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ロングバケーション 2話 あらすじ [ロングバケーション]

ロングバケーション再放送第2話「彼女の涙」のあらすじ(感想ネタバレ含む)です
前回のラストで瀬名(木村拓哉)の部屋にかかってきた電話に飛びつく南(山口智子)
自分を捨てた朝倉からだと思って取ったその電話
電話をかけたのは竹野内豊演じる謎の人物であることは描かれている
つまり彼が朝倉なのか・・・?


・・・なんのことはない
彼は朝倉ではなく南の弟の真二だった
一緒にいるのも「ユカリちゃん」じゃなくインテリアデザイナーのルミ子(りょう)と判明
前回露骨に真二が朝倉かのような描かれ方をしていた
これには当時も多くの視聴者が騙されたんだろう
ええオレももちろんだまされましたとも(笑)


ただ南は朝倉のことを「さん」付けで呼ぶことがしばしばあった
だから朝倉は年上じゃないかとも思える描写ではあった
演じる山口智子より竹野内豊は学年で6つ年下という年齢差からもこれはおかしいと思えるのも事実
竹野内は顔が濃いから当時でも既に30代に見えるから見た目は同年代だけど・・・
でも2人の年齢差を知ってるから「ずいぶん年の差夫婦だな」とは思っていた


さらに瀬名にトチ狂ったプロポーズした時も「今は年下との結婚も流行ってる」という言い方で、
まるで歳の離れた年下との結婚は初めてみたいな表現だった
この辺りで竹野内演じる人物が「朝倉」でないことをわかると言えばわかるが・・・
とは言え「朝倉」が別の恋人(ユカリちゃん)を見つけて逃げたという設定や、
再三のカットインのタイミングなど露骨に朝倉=竹野内と思わせる演出だったからやっぱりこれは騙される(笑)


結局朝倉からの電話じゃなかった為、南はガッカリして電話を切る
しかし真二とルミ子は2人の部屋まで押しかけてきちまった!!


やはり似たもの姉弟のようで、真二も相当・・・と言うより姉以上に図々しい性格
ズカズカと瀬名の部屋に入りこみ義理の兄に向って初対面からいきなりタメ口
まーすぐに2人はタメであることも判明するんだが
ルミ子もかなり図々しいようで「似たものカップル」という感じ
ソファーにドカッと座りタバコを咥えながら早速ビールを求める真二


真二は南が元ミス日本なのは嘘で本当は「ミス長良川下り」だったことを暴露する
さらにそれは応募者7人で、さらにさらさら市長と南や真二の父が知り合いだからそのコネで選ばれたということ
瀬名は皮肉っぽく南に対し「ミス長良川下りさん」と呼びかけるのが面白かった(笑)


そしてどこまでもあつかましい真二はさらに瀬名のピアノを勝手に弾き始める
しかしその腕前はかなりのものらしく瀬名は舌を巻く
「昔ちょっとヤッてたんだ」と語る真二


この映像、ピアノを弾く手元から画面が切り替わらずそのまま竹野内豊の表情が映るところまで引きに入る
つまり竹野内豊が本当に弾いているように見える
竹野内ってこんなにピアノ上手かったんだ?
とは思うものの気になって何度もその場面を再生してみるとカメラが引きに入るものの竹之内の腕が映らない
つまり竹野内の左わき腹辺りから男性ピアニストが手を突き出し弾いていると考えるのが妥当か?
もし本当に竹野内が弾いてたならゴメンなさい
現にキムタクもこのドラマの為にかなりピアノの訓練を積んだらしいから
でもわざわざピアニストが竹野内の背後にへばりついて、
腕を伸ばして弾いている撮影現場を想像したら思わず飲んでいた森永ココアを吹き出してしまったオレ(泣)


