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抱きしめたい 10話 あらすじ [抱きしめたい!]

抱きしめたい! 第10話「私の気持ちが止まらない」 あらすじ(ネタバレ感想含む)
麻子(浅野温子)は圭介(岩城滉一)の狂言に釣られてホテルにやってきました
圭介は自分もそうだし麻子もお互いへの思いが胸につかえているんだと主張し「1回だけでいいから」と求める
体を重ねてみれば胸のつかえが取れてスッキリして修治(石田純一)と結婚できるだろうと提案
でも結局はこれ圭介が「やりたいだけ」なんじゃないかと・・・


一緒にベッドに入るもののさすが「土壇場で引いてしまう女」麻子
「ダメ、赤ちゃんできちゃう。アタシ修治さんと結婚するんだもん」とかその気のない事を言いながらベッドから立ち上がります
そもそもコート着たままベッドに入ってた状態(笑)
たまりません


そしてここから麻子の「女の感情」がモロに噴出してきます
「夏子の代役はゴメンだ」と噛み付き、
「もう時間は動いている、恋人だった頃と同じじゃない」と告げ、
「なぜあの時・・・(しっかり捕まえていてくれなかったんだ)」と言葉を噤む
さらに圭介はいつも自分本位すぎるとご尤もなお言葉
自分で夏子を選んで結婚しておいて今更何度もキスしてきたり寝ようと言ってきたり


麻子は「圭介なんて大嫌い」と言い部屋を出て行きます
ホテルの外でタクシーに乗ろうとしますが部屋にバッグを忘れてきて金はポケットにある小銭しかない状態
傘も置いてきちまったから土砂降りの外をびしょぬれになって歩きます
「雨に濡れたかった」気持ちだったんでしょうが女性がここまでずぶ濡れになって歩いてたら人目を引きます
さらに通り過ぎる車に水跳ねもガンガンくらう体当たり演技の女優・浅野温子


麻子は小銭でも乗れるバスに乗る
バスの車内で当然のように乗客たちにジロジロ見られるも無事に家賃25万円バブルマンションに辿りつく
すると追いかけてきた圭介の車がまたも水跳ねで麻子に大量の水溜りをぶっかけます
麻子が忘れた傘とバッグを渡す圭介
麻子はまたも「女の感情」が爆発してしまい圭介を助手席に座らせて自分が運転します


感情が昂ぶっていてものすごいスピードで車を飛ばす麻子
圭介が「スピード出しすぎだ」と言うと堰を切ったように自分の中にこれまで1話から溜まった感情をぶちまけます
夏子と圭介がしっかりしていないから私の心が揺れ動いたと
心が揺れるのは圭介という強風が原因でそれを体ごとしっかり支えて守ってくれる存在探したけどやっぱり圭介
「風」の張本人しか自分を支える事(自分の気持ちを受け止められる事)ができないと涙ながらにまくしたてる
今かなりのスピードで走っていてガンガン追い越しもしてる中思いっきり目が涙で視界が危うい超危険な状態


そして好きだ好きだと軽はずみに言う圭介に対し自分は言いたくても言いたくても言えなかったと告げる
しかし急ブレーキで車を止め「あんたのことが好きでどうにもならない」とついに思いを圭介に伝える
これで修治も純も完全「アウト」
「好きでもどうにもならないのに・・・」といろんな意味に取れる言葉を残しさる麻子
圭介もうつむいて呆然として何も答えず相変わらずはっきりしない性格


そんな状況の中夏子(浅野ゆう子)は銀平(布施博)と映画のラブシーンを楽しむ
しかし突然親知らずが痛み出した夏子
銀平は「興奮すると痛み出すんじゃないか」と汚くスパゲティーを食べながら「オレで試してみるか?」と露骨に誘うどこまでも肉食系イケイケな銀平
男が積極的で自信に溢れてるというのも・・・バブル時代ですねぇ~


