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ディアシスター 7話 感想 [ディア・シスター]

ディア・シスター 第7話 「命がけの愛情」(視聴率12%) 感想(あらすじネタバレ含む)
陽平(平山浩行)決死のプロポーズ
葉月(松下奈緒)は戸惑いまた何か言おうとするが、陽平は「返事は今すぐじゃなくていい!」と静止してその場からダッシュして逃げだしてワゴンに轢き殺されそうになってしまいます
同じフジテレビなんだからここで「僕は死にません!あなたが好きだから!」とか泣きながら言えばウケたのに
陽平が轢かれそうになったワゴンがラブワゴンだったらパロディとしては完璧だったな


とは言えまだ付き合ってもいない段階に「フライング・プロポーズ」に葉月は夜も寝付けず悩んでいる様子
吉村(平岡祐太)の時は結婚したくてしたくてしょうがなかったのにね
あっちはちゃんとした交際相手だし、しかも葉月の前じゃ典型的な好青年を演じていたからムリもないけど
このドラマのゲスト男性はこの吉村も結婚詐欺師・渋川(渡辺裕之)もエリート内科医師・清水(前川泰之)も最初はめちゃくちゃ好印象なベビーフェイスで登場して視聴者を騙しておいてから、あとで本性が露見するというまるで母七重を演じる片平なぎさが良く出演している2時間サスペンス劇場の犯人みたいなキャラばっかりだ


美咲(石原さとみ)はアパレルショップでもその才能を生かしてチャキチャキと働いていた
キャバクラとかアパレルショップとか相手の性別問わず接客向きな上にコーディネートセンスもある美咲
デザイナー志向の姉葉月と同じでそっち系の完成が鋭い姉妹なのかもやしれないね
美咲を雇ったオーナーの恭子(楊原京子)も「私の目に狂いはなかったわ」的にほほえましく見つめている状況
出産までに1200万円を稼げるとは到底思えないがとりあえずささやかな幸せに浸り膨らみ始めたお腹をさする美咲


そこにどうやってこの店の場所を聞きつけたのか陽平がやってくる
「休憩何時?メシ驕るよ」と誘ってくる陽平
シカトして店に入ろうとする美咲を静止してランチの約束をこぎつける陽平
美咲はバシバシとビンタを連発したりまるで悪友みたいな感じで陽平とじゃれあって相変わらず相性良さそう
そしてこっちもどうやって店の場所を知ったのか宗一郎(田辺誠一)までやってきて、2人の仲良さそうな関係を見てもしかして美咲の父親は陽平ではないかと疑念が浮かぶ


アパレルショップ勤務なのに昼食で焼肉をチョイスしてしまう美咲
妊娠中ということもあり食欲旺盛だが元々美咲は1話の時点から食欲旺盛だったけどね
食べも食べても太らない石原さとみ
太りにくい体質であることも女優やアイドルになる必須条件なんでしょうね
しかも何食っても美味そうに食べるんだよね彼女


陽平は葉月から何の返事もなくてヤキモキしていた
「返事はいつでもいい」って言った手前こっちから「ところで結婚してくれるの?」とは聞けず、美咲に探りを入れてきたというわけだ
美咲は葉月に探りを入れてくれると提案
キッチリ「これ、“貸し”だからね」と言う美咲に、最初「わかった」と同調してから「ちょっと待てよ?オレ結構お前に“貸し”ないか?」と切り返す陽平だが「男が細かい事気にしないの」と強引に借りを握りつぶした美咲(笑)


「じゃあ仕事戻るね。今日は棚卸しなの」と美咲
「頑張ってじゃーん」と褒めてあげちゃう陽平
「初の就職だもん頑張るしかないっしょ!」とやっと自分も納得してできる仕事を得て嬉しそうな美咲
だから27歳まで何をやって生活費を得ていたんだろうか・・・
それより今は「初の就職」が「最初で最後の就職」ということになってしまうんじゃないかと思うとこの嬉しそうな美咲が逆に後に大きな悲しみを呼びそうな気もする


