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なるようになるさ2 1話 感想 [なるようになるさ。]

なるようになるさ2 1話 感想あらすじネタバレ含む)
昨年7月期クールで放送され平均視聴率12.6%、最高視聴率16.9%を超えた人気ドラマの続編です
前作からわずか半年開けての続編というのは異例の間隔ではないでしょうか
前作同様初回2時間スペシャルの扱いも含め、それだけこのドラマに期待が高いことがわかります


「日本一のお人好し・お節介夫婦」こと長島大悟(舘ひろし)・綾(浅野温子)のお二人さんは、
千葉恵理(紺野まひる)・大竹昇(安田章大/関ジャニ∞)・内田陽子(本名:沢木みどり/志田未来)の3人を立派に立ち直らせたのに飽きたらず、またも新たに3人の厄介者を抱え込むハメになるのが今回のストーリー

その前に以前の3人のその後ですが、恵理はDV癖のある夫と和解し、住み込みはやめて近くのマンションに部屋を借りてそこで可愛い息子の誠(通称:マコ/大西利空)と一緒に住んでいる状況
DV夫はクレーン免許を取って日本各地で仕事をしているようでたまにしか帰って来れないようですが、
稼ぎは結構いいらしいとのことでとりあえず夫婦仲も円満のご様子
マコは依然として学校から帰ると長島家に来て、前作から登場しているお友達の福君(坂口湧久)と夢ちゃん(奥田いろは)と一緒に宿題を済ませたり遊んだりしていい子にしている様子


これ今気づいたけど福君と夢ちゃんって、まんま人気子役の鈴木福君と夢ちゃんの兄妹と同じ名前ですよね
これは偶然なのかなんなのか・・・
永遠なのか本当か?


続いて昇はすっかりイラストレーターとして一本立ちしたようで、
ジャケットなんか着ちゃって、分け目の位置まで変えちゃってすっかり落ち着いちゃいました
こちらも順調に立ち直って新しい人生を歩めているようです


そして前作で一番の「問題児」だった少年院にいた過去を持つ陽子ですが、
彼女も高認の資格試験を一発合格した後その秋にそのまま即大学まで合格できたようで、
結局年齢的にも一浪したのと同じ状態で大学進学ができたようです
当初は高認の試験だけで1年かかり、その後大学入試にまた1年かかり、
合計3浪くらい覚悟しなきゃいけない状態でしたが、結局一浪年齢で入学できたのは立派


陽子の本名は「みどり」ですが、結局「カフェレストランあや」のメンバーは今でも偽名の「陽子」のままで呼んでいるようで、昇はわざわざ陽子がいる京都までお祝いに行くようで、この2人もいずれは恋愛関係に発展するのかなという感じでもありますが、そうなっても昇は彼女の事を「陽子」と呼び続けるんでしょうか
それに陽子も大学では当然本名で入学するわけですから友達からは「みどり」と呼ばれるわけで
2つの名前を使い分ける難しさに悩んでいるのかどうかはわかりませんが、春の鴨川のほとりで幸せそうな陽子と昇でした


そんなこんなで以前の3人はそれぞれ順調に新しい生活を踏み出しましたが、
今度の3人はさらに輪をかけて厄介そうな手のかかりそうな面々です


まずは綾の姉の邦(泉ピン子)が連れてきた中野香子(南沢奈央)
前作で言うところの昇みたいな立ち位置でしょうか
邦がお得意様に頼まれてその家の子を預かるという流れもそうですし、
自分が何をやりたいのかも見いだせず、
そして自分自身を嫌悪しているなど共通点が多い


この香子は就職活動で26社受けて全て不採用の全敗
「自分は世の中に必要とされない人間なんだ」と完全に心が折れ、
さらに自分の容姿に自信がなくて「私なんてブスだし」と繰り返し自己嫌悪のスパイラルに苦しんでいる状況
ただ南沢奈央を起用して「私なんてブス」と強調しても逆の意味で全然説得力ないわけで
寧ろ「え?それ嫌味??」と思われても仕方ない設定ですね(笑)


とにかく自分が大嫌いな状況でふてくされながら働く香子
客に出すパスタの皿を「ドンッ」と叩きつけるようにして出し中のソースがこぼれてしまっています
つーかオレも接客業の経験あるけどこんなに大きな音でソースまでこぼすとかわざとじゃなきゃ絶対にありえません
香子は客に出すコーヒーも叩きつけるように出したり、時には客にタメ口まで聞いたりやりたい放題です
たまりません