翌朝夏子はその親知らずの事を麻子に告げる
中学生の頃など愛(野際陽子)が新しい男作ってどこかに行ってしまった時などたまらなく痛み出したとのこと
「あんな母親でも取られたくないと思うと親知らずが痛んで仕方なかった。愛が男と切れたら痛みも消えた」と、夏子の親知らずは「大切な存在」が誰かに取られそうになると痛みだす「センサー」の役割があるようで
マンガ的な設定ですがこの場合はモロに圭介を麻子に取られそうになった事を「感知」したわけです
元々夏子が横取りした男ですけどね・・・


テーブルの下に潜ってしゃがんだままお尻ふりふりしながら掃除機をかける夏子
マネしてみたけどこれかなり疲れる動きだな・・・
インタホンがなりやってきたのは銀平
当然のごとく「どうぞ」の言葉を待たずにズカズカと部屋に入っちまいます
たまりません


なぜかとうもろこしを大量に持ってきた銀平
来た理由はいつも夜に会ってばかりで夜の興奮状態の自分しか見てないから午前中の穏やかな自分を見てほしかったということと、午前中の夏子を見てみたかったとの理由
そしてことあるごとに見せる満面の「布施スマイル」


あ~銀平の暴走気味な肉食行動が不快感に発展しないのはこの笑顔が「中和剤」になってるんだな・・・
俳優・布施博はトレンディ時代「かませ犬」的引き立て役として一世を風靡しました
そんな中で見せるこの人の良さそうな人懐こそうな憎めない笑顔
これが相手の怒りや反発を飲み込んでしまうんですよね
現実でも笑顔が多い表情が明るい人間は無条件で好かれますし必然的に有利です
逆にほとんど笑わない表情が硬い・暗いタイプは第一印象で圧倒的に不利です


そんな「笑顔の重要性」はどうでもいいとして銀平は急に真顔になって「愛しています」とほざきます
そして「夏子ッ」とむしゃぶりつくような抱きつき方
どこまでも肉食・・・どこまでもバブル・・・
でもあの笑顔の次にこんなにストレートに積極的に迫られたら大抵の女性は・・・かな??
笑顔の行方


夏子がかな~りグラついている所に電話が入る
電話の主は知佳(生田智子)
この電話がなければ案外・・・な展開だったかもしれないから知佳にとっては珍しく夏子を「助けた」形になる


知佳は例の「最後の24時間」の連絡が依然として圭介からないと苦情
たった24時間で切れてやると言ってるのに何を迷ってんだと
「どんな嫌な女にもなれる」と脅しをかけて電話は終了


そんな電話を受けて我(圭介を愛しているという本当の自分)に戻った夏子
動揺してる夏子に銀平は「オレの気持ちは伝えたから帰るよ」と告げる
さらに「明日会えるか?会えるよな?会えるな?」と強引に明日会う事を決めて大笑いしながら去って行く
どこまでも肉食・・・どこまでもバブル・・・
DMJえがお生活


夏子はこの件の報告の為、差し入れを持って圭介の会社まで行き、そば屋で昼飯を食うことに
知佳の「最後の24時間」をどうするんだと問う夏子
圭介は「オレに任せとけ。心配するな、操は守るから」と告げる
疑わしいと思いながら割り箸を割る夏子
「操は守る」って男が使う言葉なんだろうか・・・


麻子のロケ現場に圭介から電話が入る
「知佳の最後の24時間」を受ける事にしたと告げる圭介
「なんでそんなことアタシに報告すんのよ」と麻子
「昨日の言葉嬉しかった」と言ってガチャ切りする圭介
昨夜あんなにずぶ濡れになったのに風邪1つ引かない頑丈な麻子はなんとなく嬉しそうな表情を示すがすぐに複雑な表情に戻る


そこにハンディカメラを持った純を経由して修治がやって来る
修治は披露宴の式場の確保に明日の19時どうしても付き合ってもらうよとやや銀平イズムが入ったような強引さを示す
麻子はもう全然結婚に乗り気じゃないのが露骨で、返事もはっきり返さないほどうわの空
圭介が好きでどうしようもない・・・


