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ミスパイロット 1話 あらすじ [ミス・パイロット]

ミスパイロット 第1話「下町の居酒屋の娘、パイロットになる!」 あらすじ(ネタバレ感想含む)
キャッチコピーは「私は空に恋をした。」
「女性パイロット」という新時代感覚のドラマ
僕はまだ見れていませんが80年代の伝説のドラマ「スチュワーデス物語」のパイロット版みたいな感じなのかな?
とにかく新人女性パイロットの愛と勇気の成長物語で壮大なスケールでお送りしますって感じかな?
主人公を演じるのはもう随分長い事アロエヨーグルトCMが更新されないまま流され続けている堀北真希


主人公手塚晴(堀北真希)は東京・蒲田で営まれている居酒屋の娘
就職活動に苦しむ大学生である
嘘をつけない正直さで「KY」を至るところで勃発させるタイプのようで
おかげで就活は全戦全敗状態
しかし持ち前の天真爛漫さと馴れ馴れしさで誰からも好かれるタイプ


この手塚晴という女性をプロファイリングすると、
とにかくその魅力は正直さと天真爛漫さ、素直さに屈託のない笑顔
要約しちまえば「裏表のなさ」という部分だと思う
裏表のある(落差の激しい)人間は誰からも嫌われるわけであるが、
晴はそーゆー部分が全くない


人間誰だって多少の裏表はあるだろう
しかしドラマの登場人物はある意味マンガの登場人物と同じである
人間誰もが大なり小なり悪の心を持っているものだが、
ドラマの登場人物には「悪」の心が全くないようなキャラクタがー次々出てくる
晴に「悪」や「裏の顔」が全くないとまでは言わないが、
かなりそれに近いキャラクターに思える


このドラマの主人公・手塚晴の魅力は素直で裏表がないその純真・純粋さということなんだろう
言ってしまえば「人間力」がとても輝いているとも言える
就職活動は全戦全敗状態のようであるがこーゆー女性は営業職に就けば素晴らしい成績を収められるはず
営業職中心に受けていれば採用されないはずないだろうに・・・と思いながら見ていた
今やこのオレも経営者となったわけであるが手塚晴が実在するならぶっちゃけウチにめっちゃほしい人材(>_<)
つーか堀北真希だったら無愛想でも契約取れまくるんだろうなぁ(笑)


「女性の社会進出」と言われてもう10年20年軽く経過しているようだが、
この「女性パイロット」という視点もその一環なんだろう
女性の電車車掌やバス運転士などはちょいちょい見るが、
「女性パイロット」となるとこれまであまり注目されなかった部分でありまだまだ「男社会」な業界なんだろう
それと同時に新規開拓営業に従事する女性もまだまだ少ないのが現状である


日本人は警戒心や用心深さといった「防御力」ばかりどんどんどんどん高くなっている
今は新規開拓営業は男性と言うだけで警戒されて堅くガードされてしまう時代だ
しかし新規開拓は経済を活性化させる土壌でもある
その新規開拓市場がどのジャンルでも冷え込んでいるのが昨今の不況の原因
そんな時代だからこそ依然として旧態然とした「男社会」である新規開拓営業の世界に女性が進出してほしい


既に進出はある程度は進んでいるようではある
「営業マン」という男性に特化したような呼称は使われなくなりつつあり、
「ビジネスパーソン」という呼称が浸透し始めている
しかしそれは「看護婦」が「看護師」と呼ばれるようになったが実際男性看護師が少数派であるのと同じである
「営業ウーマン」という言葉があちこちで使われるようにならないとダメなんだ


このドラマの手塚晴を見ていてそのまばゆいばかりの営業特性についついいろいろ妄想が膨らんでしまった
オレは自分や自分の会社だけが儲かればいいという考えは全くない
日本経済復興とついでに地球温暖化防止に己の情熱の全てを捧げたいと思っている
だからこそ経済の歯車を活発化させるために新規開拓営業の分野で「営業ウーマン」が多数活躍してほしい
結果ウチの会社やオレ自信が取引先を奪われたってそれはそれで寧ろ業界が活発化する事だし悪くない