葉月も葉月でぬか漬けを漬けながらため息をついている状況
美咲がプロポーズの返事をためらってる理由を聞くとやっぱり「いくらなんでも早すぎる」というのがあるようで
美咲は「だったらどれくらい付き合ったらOKなの?10年付き合ってもだらだら結婚できないカップルもいれば、付き合ってすぐに結婚しちゃうカップルだっている」とさっさとOKしちまえ的に葉月の背中を押す
しかし葉月は自分が妊娠しにくい体質であることも負い目に感じているようだった


すると美咲は「今日から体質改善していこう」と提案する
どこで調べたのか「妊娠しやすい体質に変える為の5つの方法」という5箇条を見せる美咲
「死にまでにしたい10のこと」とか項目設定されたものが好きだよね美咲
自分のこれから出産するからだだからいろいろ調べたんだろうけど
葉月の事だけでなく自分自身の問題でもあるからね


1:早寝早起き(夜間はしっかり寝て最低でも6時間は睡眠をとる)
2:排卵日前後はゆっくり風呂に入ったりスパとか岩盤浴とか体をいたわることをする
3:体を冷やさない為に部屋の中でも耳当て、レッグウォーマー、ダウンベストなどを着込む
4:体を温める食事→ネギ、ショウガ、根菜、発酵食品の他に葉月お得意のぬか漬けも「最高に良い」らしい
5:体脂肪も減らし過ぎは良くないからジョギングよりウォーキングをする


とりあえずぬか漬けが体を温める効果あるとは知らなかった
寧ろきゅうりみたいな夏野菜は体を中から冷やす暑さ対策食品だと思ってたけど
食欲ない時とかさ
そもそも冷蔵庫とかでいつも冷やしてるものだからね
それが体を温めるとは・・・意外だ・・・(゜o゜)
でも料理できるだけでも魅力的だけどさらにぬか漬けまでできる女子ってめちゃくちゃポイント高いと思う(゜o゜)


ただ葉月の子供を産みにくい体質というのはニュアンス的に「妊娠がほぼ不可能」的なレベルで伝えられてたような気がしたけど違うのかな?
先天的なものでありその5ヶ条を実践したくらいでそう簡単に産めるようになるものでもないもののように感じたんだけど
キッパリと子供を産めない体と断言されてたわけじゃないけど実質それと同義みたいな雰囲気やニュアンスだったよね・・・


それにしても葉月が求人誌を見ている描写があった
全く仕事探ししない様子だったけどやっぱり求職意識はあるようで
デザイン関係かな?


美咲は宗一郎に突き付けられたDNA鑑定と親権問題について永人の大学時代の友人である弁護士の芳樹(田野倉雄太)に相談に行く
シングルマザーの親権は「余程のことがなければ」母親にあり、親権を取られることはほとんどないとのこと
しかし「よほどのこと」が気になる美咲
「もし母親が死んだ場合はどうなりますか?」と具体的に問う美咲
永人の表情も曇る


芳樹は「父親が希望すれば親権が移ることもありうる。どうしてもそれを避けたければ死ぬ前に後見人を指名した公正証書遺言を作っておくか、新たに親権者にしたい人と子供の間で養子縁組をすれば確実」と助言する
「養子縁組」という言葉に何かピンときた様子の美咲
その時に誰の顔が浮かんだのか・・・
葉月か七重か・・・
葉月なんでしょうね


永人は美咲に「兄貴(宗一郎)とやり直す気はないの?」と問う
美咲は「ないよ。宗一郎さんにはもう二度と迷惑をかけないと決めたから」と返す
これまで美咲がお腹の子の父親である宗一郎を頑なに避けていた理由がようやくハッキリした
美咲は宗一郎から教職も家族も奪う事になってしまった
だから宗一郎には罪悪感を感じているのである
もし自分が死んでしまえば宗一郎には子供だけが残されてしまいまた迷惑をかけてしまうから・・・