そしてついに真二は「本題」に入る
「お兄さん、早速だけど可愛い弟の為に一肌脱いで頂きたい」と切り出す
前回の「わらしべ長者」成金ぶりの果ては宝くじで1000万当選したとのこと
そこで真二とルミ子は2人で店を始めようと意気揚々・威風堂々と物件の手付金を払うことにしたが・・・
その宝くじは番号違いだったようでアテにしていた1000万はなくなったというオチ


そこで真二は瀬名に向って「200万でマケちゃう!」とこれ以上ないあつかましい金策(笑)
この言い方が面白くて爆笑してまた口に含んだ森永ココアを吹き出しちまった(泣)
最近ココア飲みすぎだろオレ・・・


ソッコーで真二の頭をはたく南
そして瀬名は真二の義理の兄の朝倉ではないと告げる
朝倉には結婚式当日逃げられて捨てられちまったこともカミングアウトする南・・・


結局真二とルミ子は翌朝までいたようで、翌日その顛末を友人の倉田(井上豪)と話す瀬名
真二のピアノの腕を認めつつ、結局今はプーだと語る
しかしオレだってプーだと自虐的になるとことんネガティブな瀬名
これがとことんポジティブな南・真二姉弟との対比でもあるんだろう
倉田は「ほら、お目当ての人が来たぜ?」と歩いてくる涼子(松たか子)を指差す


倉田は一流ピアニストのコンサートチケットを差し出す
これで涼子を誘えとプッシュ
その代わり1枚5000円のチケットだが1枚1万円求めるあたりはちゃっかり者?


瀬名は涼子に昨夜電話に出た南を親戚とごまかす
涼子も涼子で昨夜電話した理由を曲名がわからなかったから教えてもらいたかっただけだと言う
この曲だと弾くとそれは音楽家じゃなくても誰もが知ってるサティの「ジムノペディ」
こんなもんがわからないわけがない
つまりそれは嘘で本当はもっと「大切な話」なのか単に好きで声が聞きたかったからなのか・・・


このシーンちょっとわかりにくいんだけどその前に倉田にも電話してると涼子は言う
でもこれも多分嘘
今なら「着信残ってなきゃ嘘ってバレるだろ」と思いがちだけどこの頃ってナンバーディスプレーもない時代
ナンバーディスプレーって確かこの2年後じゃなかったかなNTTが開始したの
とにかくそういう背景もあるが今の時代に見ると「おい倉田。着信は?」とツッコミたくなるシーン


そして必死になって涼子をデートに誘うとことんナイーブな瀬名
もうあからさまなほど好意を抱いていそうな涼子なのに死にそうになりながらやっと誘う有様
前回佐々木教授(森本レオ)に指摘された通りとことんシャイな瀬名
この内向的な性格が瀬名の音楽から表現力を奪っているということなんだろう
でも偉大な音楽家ってみんな内向的な性格だったようだけどどうなんだろうなその辺り・・・


一方南は桃子(稲森いずみ)とパチンコを打つ
リーチがかかっただけで興奮する2人
この頃のパチンコってあーゆーノーマルリーチでも熱くなれた(当たることが多かった)んだろうなぁ
今じゃノーマルリーチなんて寧ろさっさと外れてくれ(絶対当たらないから)と思う時代
時代もパチンコも変わったなと感じる描写


球が切れたから「玉買ってくる」と席を立つ南
今じゃ台の横にお札を突っ込むサンドがあり、
客に席を立たせずどんどん金を飲み込ませようとする悪質な仕様になってる
当時は「玉を買う」という事だったがフロントで何玉か受け取る方式だったのか?
オレが初めて打った2年後はパッキーカードというものがあって、
それを券売機みたいなもの買ってそれを差し込んで打つシステムだったけど・・・
それとは違うのかな?