ただ女性は男性より打たれ弱い部分がどうしてもある
キツい対応や陰湿かつ冷酷な対応で断られる事も多いだけでなく、
営業活動自体に噛み付かれる事も多い新規開拓営業に耐えられるかという問題もあるけどね・・・


あらすじからめっちゃ反れてしまいましたが、この第1話は大半が手塚晴の人物描写に主眼が置かれていたんで、少し違った側面からこの手塚晴の魅力を僕なりにPRしてみました
パイロット以外にもめっちゃ魅力のある人材だよと


で、ドラマのあらすじを進めると、全戦全敗状態の晴はとにかく「なんでもやります!」をモットーに業種・業界を全く選ばずに「数打ちゃ当たる」戦法を取っているよう
航空業界もCAなどは既に落ちているようだが(確かに晴はCAには逆に全く不向きっぽい)、
だったらパイロットの新規採用も受けちゃえば?みたいなノリでほぼ「記念受験」状態で申込み
たまりません


とはいえ倍率100倍以上の狭き門
常に男の子の「しょうらいなりたいおしごと」にランクインするほどの人気職種であるパイロット
他に採用試験を受けるのも東大を出てさらに院にまで進学し物理に精通している理系女子・小田千里(相武紗季)のような「強力ライバル」ばかりなのが現状
晴がどの程度の大学なのかわかりませんがあまり学生としては優秀じゃないっぽいだけに苦戦しそうな展開


この千里は少し心が病んでいるようでかなり気難しい性格っぽく、
この1話で結局1度も笑顔を見せることなく終わった晴とは対照的な女性
と、言うか相当終盤まで笑うシーンなさそうなキャラクターですねぇ
そんな険しい表情キープしてて疲れないかなと逆にこっちが心配になってしまいます
でも母親とのシーンもありましたが何か家庭にも問題ありそうですね


彼女は物理学だけでなくケンブリッジ大学経験もあるとのことで必然的に英語もぺラペーラ
弓道でも全国に名を轟かせた(?)絵に描いた餅のようなマンガチックな典型的「文武両道超優等生女性」キャラのようで
これでメガネまでしてたら完全にそっち系です(笑)
そして「上下関係」には厳しいタイプのようです


そんな千里に2コ下のくせに馴れ馴れしくタメ口で話しかけて付きまとう晴
誰からも好かれる晴だがどうも何かが原因で堅く心を閉ざし友達も少なそうなタイプの千里は当然キツく突っぱねる
しかし打たれ弱い女性が多い中、全くめげずに付きまとえる晴はますます営業向き(>_<)
そんな晴にジョジョに奇妙に心奪われ始める(まだほんのちょこっとだけど)千里・・・


一方、晴は並行して某零細会社の「宮田製作所」でも面接を受けていた
「記念受験」のパイロットに合格するなど夢にも思っていなかったから寧ろこっちが「本命」?
零細だけに社長自ら面接を担当する宮田製作所
演じるのは地味に二枚目地味に小林薫に雰囲気が似てる「元祖・雰囲気イケメン(?)鶴見辰吾」
その場で採用可否は出さなかったが視聴者から見ればもう晴が採用されるのは露骨過ぎるほど明らか(笑)


しかしパイロットもパイロットで軽いノリで気紛れな性格っぽいパイロット総責任者の篠崎(岩城滉一)が、晴の裏表のなさを気に入り一次・二次と次々とパスさせてしまい晴のANA採用は現実味を帯びてくる
就活全戦全敗ガールが航空業界最大手の全日空のパイロットになるというちょっとおしゃまなシンデレラストーリーって感じ?
0時を過ぎると航空機がカボチャになっちゃ困りますが堀北真希ってシンデレラ役やったら似合いそうだな
「野ブタ。をプロデュース」とか初期の頃は内気ないじめられっ子多かったですもんね
ましてこのドラマのスポンサーでもあるANA全日空は名称の使用もそのまんまOK
たまりません