そしてお次は前作で言う恵理ポジションっぽい戸川たつ(渡辺美佐子)
年齢設定ははっきりしていないがおそらく演じる渡辺美佐子と同年代の80歳前後でしょう
演じる渡辺美佐子がそこまでの年齢に見えない為わかりにくいですが
正直「おばあちゃん」と当たり前のように言われてますが、
年齢わからなきゃ「おばちゃん」くらいで通せそうな風貌ですもんね
足腰もしっかりしてる感じだしとても80歳前後には見えませんね


ただこの彼女、来た時はホームレスでしかもハエがたかっているほど不衛生な状況でやってきました
挙句に「カフェレストランあや」で無銭飲食をして本来ならムショに突き出されるところです
前作の恵理同様、唐突に店で働かせてくれと頼み込むたつ
邦は恵理の時も最初反対したくらいでしたから、今度など猛反対
しかも今回は最初あの綾までも断ろうとしたほどです


しかし綾を上回るお人好しの大悟がたつを自らの母親に重ねて見てしまい、
情が出てしまいまずは一晩おいてあげて風呂にまで入れてあげて、
ついに翌日には住み込みで働くことまで認めちまいます!


これには視聴者のあなたもビックリでしょう
素性もわからない上にホームレス同然で不衛生な女性を風呂に入れてあげてしかも住み込みで雇うだなんて
しかも後に彼女は料理慣れしてることがわかりますが、この時点ではそれもわからない状況でした
これ見ててホント長島夫妻の愛は海よりも深いんだなと思いました
こんな世知辛い世の中にこれほど愛情にあふれた夫婦がいるでしょうか


たつは「子供たちに家を追い出された」としか話さず
とりあえず3人の子供を育てたようです
当然その子供たちは現在長島夫妻と同年代ということになります


香子とたつは当初は激しく反発し合います
ふてくされた態度の「クソッタレ接客」が治らない香子にガミガミ説教をかますたつ
綾は香子が仕事を嫌になってしまうと心配してたつに厳しく言わないように諌めますが、
たつはそれでもツヨクツヨク香子をイビり倒します
大悟はどっちかってとたつのやり方を支持


すると香子は自分に真剣に向き合って叱ってくれるたつの気持ちが通じて、
客に笑顔で、ちゃんと皿も静かにテーブルに出すようになりました(これが当然なんだけどね)
厄介そうな性格に見えましたが、あっさり第1話の中盤で早くも「更生」の兆しが見えた香子でした


そして最後の1人が最も手のかかりそうな奥村涼(伊野尾慧/Hey! Say! JUMP)
昇の後輩で、大学も中退して小説家になるとか言ってはみたものの口だけで何の努力もせず何もしないでフラフラ遊んでいて両親にも見放され、挙句に髪も金髪に赤いメッシュを入れた奇抜な風貌で、
これは「惚れた女の好みの髪型だったから」とのことですが、結局そんな髪型にしてもフられたとのこと
しかしこんな髪型が好きな女って狂信的なバンギャか何かか??


しかもボサッとしていて態度も悪く、普通ならこれも余裕で「お断り」レベルの人材ですが、
コイツまでも受け入れるどこまでもどこまでも“博愛主義”な長島夫妻
しかし諒は仕事もロクにできない上にサボってまでいるとんでもない奴です
そして口からついて出てくる言葉は愚痴ばかり
女にフられるのは髪型の問題じゃなかったようですね
今流行りの「オレはまだ本気出してない」ってやつでしょうか


そんな中、長島夫妻の3人の息子の中で最も問題児っぽい末っ子の健(小澤亮太)が、尻に敷かれている状態だった妻の百合(早織)と喧嘩して家を出てきて、また家に置いてほしいと綾に甘えます
この末っ子の甘えん坊は妻の事も未だに「ちゃん」付けで呼び、いかにも男としての威厳がない様子で、口をついて出てくるのは愚痴ばかりでなんとなく諒と被ってますね
前作でもこの健が家に戻りたいと泣きつくシーンはありました


長島家の3人息子の中では次男の至(水上剣星)だけが現状何の問題もないようですね
それだけに一番影の薄い存在ですが(笑)
このシーズン2では彼の「活躍」も描かれるでしょうか


最後は諒が書置きを残して出て行ってしまった所で今回は終わり
諒がいつまでも起きて来ないという時点でこの展開は読めましたね(笑)


主題歌は前作同様に指田郁也で今度の曲は「hello」
前作の「バラッド」も結構売れたみたいですね
槇原敬之に歌声が似ています


とにかく不思議な人気があるドラマです
このシーズン2も期待しています橋田先生

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