永人は「死なないよね?誓ってくれ絶対死なないって」と美咲に告げる
美咲は「ハチ・・・前にも言ったけど人間いつかは必ず・・・」とはぐらかそうとする
永人はそれを打ち消すように「いいから!誓ってくれ」と求める
美咲はキリスト教的に左手を挙げて(本来左手は聖書の上で右手をあげるものだが)「誓います」と答える
永人は美咲を抱きしめると美咲は「これ何のハグ?」と嬉しそうな表情
美咲と陽平の関係もいいと思ったけど、永人の美咲に対するこの一途な一途な「純愛」もとても良いと思う


美咲は養子縁組をお願いする必要もあり葉月に妊娠の事実を明かそうと部屋に戻る
しかしそこに宗一郎が来ていて既に葉月に話してしまっていた
激しく取り乱して宗一郎を叩く美咲
葉月は宗一郎に今日は帰ってほしいと告げる
「わかった」と素直に従って帰る宗一郎


美咲に妊娠の事実を隠されていた葉月は「(妊娠を隠されていて)ショックだな・・・妊娠しにくい体質って言われた時も落ち込んだし、先生(宗一郎)のことも好きだった・・・けど、妹が妊娠して喜ばないわけないじゃない。私に姪っ子か甥っ子が生まれるんだよ?喜ばないわけないじゃない」と素直に祝福する葉月
美咲は嬉しくてワッと泣きだす
葉月も「泣いてんじゃないわよ」とティッシュで涙をふいてあげながら自分も涙を流す
2人で一緒に嬉し泣きできる姉妹っていいなと見てて思ってしまう心温まる良いシーン


美咲は今妊娠5か月で予定日は5月7日だと明かす
葉月は美咲のお腹をさわってみる
するとそこでタイミングよく初めての胎動が起きるというまるでドラマのように都合の良い展開
まードラマなんだけどさ
生まれてくる子は美咲のような活発な性格なんでしょうか
放送開始から20分にしてようやくここでOPタイトルとmoumoonの「BF」が流れる「引っ張りまくった」演出


永人は宗一郎に電話してもう美咲をソッとしておいてくれと告げる
宗一郎は別れた妻も美咲もどっちも幸せにできなかったと語り「このまま諦めるなんてムリだ」と電話をブチってしまい聞く耳もたず状態の宗一郎


葉月は妊娠している美咲の体を気遣うようになる
「妊娠しやすい体質に変える為の5つの方法」は妊婦にも共通して当てはまることなんだと共感する2人
そして葉月は自分が今まで寝ていたベッドを美咲に譲って自分は下で布団の上で寝ることに
あれ?
そういえばマンションの更新しないことにしたはずだけど何で未だに住んでいられるんだ?
まだ更新日前なのかな


消灯してガールズトークをする姉妹
「まだ迷ってるの?プロポーズの返事」と切り出す美咲に「うん」と返す葉月
「妊娠に必要なホルモンの1つにエストロゲンっていうんだけどさ、それって恋すると増えるらしいよ」と非常に説得力のある言葉で葉月の背中を押す美咲
なるほど、ということは本当に大好きな相手と愛し合えば妊娠確率は高まるということか
だから美咲も死ぬほど大好きな宗一郎とのあの夏祭りの夜の一回で一発妊娠したと考えると自然かも


かと言って世の中の不妊に悩む夫婦の間に愛情が足りないと決めつけるのも暴論だよね
体質の問題もあるし男性側の生殖能力に問題がある場合もあるし
妊娠するのだって大変なんだなってこのドラマでわかった
もっと女性の大変さを理解してあげなないといけないね
・・・ってオレにゃそんな相手すらいないんだけどさ(泣)
もうすぐ・・・クリスマスだね・・・(゚-゚)


