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ゴーストママ 最終回 感想 [ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜]

『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜』最終話(第9話)「「さよなら私の愛する家族たち…別れの日母の最後のメッセージ…あなたに贈るこの夏一番笑って泣ける“命と家族の物語”感動の完結編!!」2時間スペシャルの感想(あらすじネタバレ含む)です
毎週土曜日のお楽しみ
文字通り「笑いあり涙あり」のドラマもついに今夜最終回でした


毎週、蝶子(仲間由紀恵)が聞こえもしないのに家族の会話に入っていろいろ口挟んだり、
航平(沢村一樹)にヤキモチ妬いたりしているのが面白くて個人的にツボでした。
それでいてやっぱり悲しいシーンも多く、他の幽霊たちが天国に昇るシーンは毎回泣きそうになっちまいました。
いや、正直に言います。
6話と7話は男のくせに泣いちまいました・・・(>_<)
がまんできなかった(>_<)


だからこの最終回も多分泣かされるんだろうなと覚悟を決めて視聴
2時間スペシャルの前半1時間は三船(生瀬勝久)家族の物語りに主眼
三船のこの世の心残りは表向きは愛犬のプードル・メリーちゃんの為ということだったが、
本当は3年前に衝突し家を飛び出し行方不明の息子・浩志(塚本高史)のことが心残りだった。


その浩志の消息がついにわかるのである
浩志は失踪後もいろいろ失敗し転々としていたが、
山梨でブドウ栽培の仕事で独り立ちし、
現地で結婚し子供(三船の孫)まで誕生していた


浩志の妻が浩志に内緒で匿名で住所と農園の名前だけ記し、
三船の実家に送ったぶどうがそのきっかけとなった
彼女は浩志に父親と仲直りしてほしかったのである


蝶子はとんぼ(君野夢真)に山梨まで行ってもらい確認する事を提案するが、
幼いとんぼ1人で山梨まで行けるわけもなく一度は断念


しかしある日買い物中の葵(志田未来)ととんぼが工事現場の落下物の下敷きになりそうな所、
蝶子がそれを防いで助ける
かなり重そうな鉄製の看板のようなものを両腕で止める蝶子
7話で高倉(塚地武雅/ドランクドラゴン)の自転車を止めた時といい、
幽霊になると腕力が増すのだろうか?
そもそも防いだ蝶子の体の方が怪我しかねないけど、
幽霊は怪我もなにもない無敵の肉体だから大丈夫だったのかな?


とにかくこれで落下してきた看板が宙に浮いている「超常現象」を目の当たりにし、
とんぼが「お母さんが助けてくれたんだよ」と言う事で葵も蝶子が幽霊として存在する事を認識するのである
葵は高倉が幽霊になって側にいることも知り、
高倉の為にとんぼを連れて山梨まで行くことになる


その途中で高倉の姿が透けて見え始める蝶子
高倉が天国に戻る時が近づいているのである
ぶどう農園で息子の浩志が額に汗して仕事をし、
家族まで築いている事を知り安心した高倉。
孫の光は幽霊の高倉が見えているよう。
孫の顔も見て息子が本当は父の事をずっと思っていたことを知り、
この世への未練もなくなった高倉。


ついに高倉が昇天する時がやってきた
葵、とんぼ、蝶子にそれぞれ挨拶し、
笑顔で手を振りながらさわやかに昇天する高倉
これまでの幽霊達の悲しげな昇天シーンと比べると、
やっぱり高倉・・・と言うより演じる生瀬勝久らしい明るい昇天シーンでもあったが、
それが逆にグッとくるものもあり・・・



とんぼは先週のラストで自分が成長すると蝶子が安心して天国へ行ってしまうことを知り、
頑張ることをやめてしまっていたが、
高倉の別れ際に「頑張ることをやめて長く一緒にいてもお母さんは喜ばないぞ」と言った言葉を機に、
今まで以上に何でも頑張り成長した姿を見せる


そんなとんぼに安心した蝶子は自分の肉体が透け始めたことに気づく
自分に残された時間はもう少ないんだと知る
これは不治の病に侵され余命あとわずかの状態とほとんど変わらないだけにとても悲しいシーンであった


蝶子はこれまでお世話になった所全てを訪れる
警察署、高倉のいる派出所、長谷川(真田佑馬/ジャニーズJr.)達の遊び場、商店街に学校・・・
行く先々でお別れと「これからもよろしく」を告げる蝶子
相手には聞こえていないけどいかにも蝶子らしい行動である


