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まほろ駅前番外地 7話 感想 [まほろ駅前番外地]

まほろ駅前番外地 第7話「廃棄拳銃、引き取ります」の感想(あらすじネタバレ含む)です
今回は劇場版の登場人物が色濃かった回ですね
まずは弁当屋の山田を演じる大森南朋
4話にも冒頭でチョイッとだけ登場してましたが劇場版でも出ていたキャラです
ちなみに大森南朋の実父である麿赤兒も劇場版とこのドラマ版の4話で登場していますね
劇場版では自宅前を通るバスが間引き運転をしていると病的に疑って丸1日監視を命じる「お得意様」でした
だから4話の蝋人形細工師とは別人物の設定ではありましたね
劇場版含め父子の同場面での共演はなかったから「親子共演」は果たせず


そして今回登場した刑事早坂を演じる岸部一徳
彼も劇場版で登場していたキャラです
最初は敬語で徐々に口調が汚くなってくるところなども同じでしたね(笑)


そして劇場版からドラマ版も再三登場しているシンちゃんを演じる松尾スズキ
今回は自らの太ももを拳銃で打ち抜く破天荒な設定でした
しかし病院行って弾丸摘出されたらどう言い訳するんだろうか・・・
早坂の足元に落ちた薬莢はなんとかごまかしたけどこっちから結局足がつくんじゃないのかなぁ
シンちゃんの息のかかった闇医でもいるのかと思いがちだけどシンちゃんそこまで大物でもなかったし
劇場版じゃ寧ろショボい奴だったからなぁ
ドラマ版になってちょっと威厳が出たけど


劇場版の登場キャラが次々出てくると残る鈴木杏や本上まなみなども出てくるのかなと期待してしまいますね
本上まなみは行天との関係性からも再登場の可能性は高そうだし
多田の元妻も出てくるかもしれないね


鈴木杏と松田龍平は幼馴染のような関係で、「友情出演」に近い部分もあったようで
また大森南朋も松田龍平とは「ハゲタカ」で共演して以来の仲ですね


とにかくここ数話はショボい話が続いていただけに、久しぶりに本格的なハードボイルド系な話でしたね
多田と行天の現状
「友達も恋人も家族もいなくて、未来も将来の展望も何もない」状況は本当に絶望的
でもなんかこの2人って見ててカッコいいし憧れてしまう部分もある
こんな風に自由に生きられたらなぁって思う男って多いと思う
現実は絶対こんな甘くないだろうけど
普通ならとっくに生活できなくなって破綻してるだろうし


そもそもそんなに金がない多田が劇場版では柄本祐演じるチンピラに刺された行天の入院費や治療費をどう支払ったのか
行天は明らかに保険も未加入だろうから自費だろうし
これも妻の三峯凪子が立て替えたのかな
なんせ女医だから
しかもレズビアンの


ただこの行天春彦というキャラクターはあまりにもマンガ的で現実感がまるでない
感情というものを持ち合わせていないような
あながち「ゴルゴになる」というのも冗談に思えない雰囲気もあるし
いい奴なのかただの外道なのかもわからない本当に謎めいたキャラ
演じるのが松田龍平だから余計にミステリアスな部分が深まるわけで


それにしても早坂は薬莢に気づくと思ったけど案外抜けてるのね
まー劇場版でも大して優秀ではなかったけど
それと目撃情報があったのに結局それ以上詰めずに帰ってしまうのも手ぬるいような・・・


拳銃は結局シンちゃんに売るのが一番良かったんじゃないかなぁとは思う
多田は半分ブラックな世界に足を突っ込んでるのも同然なのに妙にお人好しでいろいろ損していると思う
でも多田が完全な外道になっちまったら視聴者も引いてしまってドラマにならなくなるからしかたないか
多田のあの性格でなんとか「バランス」を保っている感じだからね
行天があんなだし


とにかく久々の骨太ストーリーで楽しかったです
以上、まほろ駅前番外地 第7話「廃棄拳銃、引き取ります」の感想(あらすじネタバレ含む)でした
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