「だから何」とはぐらかす葉月に「店長の事好きなんでしょ?」とストレートに問う美咲
「あんないい人、嫌いな人いる?」と葉月
確かに陽平の事嫌いになる人間はあまりいないだろう
でも宗一郎に抱いていたほど明確に「好き」という感情にまで至っていないのが今の葉月
「いいひと」止まりで終わってしまうことが圧倒的なこの世の中・・・
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・・


陽平からのプロポーズはあまりに早すぎると感じていて戸惑っている葉月
しかしこれが宗一郎からのプロポーズだったら何もかも順番すっ飛ばしてもOKしてしまっていただろう
宗一郎とは交際期間はなくてもお互いの存在を認知していた期間は陽平より圧倒的に長いから比較は無理があるかもしれないけど
まして10代の頃好きになった相手や初恋の相手というもはいつまでも心の中でとてつもなく眩しく輝き続ける
それにしても既婚者なのにそれだけ多くの生徒にここまで本気で愛されまくった宗一郎はどんだけモテるんだ


「素直に好きっていいなよ」とさらにストレートに背中を押す美咲
一瞬嬉しそうな表情をして「もう寝るね、おやすみ」と会話を切る葉月
この様子を見ると宗一郎ほどじゃないけど陽平にも行為はありそう
美咲は「お姉ちゃん、ホントに好きなら簡単に手放しちゃダメだよ?誰かを本気で好きになれる事なんて人生にそう何度もあるもんじゃないんだから」とだけ最後に告げて眠りにつく
いや・・・そもそもまだ葉月は陽平を本気で好きになってるようにはとても見えないんだけど・・・


美咲の妊娠を知って七重はハイテンションでベビー用品をしこたま買い込んで大はしゃぎ
初孫の誕生を心待ちにしていた様子でマタニティ用品を飛び越えて先にマタニティ商品を買い込んでしまう相変わらずせっかちな性格の七重
しかし宗一郎の子であることをボヤいたり、「初孫」を強調したりいちいち葉月の心をチクチクすることばかり言って葉月は食事の買い物に行くと部屋を出ていってしまう
落ち込んでしまいそうな流れだったが気丈に立ち直る葉月


言っちゃ悪いがドラマ上もほとんど登場する意味もなくなってきた真智子(逢沢りな)・仁美(佐藤綾衣)・優子(谷川りさこ)のOLキャバクラ掛け持ちイジメトリオが「APPLESEED」で恒例の昼食トーク
今回はまだ結婚もしてなければ予定すらないのに新婚旅行どこ行きたいかトークで盛り上がる3人
真智子は美咲にあんなに陰湿に嫌がらせ続けたくせに(関係ないけど)熱海でのハネムーンベイビーだったというますますどうでもいいカミングアウト
大阪出身の谷川りさこの関西弁は平然とスルーするが「ハネムーン」という言葉には反応する陽平


真智子と久々のバッティングしたのかどうか不明だがほぼ入れ替わりのタイミングで美咲がやってくる
画面が切り替わっただけでナポリタンできてたから結構時間の開き合ったかもだけど
店員が「深沢様がお見えです」とほざいたせいで葉月と勘違いして飛び出した陽平は美咲の顔を見て「なんだお前かよ」と露骨にガッカリ
美咲は身重の体で休憩時間使ってわざわざ葉月の現状報告に来てくれたのそんなリアクション示されてプンプン怒って帰っちゃおうとします


しかし陽平は慌てて「まぁまぁまlとご機嫌を取って引き留め妊娠中の美咲にコーヒーはいかがと言ってしまうが速攻でアップルジュースをたかる美咲
そういえば香織(堀内敬子)には口止めしてたから陽平にも言ってないんだよね妊娠のこと
美咲がSLE(全身性エリテマトーデス)の症状で倒れたあの時香織がなぜ美咲が妊娠しているのか知ったのかは謎だけど