そして当日
オレンジ一色に固めた麻子の衣装はまるでファッションショーに登場するモデル並み
式場の打ち合わせにここまでキメていくことなどあるんだろうか
でもこのドラマは「ファッション・リーダー」としての役割もあったようだから多少無理あっても・・・ね
でも頭にかぶったオレンジの帽子が可愛いなと思った
抱きしめたい


そしてホテル側の支配人が急用で打ち合わせをドタキャンして代わりに権限も力もなさそうな若造が担当に
その駆け出しのワカゾー・小柳を演じるのは友情出演の柳葉敏郎
浅野ゆう子とは「君の瞳をタイホする!」で共演して以来仲良かったとか
近年も彼女や陣内孝則と一緒にトレンディ時代を振り返るというインタビューを受けてましたね
ちなみに浅野ゆう子は唐沢寿明が飛躍するきっかけの助言を与えたりと「トレンディ俳優」との人脈が豊富?
逆に浅野温子はあまりプライベートでは業界人と関わらないみたいでこの辺もW浅野のコントラストですね


小柳は先述の布施博とタメを張れるような満面の「ギバちゃん・スマイル」で「裏の」空き日程を確保できるかもしれないと進言
本来は政界財界のVIP用に特別に確保されているが使われるかどうか怪しい枠でそこを使えるかもしれないと
それにしても布施博といい柳葉敏郎といい笑顔の力を再認識させられた今回
まー小柳は石田純一に不快感しか与えなかったみたいだけど(笑)
あぁ人生に笑顔あり


結局ギバちゃんの計らいで10月28日を用意してもらえたお2人さん
それにしてもギバちゃんめっちゃ若いな・・・
めっちゃギラギラしてるし
石田純一と柳葉敏郎が一番変化が激しいかな
石田純一の場合は老けたとかじゃなくなんか顔そのものが変ったような・・・


そんなギバちゃんに石ぶつけてやると息巻きながら「ジョルト」で飲む2人
「それじゃ10月28日で返事していいね?」と問う修治に早速戸惑う麻子
その後披露宴招待者リストのまとめや新婚旅行の話などをまくしたてる修治について来れない麻子
すさまじい温度差が画面越しにビリビリと伝わってくる・・・
どこまでもはっきりしない麻子・・・


麻子は「本当にアタシでいいの?」と修治に問う
圭介が好きだとはっきりしている状態なのに今更そんなこと聞いてどうすんだと
当然のごとく麻子にベタ惚れな修治は「キミじゃなきゃダメなんだ」と返す
そして修治が「逆に聞きたい。本当にオレでいいの?ずっと不安に思ってた」とメガネを取ってマジ面で質問返し
う~んさすがに二枚目・・・


麻子は「あ・・・あなたしかいないじゃない。ほ・・・他に誰がいるっていうの」とまたも極めて曖昧な「灰色の回答」
これはもう最低
その気がないならこの段階で断ってあげるのが思いやりってもんだ
振り回され・・・下手したら圭介とうまくいかなかった時の「保険」としてキープされるような状態の修治が可哀想
でも修治が10月28日の返事を明日にでもすると言っている以上もう「執行猶予」もない麻子


一方、夏子と銀平はまたもどこかで遊んで帰ってくる
夏子はついに銀平に既婚者である事をカミングアウトする
「夫が浮気したり本気で相手してくれない寂しさを埋める為に利用していた」と言ってるのに等しい


しかし「いい奴」キャラを演じさせたら日本一の布施博
「最初から知ってたよ」とまたも満面の布施スマイルで返す
でも夏子が既婚者だと知っててずっと接していたならこれまでの行動は多いに問題があると思うが・・・
なのに銀平は「そんなことどうだっていいんだよ」と続ける
いや、全然良くないだろ(笑)


とにかく銀平は夏子が結婚してるかどうか関係なくあまりにもあまりにも夏子が魅力的なんだとどこまでも一途
メインキャストのほとんどの愛をほしいままにしてる麻子に対し夏子は愛される経験に乏しい立場だけに、この一途でストレートでそしてどこまでも積極的なバブル肉食系な求愛に夏子の乙女心はめっちゃ潤う
だがこれも麻子と同じで本命が圭介でありながら「最終的にはその気もないのに」銀平を振り回している状況であり、夏子も麻子も罪な性格である