そうしているうちに蝶子の誕生日がやってくる
とんぼと葵は蝶子への誕生日プレゼントを航平に蝶子の存在を教えてあげる事にしたのである
蝶子の誕生日パーティーをセッティングし、その場で航平に蝶子の事を伝えるとんぼと葵
航平は信じようとしないが、バースデーケーキのキャンドルの火を幽霊の蝶子が吹き消したことでようやく認識
ついに蝶子は愛する家族全員に認識される事になった


そしてとんぼの運動会の日
とんぼは蝶子を安心させようと徒競走で1等になるよう張り切る
そしてスタートし途中まではボルトのように先頭をバク進するとんぼ
しかし壮絶に転倒してしまう
かなり派手に転んでしまい怪我をしてしまったとんぼ


心配になり駆けつける蝶子や担任の吉沢(芹那)達を制するとんぼ
「僕がしっかりしなきゃ、お母さんが安心して天国に行けないんだ」と今回最も泣かせるセリフ
そして足を引きずりながらゴールまで進むとんぼ
ゴールしたとんぼに感動の拍手の嵐
息子の成長に感動する蝶子


家に戻り家族で話しているとついに蝶子の姿が透け始めているのをとんぼも気づくことになる
「もうお母さんには時間がない。お母さんが天国に行っちゃう」と航平・葵に告げるとんぼ
航平は蝶子と初めて出会った場所へ3人を連れて行く
そこで蝶子に「とんぼを産んでくれてありがとう」とお礼を言う
蝶子は航平に会えて、葵ととんぼの母親になれて幸せだったと返す


葵に別れの言葉を告げ、とんぼにも別れを告げる蝶子
ここでついに蝶子は今まで一度もできなかったとんぼを抱きしめる事に成功する
涙の抱擁の最中に天国からのお迎えの光が蝶子の体に降り注ぐ
するとついに航平と葵にも蝶子の姿が目視できたのである
そしてついに天国へ昇天してしまった蝶子・・・



ここでAqua Timezの「つぼみ」が流れエンディングへ
浩志と妻が上原写真館で結婚写真を撮影し、
三船の家に行き遺影に手を合わせる


蝶子との思い出を胸に新しい生活に励む航平・葵・とんぼの姿が描かれる
結局長谷川は葵に告白せず終い
高倉も吉沢に告白せず終い
元のまんまの生活でもある


最後はとんぼが小高い丘の上から空を眺める
蝶子の声を聞いたような気がしてそのまま元気に駆けていくとんぼの姿で終りです

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泣いちゃうかなぁ~と思いながら見た最終回でしたが思ったほどでもなく、
6話や7話のほうが泣けましたね
天国に行ってからどうなったのかまで見たかった気もするけど(笑)


幽霊でいる期間もなんだかんだで蝶子や三船は短かった方ですよね
7話の進藤由佳(高梨臨)などは蝶子がいなければ永遠に幽霊として現世を彷徨い続けていたかもしれない
言ってみれば成仏できずに永遠に現世に留まり続けるわけだからとても辛いことだったかもしれない
現に彼女は30年以上既に現世に彷徨い続けていたわけで
思えば過去の幽霊たちは皆蝶子がいなければずっと現世に残り続けていた可能性のある幽霊ばかり
もしかすると現世にだって成仏できないで留まり続けている幽霊がいるかもしれないですよね
そう考えると成仏(昇天)させてあげた蝶子の行動は立派です


地獄行きになった人間は幽霊として現世に残ることもないんでしょうか
幽霊になったのは皆天国行きが決まった清い心の持ち主ばかりでしたね



出だしは視聴率15.2%と今クールNO1の数字でスタートしたこのドラマ
しかし後半はほとんど9%台と低迷してしまいました
ちょっと話が雑だったり終わり方が唐突すぎる部分が目立ったなという印象です
特に8話で北島家の人間たちはなぜ幽霊が見えるのかをスルーしたまま終ってしまったのはマイナスでした


続編はこの数字ではないでしょうが、
登場人物たちの状態は続編を作る余地はいくらでもありそうですね
でも今更蝶子がまた現世に戻ってくるのも不自然だし、
やっぱりこのドラマはこれでおしまいでしょうね


子役の君野夢真君は他にもたくさんいるけど「天才子役」の一人なんでしょうね
大河ドラマ「平清盛」で源頼朝の幼少期も演じていました
あとは昨年の正月に放送された「味いちもんめ」のスペシャル版にも出てましたね
これから鈴木福君のようにブレイクしていくのかな?


以上、『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜』最終話(第9話)「「さよなら私の愛する家族たち…別れの日母の最後のメッセージ…あなたに贈るこの夏一番笑って泣ける“命と家族の物語”感動の完結編!!」2時間スペシャルの感想(あらすじネタバレ含む)でした


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