美咲は葉月が戸惑ってることをそのまんま告げる
「そうだよな。やっぱ急ぎ過ぎたか」と陽平
美咲は「ねぇ、店長子供好き?結婚したら子供ほしい?何が何でも子供ほしい?店長の人生に子供いないとダメ?奥さんより子供の方が大事?」と結構重い質問をマシンガンのようにまくしたてる
勘の良い男性ならこの質問だけで葉月が子供を産めない体と察してしまうだろうに
性格は「超」がつくほど良いけどニブいとこもある陽平は「どうしたんだよお前・・・」と言うばかり


「あんなに悩んでるんだから嫌いってこともないんだろうけど、結婚するほど好きって確信もないんだろうね」と結構鋭い考察を述べる美咲
「実験してみようかな・・・」とつぶやく美咲


葉月と和子はお見合いごっこを楽しみながらそこらをほっつき歩いてると宗一郎に待ち伏せされていた
だんだんストーカーじみてきた宗一郎
宗一郎は美咲にDNA鑑定の書類を渡すよう押し付けて陽平と美咲が怪しいぞと言って去ってしまう


葉月も和子も宗一郎の表現ぶりや怖くなったことを感じている
美咲が原因だと話す葉月
美咲はこれまでも葉月の好きになった相手にことごとくアプローチして奪い取って来た
小学校の時好きだった男、家庭教師の男、宗一郎、吉村、そして今度は陽平も?と2人は楽しい(?)ガールズトークで盛り上がる
小学校の頃から恐るべき魔性の女ぶりを発揮し、葉月の人生で好きになった相手全てに手を出してきた美咲


そこに和子の職場仲間の土田(内田滋)から連絡があり、今夜お見合いと合コンの中間みたいな食事会をすることになり、葉月も後見人(?)として同席する事に
やって来たのは「震える牛」で平山浩行と共演していた田中幸太朗演じる広瀬というクールな人物
そんな一目でイケメンってほどでもなさそうだが2人でテーブルの下でサムアップして好感触を確かめあう和子と葉月


しかし広瀬はつまんなさそうにふんぞり返ってスマホいじってるだけで全く会話がない
それどころか実質2対2の合コン状態と思ったのか土田の方が葉月にアプローチをしてくる状況
葉月が陽平にプロポーズされていてとてもいい人なのに返事を迷っている状況を和子が話すと突然広瀬が「ピンとこないことってあるよね。男と女って理屈じゃない。ピンとこないことってあるよね」と「ピンとこないこと」を2度も繰り返して話し出す


和子は「だからか~だからさっきからスマホいじってるんですね」と自分にピンと来てもらえなかったと判断する和子
しかし広瀬は「あ~申し訳ない。ちょっと仕事でトラぶっちゃってさ。部下にフォロー入れてたんだ」となんとなくありがちな嘘っぽいフォローを入れるが、すぐさま「ちなみに君の事はドストライクだよ。興味がなかったらとっくに帰ってるよ」と結構ストレートな性格のようで和子のハートをときめかせる


その頃美咲は「戸締り」という概念がない閉店後の「APPLESEED」にまたこっそり侵入して、閉店後も熱心に新メニューの開発に余念がない働く男の姿を見せつける陽平を確認する
陽平に葉月を任せていいか確認したいのだろう


そんな美咲からお見合い中の葉月に突然連絡が入る
陽平が大やけどしてしまったと取り乱した美咲が「早く来て!」と急かす
葉月は大慌てで「APPLESEED」にやってくるがそれは狂言で陽平は葉月が来たことで慌ててハシゴから落っこちただけで何もない
葉月はすぐに美咲のいたずらだと判断する


陽平も「“実験”ってこれか・・・」と美咲のことを察する
心優しい陽平は「すいません、オレのせいです。オレが美咲ちゃんに葉月ちゃんの気持ちを知りたいようなこと言ったから。本当にすいません。美咲ちゃんのことは攻めないであげてください」と美咲を庇う
「でも嬉しかったです。オレのこと心配してきてくれたんですよね。それだけで十分です。プロポーズの事はもう忘れて下さい」と続ける葉月