岩城滉一のパイロット役というのはやはり「宇宙飛行士」にかけてのことかな?
サングラスかけた姿がキマってました
そしてこのドラマでも軽いキャラながら「人を見る目」も確かな人物を演じるようです


そんな篠崎に見出された晴はそれまでは「なんとなく」の記念受験ノリでした
しかしシュミレーターでの「操縦体験」で飛行機を飛ばす壮大さと爽快感に涙を流して感動
相武紗季が出演していたアサヒブルーラベルのCM「爽快人間」状態です
これで晴の心に明確に「パイロットになりたい」という強いパッションが芽生えました
たまりません


その「爽快人間」のCMは「妖怪人間ベム」のパロディ
そんな「妖怪人間ベム」のドラマ版で殺人犯役として登場していた斎藤工演じる国木田
この1話ではほとんど「感じ悪い」男としてしか描かれませんでしたがどうやら厳しくも愛情溢れる性格のようで
今後どのようにその部分が出てくるのかという感じでしょうか
一緒のシーンが多い篠崎は演じる岩城滉一独特の軽さは目立つものの鋭い人間観察眼を見せていました


妖怪人間ベムでベロ(鈴木福ちゃん)に倒されて改心したのかその後どんどん出世コースを走り始める斎藤工
同い年の綾野剛も同じ「妖怪人間ベム」にコソ泥役で登場しててその後ブレークしたのと似てます
綾野剛はドラマ「最高の離婚」一本で一気にブレーク
俳優のブレイクのきっかけなんてたった1つのドラマでいいんです
このドラマはキャストはかなり「抑え気味」(低予算)な雰囲気もありますが、
俳優・斎藤工としては晴と恋愛関係になるかどうかわかりませんがかなり美味しい役となりそう
今年頭のドラマ「いつか陽のあたる場所で」では大道芸にもチャレンジし見事に演じきって見せた苦労人です
たまりません


パイロット選考はどんどん進み、グループワークとなります
4人1組のグループで紙ヒコーキを使って一番遠くに飛ばしたグループが勝ちというもの
しかし晴は子供の頃折っただけの紙ヒコーキの折り方を忘れちまっていました


しかしここから晴の「人間力」が発揮されます
同グループとは言え厳しい倍率の狭き門のライバル状態である他の学生達がなぜか放っておけずに晴に折り方を手ほどきします
ただ、「大きいけれど小鳥君」な小鳥(小柳友)だけは「大男(身長187cm)は心優しい」という定説をそのまま描いたような優しい(ちょっとモジモジ系)性格でそのまんま善意で助けてあげたようですが


演じる小柳友の父親はあのBro.TOM(ブラザートム)
兄の小栁心も俳優という「華麗なる一族」です
オリオリオリオーヤリヤリヤリイエー!


結局「紙ヒコーキ飛ばし大会」の優勝は物理学を駆使した折り方で作成した千里の紙ヒコーキが物理的にありえないような飛行を実現させて優勝
空気抵抗ゼロどころか何かの力が加わったとしか思えないような摩訶不思議奇奇怪怪なとんでもない距離とスピードでまるでコンドルは飛んでゆくように飛んでゆきました・・・
たまりません


一方、「宮田製作所」は零細だけに一次面接だけで晴の採用決定
篠崎同様晴の「裏表のなさ」が気に入った様子
しかし晴はあまり嬉しそうじゃありません
ちょっと前までは喉から手が出るほどほしかった「どこでもいいから採用」
しかし今はもう「空に恋をした」状態なんです