とりあえず嬉しさのあまりついに自分から「不倫キス」をしてしまう夏子
岩城滉一とは1回もキスシーンないのに布施博とはブチュブチュとする浅野ゆう子
彼女にとっては岩城滉一はキスシーンNGなのかな?
「抱きしめたい!Forever 」の発表会でも岩城滉一が両脇にダブル浅野を抱くという写真撮影があったけど、
浅野ゆう子がかなり岩城滉一と密着を避けようとしながら「最低限に」抱かれてるような構図だったし・・・


そして豪華25万円マンションで話をする麻子と夏子
夏子は麻子に修治と肉体関係を早く持つよう提言
結婚前まで純潔を守るとか今どきダサいと言い切り、
そもそも純潔でもないくせにとまで言う
「やだね~主婦は恥かしげもなくそんなことズケズケと言うようになって」と返す麻子


純潔でないにしても麻子のあの性格じゃ恋愛経験・男性経験はほとんどないだろうと思う
土壇場で怖くなって拒んでしまうことなど1回や2回じゃなかっただろう
下手すりゃ肉体関係まで発展したことがある相手なんて圭介しかいないんじゃないかと思うくらい
まー実際はなんだかんだでうまくやってた相手も何人かいたかもしれないけど
あれだけのルックスだし相当モテてたことは夏子の過去の話から明らかだから
病院の御曹司とか「大物」にも好かれてたほどらしいし



そして夏子は「知佳の最後の24時間」に圭介が操を守る事を明日念押ししてくれとあっちゃんに懇願する
あっちゃんはなっちゃんのお願いを不承不承受けることに・・・


思い悩むあっちゃんは純を夜中公園に呼び出す
今の状況をどうすれば良いか相談するためだ
純だって麻子を愛している1人なのにこんな相談を持ちかけるとはどこまで「男がわかってない」んでしょうか
修治も純も完全に振り回されてる・・・
純は「圭介さんが好きなんでしょ?」と核心を突きまくり


そして「言ってほしいんでしょ?全てのものを取っ払っても圭介さんと突っ走れと」と言う純
そして「バカヤロー麻子!さっさと圭介と行き付くとこまで行っちまえー!」と叫ぶ
さらに「そしてまたいつか僕のところに戻ってきてください待ってまーす」で締める可愛い純
とりあえずこれで「背中を押された」形になった麻子
モックンの時折スタントマンを交えながらのアクロバティックな自転車さばきを結構流しましたね・・・


翌日。麻子は圭介に「念押し」を告げる
圭介は麻子が先日忘れて言ったバッグの中に入っていた大吉のおみくじを見せる
それは二人が付き合い始めの頃、鶴岡八幡宮で引いたくじのことだった
麻子はそれを未だに持っていたということである
つまり麻子は圭介を「ずっとあなたが好きだった」ということである
野際陽子と冬彦さん・・・


その大吉のおみくじには「良縁来たる」と記されている
「良縁」を夏子に持ってかれちまったとはしゃぐ麻子
麻子は圭介におんぶをおねだりする
圭介の背中に飛び乗りほおずりしながら「ねぇ、圭介。行こうか。行きつくとこまで」とついに「愛の逃避行」宣言
圭介も嬉しそう


「控えい、アタシ達にはこのおみくじが付いているんでい!」と麻子
「へへぇ~お代官様・・・」と圭介
純の後押しと大吉のおみくじに勇気をもらった麻子
ついに圭介への愛に素直に生きる事を決意した模様
これがホントの華丸・大吉?
おんぶされたまま2人で海をみつめ思いに暮れて今回は終わり

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とにかく麻子と圭介のいい加減さ・優柔不断さがMAXになったようなストーリーでしたが、
ついに最後に2人は腹をくくったようですね
夏子との友情と圭介への愛に揺れる麻子の今後の展開はどうなるんでしょうか・・・


抱きしめたい! 第10話「私の気持ちが止まらない」 あらすじ(ネタバレ感想含む)は以上です
第10話の視聴率は20.1%(当時)でした
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