「萩原さんのせいじゃないんです。自信がないんです、自分に。区役所やめてから自分がやりたいことも見つからなくて、男の人にはフられてばっかりで、親の期待は裏切ってばっかりで、妹の事は羨んでばっかりで・・・なんかそんな自分に嫌気がさしちゃったんです」と口にして、さらに陽平には言えない子供を産みにくい(産めない?)体質であることまで加えて自分に自信がなくなってしまって前向きな気持ちになれない心情を正直に打ち明ける葉月


「ずっと結婚したいと思ってました。20代の終わりのうちから誰でもいいから結婚したいと思っていて、結婚すれば何か生まれると考えていたんです。自分の中で足りないものとか、見たくないものとか、そういうもの全部埋めてくれると考えていたんです。でも、それが間違ってたってやっと気づいたんです。私自身が変わらないかぎりこのまま結婚しても何も埋まらないってことがやっとわかったんです・・・だから・・・ごめんなさい・・・本当にごめんなさい」と泣きながら頭を下げる葉月


実質断りだったと思うけど、「待つよ・・・いつまでも待つよ」と返す陽平
これが「あなたとは結婚する気はない」という意味なら寧ろこの反応はしつこいだけで鬱陶しいだけだろうけど、単に葉月が気持ちが後ろ向きで今はまだそんな気持ちになれないということでの「ごめんなさい」なら葉月にとってはありがたいことかもしれない
多分後者なんだと思う
「大丈夫だよ・・・大丈夫だから」と葉月を優しく抱きしめる陽平


それを覗いている美咲
嬉しそうに笑顔になるがこれはもう完全に勘違いしてる表情
多分この光景を見て2人は結ばれたと勘違いしてしまってる様子
さらにだんだん表情が曇って複雑なになっていく
悲しそうな・・・切なそうな・・・
セリフのない演技こそ一流女優の真骨頂・石原さとみ


美咲は永人のトレーラーにやって来る
永人の前で泣きだす美咲
美咲がこれまで葉月が好きになった男にことごとく手を出してきた理由がわかったんだと
美咲はその男に葉月を取られてしまうと感じていつも葉月の恋愛を邪魔していたんだとようやく気付いた
それほどまでに美咲は葉月の事が大好きなんだ


美咲には葉月しかいなかったんだと明かす
父親が死亡して七重が朝から夜遅くまで仕事でいないからいつも葉月が美咲の面倒を見てくれていた
語られてないが美咲は多分同性に嫌われやすいタイプなのか友達がいないようにも見える
決して社交的でないわけでもないし寧ろコミュニケーション能力はあるはずだけど、多分本能的に「魔性」の部分が出てしまうのが同性に嫌われて学生時代から友達がいなかったんじゃないだろうか


だからこそ余計に美咲にとっては葉月が全てだったんだと思う
だから葉月を取られたくなくて葉月の恋愛を全てブチ壊してきた
「謝らなきゃね・・・この子が生まれる前に」と語る美咲


永人はスケボーの夜練に出かける
岩田剛典本人もかなりやりこんでいるが、スタントの立本和樹がかなり髪型などを 岩田剛典に似せてうまく組み合わせた映像で高所からのハイジャンプからの転倒など本当に岩田剛典本人がやってるように見える


永人が出かけると例のシークレット手帳を開く美咲
「お姉ちゃんを結婚させる」ミッションをコンプリートの赤線を引くがこれは完全に勘違い
2人はまだ結婚しません・・・


ここで美咲が苦しそうにうめき始める
永人に電話するが永人は練習中で着信に気づかず
美咲はついに倒れてしまう
めくられた手帳の次のページは「死にまでにしたい10のことをする」とある
「お姉ちゃん・・・」とつぶやく美咲
やはり美咲は死を意識していることが明らかになり今回は終わり


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