パッキーカードも1000円から5000円まであって、
オレは2000円ずつパッキーを買うんだけど、
一度万札突っ込んで2000円パッキーだけ抜いてお釣りの8000円を受け取らず、
そのまま台に行き5分後に気がついて戻ったけど当然もう8000円はなく、
切ない思いをした情けない大学時代でした・・・


そんなパチンコの歴史やオレの大学時代の悲劇はともかく、
南は通路で今度こそ本物の朝倉(伊藤芳則)を見かける
「朝倉さん」とやはり「さん」付けで呼びかけて駆け寄ろうとするが、
パチンコ屋のシーンのお約束のように他の客とぶつかって球をぶちまけちまう流れ
謝ったり球拾ったりしてるうちに朝倉はどっか行っちまった・・・


結局あれは南の目の錯覚だったのだろうか
ただ1度でなく2度通路をそれぞれ別方向に歩いていた
そもそもそのパチンコ屋は南が以前朝倉と来た事がある店だったのだ


一方瀬名と涼子はコンサート会場に行くものの、
チケットは前日のチケットだったようで中に入れず
宝くじの組違いだとかチケットの日付が1日違いだとかそーゆーのが多いドラマ(笑)


気を取り直して涼子が一緒に行きたいとこがあると後楽園ゆうえんちに誘う
メリーゴーランドとか乗って幻想的に楽しむ二人
そしてあれ何て言うんだろうフリーフォールの緩やかなやつ(上下に昇降するやつ)に乗る2人
そこで涼子が「男の友達とはこういう所に来れない。なんだかデートみたいで」と言う
瀬名が「え?これデートじゃないの?」と返す
涼子が嬉しそうな顔で「デートなんですか?」と返す
もう涼子が瀬名に惚れてるのは前回以上に明らかな描写
しかしこのいいムードのところで落下に入ってぶち壊し


つーかこれマジで何て言うんだっけ?
モテねーから遊園地でデートした経験が極めて乏しいオレは遊園地のアトラクション名に弱い(泣)
こないだもまたフられたし(号泣)
でもここが後楽園ゆうえんちだということだけは一目でわかった
え?自慢にならない?


南と桃子はいつものラーメン屋に
25過ぎると女は坂道を転がり落ちていくようになるものよと若い桃子に諭す南
この頃ってまだ25才過ぎたらオバサンって言われる時代だったんだよね
今じゃ30過ぎても女の子扱いされる時代だし実際皆外見若いからマジで年上なのかわからない人とか多い
単純に「若い」の許容年齢がこの16年の間に10才は繰り上がった気がする


何となく・・・の体感的なもんだけどね
でも当時の30代って今の40代のような扱いだった感じもするし・・・
そんな時代に31歳でありながら「まだ若いもん」と自信満々に言い切る南の姿が多くの女性ファンの支持を集めたのかもしれないと今回の話見てて思った
ここで「もう若くないから・・・」とネガティブな事言うキャラじゃ女性の心は掴めないだろうなと
今のように30歳過ぎてもグラビアやらビキニ撮影している人がいっぱいいる時代とは違うだけに尚更
そして、奇しくもオレも今その31歳なわけで・・・


そこに瀬名と涼子がやってくる
ここで前回もあった南のズケズケ介入モードが発動
2人にブランコやプールが部屋にある高級ラブホテルの半額チケットを手渡す
そんなラブホテル行ったことないなぁ・・・
行ってみたいけど行く相手ない
こないだまたフられたし(泣)
え?そんなことはどうでもいい?


南は2人を煽る煽る(笑)
今が一番ヤりたい時なんだろ?
あの狭い部屋じゃ燃えないだろ?
・・・・等々完全にオヤジモードになって2人を冷やかす南
でもこれ本人は悪気あってやってるんじゃなくて瀬名を応援してあげようとしてるんだろうけどね・・・


当然ナイーブ(シャイ)カップルな瀬名と涼子は気まずくなる
涼子は店を飛び出しちまった
でもやっぱりこの2人は続かないなと思った
カップルってどっちかが内気でシャイで奥手でナイーブだったら、
もう片方は真逆の性格じゃないと進展しないしそのまま冷めて自然消滅するのがオチ


