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喰う寝るふたり住むふたり 7話 「お試しファミリー」 感想 [喰う寝るふたり 住むふたり]

喰う寝るふたり住むふたり(NHK BSプレミアムドラマ) 7話 「お試しファミリー」 感想(あらすじネタバレ含む)
今回はりつ子(小西真奈美)とのんちゃん(金子ノブアキ)の「ファミリー疑似体験」なハートフル・ストーリーでした
のんちゃんの妹で若干26才にして早くも4人目が生まれるという少子化改善への希望の光のような女性であるアズサ(黒川芽以)の息子のたつき(6才)とさな(4才)を預かる事になった2人
子供嫌いなりつ子は勝手に自分の甥と姪を預かる事を決めちゃったのんちゃんにプンプンです


いよいよ当日
やってきたたつきとさなを硬い表情で迎えるりつ子に子供たちは怯えてしまいます
会話もないまま30分
ドーナツをムシャムシャとほおばるたつきと、オモチャのスマホ(?)でいい子に遊ぶさなが対照的でした
沈黙に耐え切れずのんちゃんが動き始めます


「自己紹介ターイム!」とか言ってまずはたつきとさなにお名前と「いくつになったのか」をご挨拶させます
そしてお次はりつ子の番
のんちゃんが「りつ子!29才!“りっちゃん”って呼んでいいよ!」と勝手にのんちゃんが「代理自己紹介」
この自己紹介で子供たちに火が付きました
延々と「29才だってオバサンだ~」と何度も何度もしつこいくらいに繰り返すたつき
りつ子は怒りを静めるためにトイレに旅立ちます


りつ子がトイレから出ると子供たちはりつ子のタンスから衣類や下着を全てぶちまけてベッドをトランポリン代わりにして大はしゃぎ
さなはりつ子のパンティーを頭から被って「りっちゃん、これ似合う?」と帽子だと思っているようです
ちょっとこのシーンは面白かったです(笑)
しかし同じことをこのオレがやったら速攻で警察行きです
たまりません


さらにさなちゃんはりっちゃんのケータイを勝手にいじってどこぞへ発信しちまいます
子供ってやたらと電話に出たりかけたりしたがる時期ありますもんね
かけた相手は5年くらい音信不通だった相手らしくりつ子は非常に気まずい状況になっちまったようです(笑)


ご飯を作るということになったもののまだ味覚が未発達な子供たちは当然好き嫌いがいっぱい
野菜も魚も豆も豆腐も嫌い嫌いと言って相当甘やかされているようです
若くして子沢山の母親では仕方ないかもしれませんが
みんなのごはんを作るだけで精いっぱいですもんね
ちょっとした「ビッグマミー」です


万策尽きて三郎ラーメンに食べに行くことに
子供たちは1杯を分け合おうという提案するりつ子にたつきが「いやだ!はんぶんこなんていやだ!オレ1人で食べたい!」と大声でわめいて店内の客からの冷たい視線にもさらされます


ここでりつ子はしっかり説教
子供ではとても食べられる量じゃないということと、残したら食べ物が無駄になると諭します
なかなか納得しなかったたつきですが、最後はご納得


いざ食べてみると三郎ラーメンの美味さに大満足の子供たち
そこからは2人ともすっかりりっちゃんに懐いてのんちゃんが疎外感を感じるほどに
子供には懐かれないと言っていたりっちゃんでしたがしっかり子供に好かれてますね


夜はりっちゃんを真ん中にして3人で川の字で寝ることに
たつきは「また来てもいい?」と言うほどりつ子に懐いていました
のんちゃんは1人寝袋にみのむしみたいにくるまってソファーで寂しく寝ることになりました


今回の事で若干母性に目覚めたりっちゃん
自分の子供の事を想像し、「それを一緒に眺めるのがこの人(のんちゃん)だったらいいな」と思うりつ子
一方でのんちゃんもりつ子との子供を作りたいと強く思うようになりました


いよいよ本格的に結婚を意識し始めた(?)2人
子沢山のアズサだけでなく、りつ子の弟のサトシにも大学時代から遊んでいたリカちゃん人形と結婚話が持ち上がり、いよいよ次週の最終回はそれぞれの実家に帰ることになります


それにしても子役のお2人
たつきを演じた佐藤瑠生亮(さとうるいき)君とさなを演じた平澤宏々路(ひらさわこころ)のお二人
大人の小西真奈美や金子ノブアキでも難しいと言っている同じシーンを2度撮影するというこのドラマの特性の中でしっかりと同じシーンを2度同じように演じきってすごいなと思いました
ベッドの上で飛び跳ねてる向きまでしっかり一緒(笑)


演技力って天性なんですかね
子役でも10代でもすごく深い表現力を持ってる役者さんもいるのに対し、
大人で経験豊富でも同じような役ばかりで底が浅く感じる役者さんもいる
やっぱり努力だけでは片づけられないものがあるんでしょうね演技力って
この子役のお2人を見ていてそう感じました


毎回ほのぼのとして楽しいドラマですがもう最終回かと思うと寂しいもんがあります
でも原作も普通に連載中ですし、まだまだ「続き」があると思いたいですね
今度は1時間枠でもいいんじゃないかなぁ


また主題歌の「エピソード」がとても良いと思います
ボーカルと作詞担当の千葉はなと、アコースティックギターと作曲担当の市川和則の2人からなるアコースティックデュオ「羊毛とおはな」による楽曲です


90年代に活躍した「Le Couple(ル・クプル)」と似た感じではありますね
現在では解散してしまっていますが・・・
「ひだまりの詩」が180万枚も売れたわけですからその売り上げだけでも一生生活するのに困らないんでしょうか
この曲に関しては作詞作曲は別の方だったようですが
きれいな白さすずらんの香り・・・ニュービーズ


Le Couple(ル・クプル)は夫婦デュオでしたが、羊毛とおはなは夫婦デュオではありません
ただ面白いのは千葉はなが小西真奈美と同学年で、市川和則が金子ノブアキと同学年なんですよね
こんな偶然あるんだろうかと思うほどこのドラマの主題歌を担当するのにふさわしいデュオだったわけです
このデュオもこのドラマがきっかけでブレイクすると良いですね
そして・・・いつかは結婚も??
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