晴は母・よし美(根岸季衣)に海苔巻きを作ってもらいます
なんだか知らねーけどコイツは二者択一で悩んだ時は海苔巻きかじると「結論」が出る異常体質のようです
とりあえず炭水化物は太るらしいんであなたももしダイエット中だったらご注意を・・・
ごはんの前にサラダを食べると良いらしいですよ
とりあえずこの母のよし美は娘思いのかなりイイ感じなママのようです
石倉三郎は・・・サブちゃんは・・・誰にでもできる仕事なんてないとかいいこと言ってたしいい父親なんでしょう


パイロットの方も3次を突破
いよいよ最終面接を残すのみという状態
ここで晴は鶴見辰吾に断りを入れます
「最終面接の結果が出るまで待つよ」と言うどこまでも優しい辰吾ちゃん
しかし晴は「ダメなんです。もうパイロットしか見えない」とスカイ・ラブな気持ちを告白
これがホントの「スカイハイ」?


そしてついに晴は最終面接も突破
晴れてパイロットへの道が開けました
グループワークで一緒になったそれぞれ妙に個性のある意味深な登場の3人もわかりきっていましたが合格
これから4年間の訓練期間を経て晴れて正パイロットとして空に飛び立つことになるわけです
空を舞台にした壮大なドラマの幕開けを意識させながらも時間延長もなくこの1話は終了

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キャストも正直「抑えた」キャスティングであることは明らか
それもあって局側はあまり期待していないのかこの1話は時間延長もなく終わっちまいました
でもちょっとこのドラマなんとなくヒットしそうな気がするのはオレの気のせいなんですかね
単に晴が実在したらウチの会社にほしいなという願望だけか?
でも裏表のない人間ってホントにいたら友達になりたいですよね~


晴と千里の「女の友情」物語になるか、晴と国木田のベタベタな恋愛物になるのかどっちかの要素は出てくるでしょうね
ただ、パイロットとしての晴の成長物語が主幹であるのも明らかでしょうから、そこがブレなければヒットするとは思うんだけどなぁ
それにしても相武紗季はすっかりキャラクターが「強気(勝気)な女性」役として定着してきましたねぇ・・・


とりあえず晴は実家の居酒屋手伝っていることで小銭の計算が速くなり、
それが選考でも地味に役立ったことだけは最後に言及して今夜はこの辺にしときましょうか?
今夜が山田


ミスパイロット 第1話「下町の居酒屋の娘、パイロットになる!」 あらすじ(ネタバレ感想含む)は以上です
第1話の視聴率は15%でした
結構いい滑り出しなんで2話でこの数字を上回ることができればこのドラマはヒットするかもしれませんね^^
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高木一優

このドラマ私もなんかヒットしそうな気がします。
配役は抑え気味ですが、うまくハマっているように思えるし、ストーリー展開も意外さはないけどしっかりしていますよね。
主人公手塚のキャラは今の時代に求められる人材なのかも知れません。数年前アップルが社員を募集したときの審査基準は「グッド・パーソン」だったそうです。人格者ですね。能力の高い人間はお金を払って能力を買えばいい。社員はグッド・パーソンであってほしいということなんでしょうか。
by 高木一優 (2013-10-16 16:06) 

ショウ

高木一優様コメントありがとうございます^^
今クールのフジテレビはこのドラマだけでなくあの月9枠でさえかなりキャスティングを抑えた印象で、その分「リーガルハイ」に注ぎ込んでるような印象がありますが、月9の「海の上の診療所」も良かったですし、このドラマはそれをさらに上回る素晴らしさを1話終了時点で感じました

そう!手塚晴は一言で言えば「グッド・パーソン」ですよね!
ライバルからも自然と手を差し伸べさせてしまう人間力
これはもう努力だけで身につくものではないですし素晴らしいものです
なぜこれほどの人材が就活全敗なのかそこをツッコミたいくらいです(笑)
正直すぎて「要領が悪い」ということなのかもしれませんけれど

非常に共感できるコメントとても嬉しかったです
ありがとうございました^^
by ショウ (2013-10-16 17:32) 

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