんでしょうけどやっぱり根本的なスペックが一般人とは全然違うなぁと今更再認識・・・


そんな中まずは初代ミス青春の発表
名前を呼ばれたのは村井守“君”だった
「ミス」なのに「君」と呼ばれる人物が選ばれるとは・・・
いくら投票の結果だからってこれはちょっと・・・
しかも初代に男の名前はいろいろとアレなんじゃないだろうか(>_<)


相変わらずカルロス・トシキより下手な日本語で「ウチらの“メンチ”丸つぶれだよ」といちゃもんをつけるビルケン山田
村井がいなければ彼女が選ばれたんだろうか
何だか知らないけどやたらモテるもんね・・・
今夜が山田


そして次はミスター青春の発表
プレゼンターのシスター・良江は名前を見て一瞬戸惑った表情をする
この時点で誰が呼ばれるかピーンとくる展開
案の定呼ばれたのは教員である平助
いやいやいや・・・いくらドラマだからって教師が選ばれるのはおかしいでしょ(笑)
生徒が主役の文化祭で投票対象に教師が入ってるのはおかしい(笑)


しかし、この「ミスター青春」戴冠記念スピーチの場が完全に平助の「独白」の舞台としてネタ振りは万全
平助は「ミスター青春」の座を辞退して、ついに重い重い自らの過去を口にする
裕子も察して撮影していたカメラを下げる
シスター良江が「罰を受けるのが怖かったんですか?」と叱責する
平助は「はい・・・でもそれだけではありません。学校が好きだったんです。いずっぱこも、あくびしながら皆で唱える般若心経も売店のパンもコーヒー牛乳もドン舞先生も・・・大好きな・・・オレの青春なんです」と打ち明ける


平助は自分のせいで不仲になった東高と三女の合同文化祭・男女共学の夢をかなえる為に教師になり、その日を見届けるまで教師を続けようと決意したんだと自らの決意を明かす
しかしシスター良江は「それで罪を償ったとお思いですか?そんなのは思い上がりです。世間も生徒も神も仏も自らも欺いてきた14年間を正当化してはいけません。きちんと贖罪すべきです」と叱責を続けます
平助もそれを認めて今日で教師をやめると口にしようとする


しかし生徒たちは平助を攻めない
寧ろ平助がいなきゃ合併も青春祭もなかったと感謝の気持ちさえ口にする
生徒達も引き留めようとするが平助は辞表を皆に見せる


しかしそこに三宮校長(生瀬勝久)が入って来る
校長室に呼ばれると当時の警察担当者がやってきていた
サトシが連れてきたパトカーに乗っていたのはこの人物
彼は確かに花火の残骸が残っていたことは認めたが、あの距離から花火を撃ち続けても礼拝堂に入る可能性は0.001%・・・10万本打って1本入るかどうかの天文学的確率であり実質ほぼ0%のようなものだったのである


20本しか打っていない平助の花火が出火原因とは考えにくい
真犯人は別にいてもっと近くで花火を打ち上げていた糞野郎だという線が濃厚
平助は放火魔もないし教師を辞めることはないと皆でフォローしあう
そのどさくさに紛れて3D三宮は自らがカバヤキ三太郎であることもカミングアウトしてしまう
高等学校の校長が副業なんて許されるわけがない・・・


最後にオレの一推しのキャラである成田くんが「これからの人生何があってもこの高3の二学期だけは最高だったと胸張って言えます。ありがとうございます」と皆を代表して言う感動的シーン
平助はその勢いとどさくに紛れてリサ・ブラックタイガーに「結婚しましょう!」といきなりプロポーズ大作戦
黒い虎は「フフフ・・・」と笑って戸惑い動揺しながら「しますよ」と答える
するといかにもセットって感じの富士山が綺麗に現れる
それをみて「あ~あ、おもしろかった」と自らの教師生活を振り返る平助


最後は平助が二代目カバヤキ三太郎になり終了
本当に素晴らしいドラマでした


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エミリー

ほんとに面白いドラマでしたね。
クドカンさんのドラマは、設定が独特で、キャラクターはひとりひとりがほんとに愛すべきキャラで、よくあんなにいろいろ思いつくなあって感心しっぱなしです。
by エミリー (2014-12-24 00:18) 

ショウ

エミリーさまコメントありがとうございます^^
生徒達も教員たちもその家族も無駄なキャラクターが1人もいない、全てが個性的で、小さな笑いも忘れない素晴らしい演出でしたね
これほど毎回面白くて吹きだしてしまいそうになるドラマは初めてでした
いいドラマでしたよね^^
by ショウ (2014-12-25 02:37) 

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