瀬名は南に「そんなんだから男に捨てられるんだよ」と吐き捨てる
涼子の感情は降ったばかりの誰も踏んでいない新雪でできていると言い、
逆に南はあちこち踏み荒らされた足跡だらけの雪地だと比較する
南は瀬名に「好きなんでしょ?だったらホテル行けばいいじゃない」とあくまで直球勝負
瀬名は「あんた女だろ?」と痛烈に皮肉ってただのラーメン2杯に2000円払って店を出る
店主も釣り渡さずシカト
その辺はドラマだから突っ込むべきじゃないか


南はその夜は当然部屋に戻れるわけもなく桃子の部屋に泊まる
「アタシってやっぱりガサツかな?」と桃子に聞く南
桃ちゃんは「うまく言えないけど・・・アタシ先輩の事好きですよ」と告げる
そして「あ~やっぱりうまく言えないな」と反省する桃ちゃんが可愛い
南は「十分だよそれで」と嬉しそうに寝返りをうつ


翌日も朝から夜まで昨日朝倉を見かけたパチンコ屋に居続ける南
ホモみたいなオーナーが経営する地下のバーの雇われオーナー(実質店長)になった真二も来る
真二にも「誰か探してんの?」と突っ込まれる
閉店しても店の外で朝倉が来るかと待ち続ける南
店のネオンが消え寂しそうな南
それを見かけた瀬名は「アイツ何やってんだ」とつぶやく
なんとなく切ないシーン


部屋に戻った南
瀬名がちょうどピアノを弾いている為入らずにドアの外でビールを飲む
しかし前回も思ったけどもうかなり遠くから瀬名の部屋からのピアノの音が聞こえる状況
防音設備は全くゼロのようで良く騒音問題に発展しないなと思う
あんなに外まで聞こえるんじゃ仮にもプロの瀬名が十分な練習はとてもできないと思うが


南が戻ったことに気づき中に入れる瀬名
南に向って「物事がうまくいかない今は神様がくれた休日だと思うようにしよう」と提案
それは自分自身に対しての言葉でもあった
それに共感する南
これが「ロングバケーション」の由来なんですね


翌朝、瀬名の部屋に朝倉から新しい恋人との結婚ハガキが届く
それに気づきすかさず隠そうとする瀬名だが妙に鋭い南はすぐに「今何隠した?」と気づく
「よこせコラ!」「いやじゃボケェ」的にもみあいになる両者
ついにハガキを引っ張り合って真っ二つに
瀬名は破けた半分をまるでヤギのように食っちまった!!
単なる定食屋のラーメン一杯1000円はまだいい
ドラマだから
でもいくらドラマだからってそこまでするか?
紙喰うか?
しかも自分の恋人でもない相手(この時点では)の為に!!
ちょっとこの行動はとてもオレには理解できなかった(笑)
つーか食わなくてもトイレに流すとかいろいろ手はあるだろう(笑)


しかし残り半分だけでも朝倉からの結婚ハガキだとわかった南
しかも今度は結婚式から逃げずに花嫁と和風の結婚式を挙げている写真付きのハガキだ
それを見て涙を流す南
それを見つめる瀬名
これが今回のタイトル「彼女の涙」の由来ですね
この涙に何かを思う瀬名
今回はここで終り

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個人的にはやっぱり瀬名と涼子の遊園地でのシーンが良かったですね
涼子の「デートなんですか?」と聞き返すところが
あのアトラクションの名前がわからないのが歯がゆいけど
OKwebで質問してみようかな(笑)
松たか子はやっぱりこの頃から演技力抜群ってことですね


それにしてもやっぱりキムタクカッコ良すぎだなぁ
見てて同性のオレでも惚れ惚れするほどのカッコよさ
キムタク人気もマジで納得


以上、ロングバケーション再放送第2話「彼女の涙」のあらすじ(感想ネタバレ含む)でした
この第2話の視聴率は28.3%(当時)でした


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